7話 奈緒の過去
6話 命令 の内容を結構変更しました!
え?うん。それだけ。
「おーーい」
「だいじょーーぶぅーー?」
「おっ!」
凛が目を覚ますとさくらと紗枝がいた
「なにこれ。」
「うそ!?」
「こんな傷で目を覚ますの!?」
「やっほー」
「まじで。なにこれ。。」
「あっ私 小林 紗枝です!よろしくです!」
「あっよろしく」
「あれあいつは?」
「あいつは...」
「帰りました。」
「奈緒ちゃんは元々こんな性格なので...」
「優しくしてあげてください...」
「そ、その神崎ってさ昔どんな人だったの?」
「昔の奈緒ちゃんはすごく明るくて優しかったですよ!もうとにかくっ!」
「と、とりあえずそのかたくるしいからふ、普通に...」
「あっごめんなさいっ!」
「あの子は...」
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奈緒の過去。
ある日の放課後
「もうやめてくれ!」
「もうお前なんかと過ごしたくもねぇ!」
(ーーくんが... 離れる...ほかの女と...)
「いや。」
「はぁ?」
「ねぇそしたら私屋上から飛び降りて死ぬから」
「それでもいいの?ねぇねぇ」
「分かった。」
「俺が飛び降りる」
「何言ってるの!?」
「そんなこと...させないっ!」
「もういやなんだよ!!!」
「毎日毎日べたべたべたべたくっついてきやがって!!」
「ーーくんのためーとかさぁー!」
「ほんとしんどかったわ!!」
「それももう我慢の限界まで来て俺が別れ話をすると私死んじゃうよとか脅してきやがって!」
そして奈緒を押し倒し男は教室を出ていった
男は階段をかけ上がり屋上にたどり着くと
「待ってよ!」
奈緒も屋上に来ていた
「まじでなんなんだよ」
「ーーくんが飛び降りるなら私も!」
「もういい加減にしてくれ!!」
彼は飛び降りようとした
「飛び降りるなら私も...」
「おい!なにやっているんだ!」
先生が屋上に来た
「じゃあな」
「まって!!」
「おい!やめろ!」
先生は奈緒をおさえた
「いやぁぁぁぁぁぁぁーーー!」
「...」
その日から生徒は屋上に行けないように鍵がかかるようになった。
そしてその三日後
「...もしかして。」
奈緒は嫌な予感がして
お母様の元へ
「お母様。」
「なに?」
「もしかしてお母様が...」
「なんのことかしら」
「...それじゃあはっきり申します」
「あなたが操ったんですよね。」
「命令に従わなかった罰よ」
「当たり前でしょう?」
「命令を無視したあなたが悪いの!!」
「だからこれからはちゃんと命令にしたがいなさい」
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「奈緒ちゃんはあの頃大親友がいたんです。」
「名前は羽田 春香
2人はいっつも一緒にいて一緒に過ごしていたの」
「あの日までは...」