3話 生徒会長
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「でもうちの学校の生徒会長だけは気をつけた方がいいよ……」
「名前は」
「天羽 飛鳥
1年なのに生徒会長になり学校を変えた男
いまでは逆らえる者がいないわ。」
「一体何者なの…!?」
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この学校に来て少し分かったことがある
それは
A組、B組、C組、D組の4クラス。
A組は優等生が溢れているような感じだけど
B組は……なんなんだ?
C組はこの学校で問題がおきた生徒がくる
D組は 顔。
(美女と美男があつまっている)
(=天国)
「っておいー!」
入学式から3日たった休み時間
「はぁーー」
「授業つっかれたぁー」
「おいお前」
「ん?」
「聞いてんのか?お前だよ!」
「ふざけてんじゃねぇ!」
(こわい…本当にまじでめちゃ怖い……)
「あーあまたやってるよ」
「ほんとそれ」
「あいつまじ論外なんだけど」
「うぅ助けて・・・」
「でもさぁーあいつの方がうざくない?」
「あーあの・・・たしか紗枝ってやつだったか?www一体あいつはなにやらかしたのやらw」
「さえ?なんか聞いた事あるな...」
「お前マジゴミ以下なんだよぉwwwさっさと消えろよwこのB組の生徒がwww」
「・・・ぐすっ」
「早く学校やめちまえばいいのによぉーw」
「お、おいあいつだ・・・に、逃げよう」
「そ、そうね」
「あの・・・その・・・」
誰かの足音が聞こえる。
「お、お前は…!」
「生徒会長…!!」
「そうだが...」
「こんなところで何をしている」
「な、なんもしてねぇし」
「ほう...なにもしてないか。」
「じゃあお前にはこれをやる。」
「中身をじっくり見るがいい。」
その男はゆっくりと階段をあがっていった
「生徒...会長」
いじめていた男が封筒を開く。
そして震えながらプリントを開いた。
すると...
「あ...あぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」
その男は泣き叫んでいた
「あいつが…生徒会長…!!」
「こ、こわすぎだろーーー!!!」
「と、とりあえず教室に戻ろう...」
「どこ行ってたのー!?」
「ご、ごめん!さくら!」
「ち、ちょっと遊んでたぁんだぁwww」
「そうか嘘だな本当は何をしていた!全て話すんだ!!」
「い、いうかぁぁぁーー」
放課後
「き、今日も平和だったなーー」
「へ、へーー」
(生徒会長まじ怖すぎだっつーの!!)
「そう言えばあの子大丈夫かな...?」
「あの子って誰よ!まさか...かの..」
「全然ちげーし!!!」
「で...」
「あの噂ってまじ...なんだな」
「そうよ...」
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「でもね実は変な噂があるの」
「B組は落ちこぼれの集団だって...」
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「俺たちが落ちこぼれなのも分かる気がする」
「そうだ。お前たちは」
「誰?」
「いや。B組は落ちこぼれでないと困る。」
「お前は...!」
「紹介が遅れたな」
「俺は2年A組 天羽 飛鳥
生徒会長だ。」
「生徒会長...!!」
「凛知ってるの!?」
「あ、あぁ。」
「残念だが俺が話したいのは」
「赤月凛。お前だ。」
「お、俺...ですか?」
「そうだ。」
「私は...?」
「さっさと帰れ」
「そんな...!」
「私凛といっ...」
「俺に命令などするなよ?」
「命令したらどうなるか...」
「わ、分かりました...」
そして生徒会長と凛だけになった
「俺になんの用ですか...?」
「あの時見てただろ?」
「あっ...」
「別に退学などさせない」
「手紙を送ったのは全て俺だからな」
「あなたが手紙を?」
「あぁそうだ」
「この学校は落ちこぼれと優等生で成り立っている」
「あいつらみたいになりたくない」
「C組に行きたくない」
「勉強しなきゃ」
「などと普通の奴らはそう思う」
「でもC組に入ったやつは」
「あいつらに復讐してやる」
「とか」
「まじおか...」
「お前が生徒会長か」
「誰だ?」
「1年B組青木大翔」
「お前に宣戦布告しにきた」
宣戦布告だってー(棒)
次回がこわいねー(棒)