1話 運命
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どうしてこんな事になってしまったんだろう
このお話は
とある1人の高校生になれない男の物語だ。
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春。
みんなはどんなイメージがあるだろうか。
卒業。
入学。
そして進学。
新しく平穏な学生生活が始まるそんな時期。
そうなるはずなのに...
絶対そうならないといけないのに...
「今日は合格発表の日っ!」
彼は手紙を持ち
手をガタガタ震えさせながら開いた。
こいつは赤月凛。(あかつき りん)
ただ高校行きたいだけなのに
普通に頭がいいのに
どんなバカ高校行っても
落ちる。
「不合格だぁぁぁぁぁぁー」
しかしそこにもう1つ手紙が置いてあった
「ん?もう1つ手紙...?」
彼はなんとなく
手紙を開いた。。
あなたはどうせ高校行けないのでここに来てください
東ヶ丘高等学校より
「は!?」
そう。
ここは優等生が集まる
東ヶ丘高等学校。
そう...名門校なのだ。
というか世界一だ。
一体どんなことが......
「ってそうじゃなくて!」
「やばいから!!」
「まじでやばいから!!!」
「だって名門...」
とゆーわけで彼は...
制服を買いに出かけた
「おぉぉぉぉー!!」
「あ、あの...」
「あれもこれもかっけぇぇぇー!!」
「...」
結局買えなかった。
次の日
「そういえばみんな高校生になれたのかなぁー」
「...はぁ」
ピンポーン
「え?」
「お届けものでーす」
突然のお届け物はなんと...
なんとぉ?
「制服だァァァァー!!!」
制服が届いた。。
そして時は過ぎ...
入学式の日
「いよいよきたか...!」
「結局制服が届くとは...」
「おーーい!」
★春風さくら
凛と幼なじみの関係
お互いに助け合う奴である。
「おー!ってなんでさくらがいるの!?」
「それはこっちのセリフだけど」
「実はうち手紙で招待されたんだ」
どんどん階段をあがっていき
1年B組の教室へ行こうとしていた
「でもね実は変な噂があるの」
「なんだよ噂って」
「それはね...」
「B組は落ちこぼれの集団だって...」