封神演義 2 〜子牙〜
とはいえ、本作、2に限って言えばオリジナルな部分がかなりあります。前作が従来の封神演義のストーリーをベースにしているのに対し、本作はその続編に当たります。つまり、封神演義の後日談といったところでしょうか。
実際にそんな後日談があるのかどうかはよく知りませんが、本当に封神演義の外伝的続編だと言われれば信じてしまいそうな完成度なのです。脚本の手腕でしょう。
ストーリーは前作、というか、封神演義で描かれた仙界戦争、そして殷の滅亡、周王朝の樹立。これの数年後に起きた事件、といったウラ歴史物。あくまで封神演義が正伝であるという前提の上でですが。例えるなら機動戦士ガンダムにおける0080、ポケットの中の戦争。0083、スターダスト・メモリー。第08MS小隊といったスピンオフ作品的位置付けとでも言いましょうか。ううむ。この例え、必要なかったかな? ただ単にやってみたかっただけです。すみません。
というか、前作で封神演義の物語が完結しちゃったので、そうせざるを得なかったのでしょう。それでも、面白ければ無問題です。
そういうわけで本作の主人公は太公望ではなく、子牙という、架空の天然道士。そのシガがある事件に巻き込まれ、仙人と妖怪の戦いに身を投じてゆきます。
ちなみに太公望はそもそも姜子牙という名前だったので、この主人公の子牙と何か関係あるのかな? と、プレイヤーに思わせておいてからの全くの赤の他人で、特に血縁とかではなさそうです。それでも作品の主人公らしく、崑崙四天王に比肩する能力を持ってます。すべての宝貝を使いこなせるうえ武力も高い。ま、主人公ですから。それだけでもなく、一緒に戦う仙人の能力を増幅させる特殊能力を持っており、仲間の要望を叶えることによって必殺技が使えます。これが本作のバトルシステムのひとつのウリとも言えます。
そしてその主人公に対抗する敵がかつて聞仲の配下だった妖怪仙人部隊。仙界戦争の生き残りなので数こそ少ないものの、皆、一騎当千の戦闘力を有してます。そして彼らの目的がなんと死んだ聞仲の復活。そして殷の紂王の落し胤、受王なる少年を戴き、周王朝を打倒するというクーデター計画だったのです。




