天地を喰らう 〜泣いて社稷を斬る〜
仲間のシステムも独特。敵の武将を配下にでき、それこそ百人くらい配下にできるのですが、なんとレベルアップしないのです。
普通にレベルアップするのはいわゆる蜀の五虎将、これに劉備、孔明、姜維が加わる感じ。
そういえば2のときに本作のレベルシステムの説明を忘れてたのでここで補足しときます。本作のレベルの概念は軍団単位。つまり、キャラが個別にレベルアップするわけじゃなくて、全員がレベルを共有します。なので、戦闘に参加しないメンバーもレベルが上がるわけです。これは2も本作も同じです。でも、2は役立たずでもレベルはきちんとアップします。しかし本作ではそれがないわけです。その合理的な理由もなんとなく分かります。
本作でキャラの能力は固定です。武力、知力、素早さは基本、アップしません。ではレベルが上がると何が上がるのか。それは体力に相当する兵士数の上限です。これは体力のみならず、キャラの攻撃力にも補正がかかるので、兵士数が少ない武将は、いくら武力が高くても攻撃力が低いのです。もちろん、敵の攻撃を受ければ兵士数が減り、回復せずにゼロになれば戦闘不能になります。これも体力と同じです。
つまり、レベルアップしないということは、体力が低いまま。武力がどんなに高い武将を配下にしても、シナリオが進めばいずれ役立たずになってしまうのです。
しかも中盤辺りからこの兵士数がインフレ気味でバランスも悪くなってます。顔良、文醜などは武力が200以上もある猛将ですが、序盤の登場なので兵士数が1000くらいしかありません。これでシナリオが進むとザコ兵でも兵士数5000、終盤には50000が普通になるのでもう太刀打ちできません。結果、配下にしても使うことがなくなるわけです。
で、合理的な理由ってのが、蜀の五虎将が揃えばもうメンバーチェンジの必要はほぼなくなります。揃うまでは軍の編成であれこれ試して楽しんだりできるわけです。しかもレベルアップしないため、どんどんメンバーチェンジする必要があるので、配下にした武将を活用できるわけです。それならもういっそ、レベル固定して無駄にメモリを食わないようにした方がいい、との判断だったのでしょう。理解できなくもありません。
でも、これは魏延、龐統といった、三国志トップクラスの武将についても同じことです。彼らが控えにしかならないのは、なんか納得いきません。




