天地を喰らう2 諸葛孔明伝 〜キャラを食らう〜
張飛が武力255で呂布と並んで最強なのです。関羽は245で次点。同じ値で趙雲、馬超、魏延が並び、黄忠がちょっと後れて235。それでも、そうそうたる面子です。
でも関羽は知力が185もあって軍師にもなれます。趙雲は200もあるので策略係になります。黄忠もそこそこ高く170くらいはあるので使えます。逆に張飛、魏延は70とか80程度なので完全な肉体労働派。ここらへんはSLG三國志と大差ないです。終盤に加わる姜維は武力、知力、共に240くらいあって頼りになります。しかも兵士数も多いという反則ぶり。張飛の息子、張苞も武力245。関興も235だったかな? その弟(関羽の三男)関索は250もあります。
知力で言えば龐統が245で孔明に一歩譲るけど、武力が150もあるので前衛にも使えるのです。馬良も240くらいだけど武力が40くらいなので軍師としてしか使えません。孔明にしても100程度なので腕力はアテにならないのです。
これらのステータスを見ているだけでも楽しい。張飛が最強ってのはある意味、原典準拠なんです。関羽が曹操に降った際、張飛を「儂など及びもつかぬ」と褒めちぎってるほどですから。他にも魅力的な武将は沢山いるのですが、作品の特性上、あまり出番がないのは残念です。黄忠、厳顔の老将コンビとか活躍させたかったし、馬岱も隠れたレギュラーです。龐統は途中で脱落するので、その分、策略とかは反則級の強さにしてもよかったんじゃないかなー、とも思いますが、いかがなもんでしょ。
これらのキャラが本宮氏描くカッコいいキャラなので感情移入もできるってもんです。趙雲は二枚目、姜維は美形。張苞がサラリーマン金太郎っぽいイケメンなのが意外。まあ、描いてる人同じだし。関羽はちょっと独特だけど、こちらも味があります。魏延なんかもナイスミドルに描かれててカッコいい! 原典の不遇な扱いは本作にはなく、最終戦まで活躍してくれます。敵キャラ、曹操、司馬懿、呂布、張遼などもかっこ良く描かれてます。ただ、その他大勢の武将なんかは顔の一部をいじった使い回しキャラですが(笑)。
残念なのが夏侯覇。この人にも終盤味方になって欲しかったけど、本作ではよくいる敵の一人に過ぎません。能力も低くなく、見た目も悪くないのに、それだけが心残りでなりません。
それと難点は、主力メンバーが決まれば他の人材を使う必要性がほぼないってこと。前述したように厳顔なんかはぜひ黄忠とコンビを組ませたいですし、蜀の降将らも使ってみたくても、ほとんど活躍の場がありません。他に優秀な将でメンバー枠が埋まってしまうので、出番がほとんどないのです。控えメンバーで戦うイベントなんかもあれば、とも思いました。
この部分は後にコナミの名作、幻想水滸伝シリーズで結実することになります。幻水の制作スタッフも本作をプレイしてる可能性は大いにあると筆者は睨んでます。




