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日本円でダンジョン運営  作者: sterl
一章 獣神王の迷宮
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混沌の住まう階層

 私はコアルームに戻った後、異常が無いのを確認しすぐに99階層に向かった。


 この階層は、大ボスの中で唯一部屋が変えられていない。部屋の中心に黒い靄、カオスゴッドが渦巻いているだけだ。一応マルムルーナにカオスゴッドは気を付けろって言われてるから、危険が無いように見えても警戒はしておこう。


「カオスゴッドですか?」


 ……。

 渦巻く靄に話しかけてみたが、反応が無い。


「あのー、聞こえてます?」


 返事がない。これは知性が無いタイプか?

 このまま話しかけても意味が無さそうだし、これはもう帰っても大丈夫そうだな。


「ジョセフィーヌ、帰ろうか」


「グルルル」


「ジョセフィーヌ?」


 ジョセフィーヌが渦巻く靄を異常なまでに威嚇している。


「どうしたんだ?」


「グルルル、ワンッ」


 早く帰ろうと促してくる。ジョセフィーヌもそう言っていることだし、帰ろう。そう思った時だった。


『君は何故生きているんだい?』

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