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日本円でダンジョン運営  作者: sterl
一章 獣神王の迷宮
55/145

遠くの山へ

「お、これとか美味しそうだな。ジョセフィーヌ、食べるか?」


「ワンッ」


 手を伸ばし、木に成る赤いリンゴのような実を2つもぎ取る。

 片方をジョセフィーヌに渡し、自分用に取っておいたリンゴのような実に齧り付く。味は桃のようで、食感は柿のようだ。ひねりはあるが、普通に美味しい。

 ちなみに、食べる必要がないからといって食べられない訳じゃない。美味しい物を好きなだけ食べられるのだ。便利な体になったものだ。


「ワオンッ」


「そうか美味しいか、それは良かった」


 どうやらジョセフィーヌの口にも合ったらしい。


「他にも食べたい実はあるか?取ってくるよ」


「ウー、ワフ」


「そんなに私を気遣わなくてもいいんだぞ?」


「ワフワフ」


「そこまで言うなら仕方ないか。それじゃあ、先に行こうか」


「ワンッ!」


 ジョセフィーヌはタナトスオレイノスを目指しているようだが、まだまだ遠い。これは今日中に行けるか?それぞれの階層の入口と1度行った場所にしか行けないのがかなり厳しい制限だな。

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