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日本円でダンジョン運営  作者: sterl
一章 獣神王の迷宮
35/145

なにこの冥土

 アドゥルに案内されて向かった先は別館だった。どうやら、本館と別館、そして離れの3棟からこの洋館ができているそうだ。本当にどこのホラーゲームだよ。

 本館に隠された地下通路を通り別館に入ると、先程の冥土が出迎えた。冥土め、この恨みを忘れた訳じゃないからな。


「冥土、ダンジョンマスター様に謝りなさい。あなたが何も言わなかったせいでダンジョンマスター様が暴虐に襲われたのですよ」


 そうだぞ、アドゥルの言う通りだぞ。暴虐も暴虐だが、アドゥル曰く知性が欠けているそうだから仕方ない。冥土が何も言わなかったから殺されかけたんだぞ。


「すみませんでした、以後気を付けます。……チッ」


「では行きますか。と、その前に、ダンジョンマスター様に我の最高戦力を紹介しておきましょう」


「あ、はい」


 え、今冥土舌打ちしたよね?こんなにあからさまなのにアドゥルには聞こえなかったのか?


「少し皆を呼びますので、少々お待ち下さい」


 あ、今冥土か笑ったよな?無表情だけどわかりやすく笑ったよな?くそう、全く謝られた感じがしない。

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