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俺の親知らずを抜いていけ  作者: ぱじゃまくんくん夫
アジタートの章
22/58

07:来間山のワイルドキャット

 荒砂山がウィアードに襲われた同時刻に、森姫山と来間山も襲撃の憂き目に合っていたという川島大佐の発言は事実であり、森姫山21期生37名すべての将来がここに断たれたのも間違いない。


 23期生のいる来間山。


 1人の天才少女が38名を救った。


(ウィアードじゃんっ!)


 猛獣の集団を視認したとき、彼女は嬉々として立ち上がっている。


 23期生の中にもやはり聴覚トランセンデンスの学生がいて最初に気づいた。ブラックスクロファ9体、ファルモス8体が、塀を次から次に飛び越えてき、広大な教練場にバネのようにしなやかに駆け込んできていた。


「退避しろっ!」


 主任教官の声に23期生たちは身を震わせながら押し合いへし合いつつ教室から廊下へ飛び出ていく。


 が、最初はぽかんとし、そして目許をぱちりと開かせた天才少女は、薄べらな唇から八重歯をいたずらにこぼした。


 彼女は主任教官の指示を無視する。


 身長148cm体重40kg。


 小さな体躯を瞬発力でゴム毬のように弾ませ、教室のうしろのロッカーの前に飛んでいく。


 と、ちょうど自身のロッカーの前には逃げ遅れた男子学生がおり、


「邪魔あっ!」


 彼女は金切り声を上げながら21.5cmの鉄板入りブーツで彼の背中を蹴り飛ばす。廊下に吹っ飛ばす。


「にっひっひ」


 と、喉を鳴らしながら、毛先の丸まったボブヘアの髪を耳の裏にかきこみつつ、ロッカーの扉を開ける。


 小銃を取り出してきた。飽きてしまった玩具のように放り捨てる。


 バックパックを引っ張り出してきた。中から取り出してきたのは、けばけばしいほどに黄色い革のグローブと、刃渡り15cmの刃物が3本備え付けられた改造メリケンサック。


「クルミン!」


 と、23期生の友人が、一向に逃げようとしない彼女に対して廊下から声を飛ばしてきたが、グローブに指を通していく彼女の瞳は狩猟の好奇心キュリオシティーにまるまると縁取られている。


 両手に改造メリケンサックを装着した。メリケンサックを握りこむと、指と指の間に刃物が飛び出す。人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指のあいだから、凶器がそれぞれ怪しい輝きを放つ格好だった。


 無論、教練でも使わないこのメリケンサックは市販品ではない。「SGだから」という理由のみで溶接工に取り入り、作らせた。


 こんなものを作らせ、持ち歩いている変質者の名は近田久留美。


 近田洋瑛の年子の妹だ。


 夜目トランセンデンスの役立たずとみなされていた兄とは違い、瞬発力と動体視力のデュアルトランセンデンスだが、しかし、やることが若干ながら洋瑛に似ている。


 メリケンサックを作ろうと思ったきっかけも、中学生のころに「クルミンって猫みたいだね」と友人に言われたためであり、また、兄の洋瑛がにやにやと笑いながらエアガンを改造していたのを、背後からじっと見ていたのだった。


 彼女もまた、洋瑛と同じく動物をなぶり殺すのを趣味としていた。生命の支配者であろうとした洋瑛と違うのは、ただ単に兄の真似をし、そして兄の狩猟を上回りたいだけだった。


(SGになるまではウィアードに試すことなんてないと思っていたけど――)


 使いたくてたまらなかった。


 彼女は瞳を輝かせたまま振り返る。ウィアードの集団は教練場の半分を駆け抜けてきたところであった。


「やめろっ近田っ!」


 教官の声も無視して、久留美は窓ガラスを蹴り破った。教室の外へと降り立った。両拳のメリケンサックの刃物をかちゃかちゃと鳴り合わせ、駆け込んでくるブラックスクロファを貪婪な笑みで見定める。


 駆け出した。


 太腿の付け根から足の指先にまで神経を行き渡らせると、ファルモスを乗せたブラックスクロファまでの距離は10m弱、飛び込んでいく。


 転瞬。抜き出て早かった先頭のブラックスクロファの顎をブーツの爪先で蹴り上げる。ブラックスクロファの巨体は打ち上がった花火の玉のようにして高々と青空の虚空を舞った。


 それをよそに、彼女の虹彩はブラックスクロファの背中から落ちていったファルモスの動きを捉えている。背中から落ちていこうとしているサルの化け物のその顔つきから両手両足の無防備さまで、久留美は瞬時に把握している。


 ファルモスの顔面をメリケンサックの刃物で引っ掻いた。首元に刺し込まなかったのは、いたぶるためである。


「ニャーっ!」


 奇声を上げて笑い立てた。次の獲物に照準を定める。飛び込んでいって、回し蹴りでブラックスクロファを叩き飛ばし、さらに飛び跳ねると、別のファルモスへと飛び込みざま、メリケンサックの刃物をその目玉に突き刺す。



 ブラックスクロファの集団は足をゆるめた。ファルモスは次々におりてきた。荒砂山を襲撃したウィアードがアタッカー3人を取り囲んでいったように、これらのウィアードも戦法を切り替えた。


 が。


 近田久留美の戦闘能力は、荒砂山の3人のアタッカーの比ではなかった。瞬発力に加えて、動体視力の超越能力も有しているデュアルトランセンデンスであるのもさることながら、「狩猟」にかけては、兄の洋瑛に負けじと動物たちを追い立ててきた、ある種の英才教育でもって、獲物の呼吸、獲物の機微を肌感覚で知り尽くしていた。


 ブラックスクロファがいくら取り囲もうとしても、彼女は化け物の思惑をひらひらとかわしながら八つ裂きにし、ファルモスが背後に回ってこようとも、頭上に跳躍して、体操選手のようにくるくると回りながらファルモスのさらに背後に着地し、玩具とも思えない鋭利な刃物で首を掻き取ってしまうのだった。


 この様子を教室から眺めていた同期生、主任教官、異変に気づいて駆けつけてきた教官たちは、手も足も出せずに傍観するのみだった。口を開けて見とれるばかりだった。近田久留美の能力の高さは勝手知ったるところではあったが、血を見て肉を見、そのつどさらに躍動していく彼女の猟奇性に、寒気さえ覚えた。


 さらに、ブラックスクロファは、ワウッ! と、珍しく吠えた。前脚を突っ張らせ、腰が引けていた。獣たちは、このニンゲンのバケモノにかなわないとみなし、弱い犬ほどよく吠えるならぬ、威嚇するしかなかった。


「うっしっし」


 メリケンサックの刃物を掻き鳴らしながら久留美はブラックスクロファにじりじりと歩み寄っていく。すでに久留美の周りは血みどろの死骸ばかりになっている。ブラックスクロファは吠える。尻尾を垂直に下げたまま後ずさりする。


 とうとうブラックスクロファは逃げ出した。


「これが逃がさないんだナっ!」


 はしゃぎながら縦横無尽にブラックスクロファを追いかけまわした。刃物で引っ掻いて転ばせてもとどめは刺さずにまた逃し、また引っ掻いてはまた逃す。ブラックスクロファが逆上して飛びかかってきようものなら回し蹴りを叩き込む。そしてまた引っ掻く。


 ただ、久留美は残忍な遊戯に夢中になるあまり、別の場所から別のウィアードが教室に忍び寄っていることに気づかないでいた。


 教室のほうから小銃掃射の轟音が聞こえてきて、久留美はようやく振り返る。同期生たちは再び廊下へと逃げ出しており、小銃を掃射しているのは教官たちだった。その銃弾は、久留美から見たとき、教室内の二足歩行の巨大な黒い物体に集中されていた。


「なんなんだこいつはっ! こんなウィアード、見たこともないぞっ!」


「駄目だっ! 天進橋に応援を要請しろっ! 学生たちは早く逃すんだ!」


 新種のウィアードだった。教官たちはこれがウィアードではないことを存じていないが、とりあえずは見たこともないウィアードであった。


 背高は3m近くある。久留美から見たその背中はクマのようであった。銃弾を正面から浴びせ続けている教官たちからはゴリラのようであった。


 その化け物に対し、教官たちが掃射する銃弾は当たれど炸裂すれど、化け物の動きを止め置くだけで貫かないのであった。効果がない。とある教官は弾が切れると小銃を打ち捨て、格闘に持ち込んだ。だが、拳をめり込ませてもまったくびくともせず、逆に化け物が振り抜いた腕の驚異的な破壊力で吹っ飛び、教室の黒板に叩きつけられてしまう。


 久留美は瀕死のブラックスクロファをさっさと仕留めると、化け物と教官たちの戦闘の様子を眺めながら、


(あの様子じゃ、私の爪でも駄目っぽいかな)


 血の滴るメリケンサックを外していく。


 と。教練場から姿を消した。


 近田久留美という頼みの綱が逃げたのだと教官たちは思い込み、侵入してきたゴリラとクマの化け物に銃弾を浴びせつつも、殴られて瀕死の教官を救出し、後方へと退いていく。


「どうするんだっ!」


「とにかく天進橋から応援が来るまで逃げ回るしかないっ! こいつは動きだけは鈍い! 逃げ回れる!」


 そこへ。


 何かを担いでいる久留美の姿が教官たちの目に飛び込んできた。教練場のそこに片膝をついて構えているのは、ロケット擲弾発射器だった。


「な、何をやってんのっ、あの子っ!」


「あ、あいつっ! 扱い方を知らないはずだぞっ!」


「早く逃げろっ! あのバカなら本気で撃ってくるぞっ! 逃げるんだっ! 早くっ!」


 教官たちはあわてて廊下へと逃げ込み、廊下のガラスをぶち破ってまで外に飛び込んでいく。


(お兄ちゃんの本に使い方が書いてあったし)


 教官たちが大慌てで逃げていったのを確認した久留美は、猫目を嬉々として輝かせながら、


「ファイヤァーッ!」


 引き金を引いた。


 発射された弾頭は化け物だけが残された教室へと一直線に飛び込んでいき、大轟音とともに炸裂、圧によって窓枠はことごとく吹っ飛び、炎が一挙に噴いた。


「ビンゴォっ!」


 黒い爆煙がもうもうと立ち込め、来間山23期生の営みは木っ端微塵、ゴリラグマは全身から炎上し、のたうち回って息絶えた。






「教室にロケットランチャーをぶち込むとは、貴様の頭の中は一体どうなっているんだっ! そのおかげでウィアードを制圧できただなんて言わせないからなっ! 貴様のその考えのせいで、教室は木っ端微塵! 23期生の持ち物は全部燃えてしまったんだからな! 責任取れるのか! 責任を!」


 来間山専門兵学校の学長の陸軍少佐は机を何度も叩きながらわめき散らす。


 久留美は唇を尖らせながらうつむいている。


「だいたい、これはなんなんだっ!」


 と、学長は没収した改造メリケンサックを振り乱す。


「なんのためにこんな凶器を持ち歩いていたんだっ! なんのためにこんなものを作ったんだっ! 答えろっ!」


「いいじゃないですか。おかげでウィアードをやっつけたんだから」


「だから、そんなことは言わせないと言っただろうがっ! なんなんだ、これはっ! 答えろっ!」


「爪です」


「なにいっ」


「だって、機敏に動けるし、格好いいでしょ」


「バカもんっ!」


 学長の怒声は強さがいっそう増され、クルミは肩をすくめながら顔をしかめる。


「兵学校には規律というものがあるんだっ! そもそも貴様は教官の指示も無視して突っ込んでいったそうではないかっ! 兵学生はその規律のもとでSG候補生としてチームワークをつちかい――」


 机の上の電話機が鳴った。禿頭に血管を浮き立たせている学長は受話器を乱雑にひったくる。


「なにっ? 川島群長だとっ? ああ、回せ。――はいっ、ええ、それは承知しておりますっ。はい。ええ――。ええっ? し、しかしっ、入校してまだ1年も経ってない者を……」


 学長は受話器を添えたまま、ちらりと久留美に視線を上げてきた。


「確かにそれはそうですが――。ええ、確かに近田少佐の……。かしこまりました。はい、はい、わかりました。その手筈を整えさせます」


 学長は受話器を下ろすと、さきほどの激昂がなかったかのような静かな吐息をつきながら椅子に腰を沈めていく。腹の前で手を組んだ。


「近田君。寂しいことにキミとはお別れだ……。実に寂しい……。というのも、上のお達しで、キミは天進橋駐屯地に特進することになったんだ……。だいぶ活躍してしまったからな……」


「えっ! 本当っ? それってSGってことっ?」


 学長はうなだれながらもこくりとうなずく。


「寂しいよ。くれぐれも、命だけはなくさないでくれよ、近田君」


 彼女の将来を慮る学長をよそに、久留美は「イェーイ。SG」と言って八重歯をきらめかせながら、両腕を上げては拳を振っていた。




 教室が炎上破壊されてしまったので、来間山兵学校は休校となっている。


 そのせいもあってか、濃紺の制服に着替えて来間山を去っていく久留美を第23期生全員が見送りに出てきた。


 これに気を良くして、久留美は小鼻を突き上げている。


「クルミン、天進橋に行っても電話ちょうだいね」


 一昨日までの旅行も一緒に出かけていた友人が、久留美の手を取りながら涙ぐんでいる。


「よしてよー。どうせあと2年もしたらあんたらもヘヴンズブリッジなんだから」


「近田さん。時間だよ」


 車で迎えに来た茶髪パーマの厚化粧SGに促されて、久留美は同期生たちに別れの挙手敬礼をした。やけに晴々しい彼女の表情に、大半の学生は失笑して答礼する。


 ジープの助手席に乗り込み、厚化粧SGの運転で車が走り出すと、制帽を脱いで同期生たちに振った。


 やがて、彼らの姿も見えなくなり、ジープは来間山の坂を下りていく。


「お兄さんと似ているわね」


 ハンドルを握る彼女が口許を緩めながらそう言い、久留美はむっとする。


 獣の唸り声のように吐いた。


「どこが? そもそも、あんたはお兄ちゃんを知っているの?」


「あんたっていうのやめなさい。私はあなたの上官でもあり、あなたを担任する副教官にもなるの。私の名前は笹原京香。階級は少尉。わかった?」


「はいはい、笹原少尉ね。で、少尉はお兄ちゃんをどうして知っているの」


「だって、荒砂山の教官だったんだもの」


 けっ、と、久留美は吐き捨て、細い眉をしかめた。


 小一時間をかけて天進橋駐屯地に到着すると、久留美は早速、峠大尉の前に引き出される。


 角刈り頭、首が丸太のように太い担任教官は、待ち構えていたかのように顎をそそり上げている。


「お前がロケットランチャーをぶっ放したっていう来間山のワイルドキャットか」


 挙手敬礼を掲げていた久留美であったが、瞳を焦がした。ワイルドキャットなどという呼称は初めての経験だが、好戦的かつ無駄に洒落こんでいる彼女からすると、どんな勲章よりも誇らしいニックネームだった。


 峠大尉はバックパックの中身を机の上に広げるよう命じてくる。久留美は言われた通りに持ち物を並べていく。


 下着に肌着、双眼鏡やナイフなどの支給品のほか、ごちゃごちゃとした化粧道具一式、瓶詰めの香水が4本、生理用品一式、ネックレス、イヤリング、指輪、サングラス、そして、革袋におさめられた改造メリケンサック。


 がさっ、と、峠大尉は筋肉の盛り上がる腕で久留美の所有物をひとまとめにかっさらい、そのままゴミ箱に流し込んでしまった。


 残ったのは支給品と生理用品、鉄の爪のみ。


「ちょっと、大尉っ!」


「あん?」


「何をやってんのっ? これって私の必需品だし!」


「お前の必需品はここに残っているものだけだ。下着もSGの支給だ」


 峠大尉は切れ細瞼の中身をぎょろりと剥き下ろしてきたが、意に介さない久留美は、うしろに突っ立っている笹原少尉を振り返る。


 奴は化粧をしているじゃないか、と、言いたいのである。


 すると、笹原少尉は白桃色に塗りたくった唇をひしゃげ上げた。


「二等兵の分際で生意気よ。将校に上がってからね」


 クルミは顔を戻して、再び峠大尉を睨み上げる。


「なんだ、その目は」


 唇をあひるのように尖らせてうつむいてしまう。すがの奔放猫も、体格が自身の3倍はあるんじゃないかという峠大尉の迫力に圧倒されてしまう。


「お前は今日からSGの1人だが、天進橋兵学校の兵学生でもある。他のカスどもと同じく俺が直々に特別教練を施してやる。ありがたく思え」


「はい……。ありがとうございます……」


 屈服してしおれていると、廊下から多数の足音が聞こえてきた。


 久留美はうつむいたまま横目に瞳を転がしてみる。ガムをくちゃくちゃと鳴らしているSGに率いられて入ってきたのは、エンジェルワッペンを腕にした迷彩ジャケットの少年少女たち――。


「うえっ!」


 久留美はしかめっ面をにわかに持ち上げた。


 洋瑛がいる。妹の姿があることに驚いてそこに立ち尽くし、迷彩ジャケットから顔までを泥まみれにしている。


「なんでお兄ちゃんがいんのっ!」


「なんでお前がいんだっ!」


 兄妹は瞳孔を広げながら指を差し合い、その指先を震わせて互いを互い、凝視し続ける。


 なんのことだかさっぱりわからない22期生の連中は、地獄のしごきを与えられた疲れもあって呆然としているが、久留美を知っている幼なじみの圭吾や千鶴子、由紀恵たちは、口を開けて驚愕している。


 くすくすと笑っているのは笹原少尉。


 峠大尉が言った。


「紹介してやる。お前らカスどもの一員となる来間山のワイルドキャットだ」


「わいるどきゃっとおォっ?」


「最悪。こんな変態クソ兄貴と一緒だなんて」


「こっちのセリフだっ! このあばずれクソ野郎!」


 相も変わらず短気で身の程知らずの兄――。


 久留美は彼の脇を閃光のごとくすり抜ける。背後に回ると、


「誰があばずれだ! この変態!」


 ブーツの裏で洋瑛を背中から思い切り蹴り倒した。



『特殊保安群教育部教育課人事調査書』


(姓)近田/Chikata(名)久留美/Kurumi

 現年齢:15

 性別:F

 血液型:B

 所属:特殊保安群

 階級:二等兵

 配属:来間山専門兵学校

 兵種:近接戦闘 アタッカー

 トランセンデンス:瞬発 動体視力

 トランセンデンスクラス:S

 反乱危険レベル:2

 身長148cm 体重40kg

 思想:SG

 性格:好戦家。猟奇的。傍若無人。奔放。

 備考:天才少女。統率力皆無。






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