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アンナ=楠杏奈編 第八部

ピンクのカーディガンに淡い白のロングスカート。

それに似合わない黒のバレッタ。

という奇怪な格好をして

私は、カフェの中へ入った。


いきなり亜魅達が話しかけてきたときはすごくビックリして

しかも、詐欺や殺人まで言い当てられた時は、殺してやろうかと思った。

でも、仕方ないので適当に腹割って、

適当に言い逃れして

適当に仲間になってみた。


亜魅は、たまにウザイおかしな女の子。

未兎は、どこにでもいそうな強気な女の子。

瑞貴は、少し弱そうで気だけは強そうな男の子。

みんなの第一印象は良くも悪くも無く。

まぁ、こいつらだったら仲間になってもいいかな、くらい。



人の上にたって命令するのならいいんだけど

その逆はどうしても無理。

しかもその中心の子が

自分より、此処に居る誰よりも年下だって事が

一番気に食わない。



みんなの仲間になったふりをして

いつかみんなを欺いてやろう。

みんなはどんな顔をするだろう。

驚くだろうか。

泣き出すだろうか。

殺してやる、と襲い掛かってくるだろうか。

どんな結末が私を待っていようと

絶対に、生き延びてやる。


ついでに、この時点で一番危ないのは

亜魅だと、私は思っていた。

いつか何かしでかす。

とてつもない大きな事を

亜魅は仕出かすんじゃないか。

その事だけが気がかりだった。



この時の私の予想が、ピッタリ当てはまる日が来るのは

遠い遠い未来の話・・・・・・・・・・













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