表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王城のメイド  作者: 中路太郎
えぴろーぐ
52/53

魔王陛下、エピローグでようやくサブタイに名前が出る

 その記事ニュースは、一瞬で世界を動揺させ、その他一切合切の事象と同じく、やがてゆっくりと正常化していった。

 インパクトの到達点が高い分、曲線は裾野に長い形を描いたが、半年も経つと世間はそれなりに落ち着きを取り戻している。

 記事には、呆れる程あけすけに詳細が記されていた。

 そのニュースを、当の新聞社が本気にしていなかったというのもあるし、相手が魔族だったということも災いした。

 なにせ、遠慮も気遣いも無用の、人類の敵である。

 まさか、話がここまで進むとは誰も思っていなかった。

 時間が流れるにつれ、マジっぽいとようやく気がつき始め、魔族に対する明らかな敵性の論調は徐々に軌道修正がなされたが、お陰で、遠く離れた魔王城では、半年たった今でも当時の記事を見て頭を抱える人物が居たのである。



「魔王城、管理の甘さが露呈。動く床止まらず」

 魔王城攻略中だった勇者一行が、失敗していたことが今月二十日に判明した。

 魔王城の動く床の罠のトラブルが原因で、本来繋がっていないはずの部分が繋がって円になっており、そこから出られなくなった。

 勇者達はおよそ一時間程当てもなく回っていた所を、たまたま居合わせた魔王に救出され事なきを得た。

 今回のトラブルについて、

「いつもだったらこんな事ないんですよ。私達もなんでこんな事になったのか・・・」

 と、関係者も戸惑い気味だ。

 見方を変えれば、これがキッカケで和解への道が開けたとも言えるが、呆れた話ではある。

 原因については未だに調査中で、不可解な事故に魔王城関係者たちも首をひねらせている。

 ※動く床については、別欄に記載。



 記事から顔を上げ、教育係は大きくため息をついた。

 何度見ても、気が滅入る。

 なんだこのインタビュー。

 受けた奴誰だ。

 古い紙の匂いのする半年前の新聞を握りしめ、教育係はもう一度鬱陶しいため息をつく。

 魔王城南側のベランダ。

 飛行タイプの魔族たちの離着陸場のような役目を果たすそこで、彼はがっくりと肩を落としていた。

 眉間を指で摘み、短くなった髪を左右に振る。

 理知的な瞳に宿る疲れの色を、メガネのブリッジを持ち上げることで隠した。

 そうする事で、まるで何もかもを誤魔化せるかのように……目論見は半分くらいは成功した。

 気持ちを切り替え、顔を上げた。

 彼は今一つ大事を抱えている。

 こんな事で落ち込んでいる場合ではない。

 実は記事の内容とも微妙に関係あるのだが、だからといって、無闇に落ち込んで良い訳もない。

 今ここには、カイルもアレックスもいないのだ。

 で、あれば、これは残された自分の役目である。

 太陽が遮られ、影が指したのを感じて、空を振り仰ぐ。

 大きく鳥の鳴き声が聞こえたあと、額に当てた庇代わりの手の中、風にはためくメイド服が見えた。




 最良だった選択も、時が経ち状況が変わるにつれ、最悪の一手に変じてしまうことがある。

 良くある。普通にある。

「いけません。これはいけませんよ…」

 飛び出す槍フロアで、教育係はいつかと同じように真剣な表情のままそう呟いた。

 表情と同色の眼差しに瞼を下ろすと、瞑目したまま眉間に皺を寄せた。

「あんな難しい顔したって良いアイデアなんかでてこないでしょうに」

「え、ええええ~っと、わ、私で力になれることならなんでも言って下さい」

 呆れた声に、気遣うような声が被さった。

「そんな気を使わないでいいよ。アノ人なんかいっつもあんな顔してるもん」

「そ~、きっと生きてて楽しいことが一つもないんだよ」

 更に囃す声が重なって、華やかな笑い声が起きた。

 背後から聞こえてくるそんなやり取りに、ピキピキと音を立て、フルスロットルで顎が伸び始める教育係。

 誰のせいだ、誰の。

 そっと瞳を開け、振り返る。

「あなた達は、そんな所で何をやっているんですか?」

 一語一語区切るように、怒りを堪え尋ねた。

 そこに集まった少女たちはきょとんとしたような表情で、剣呑な眼差しを受け止めた。

 気づけば、こいつらご丁寧にテーブルセットまで引っ張りだしてきていやがる。

「女子会だって」

 紅茶の入ったカップを持ち上げつつ、魔王陛下(男)がにこやかに答えたのを見て、右肩上がりに伸びる顎。

「はぁあ! ど、どどどうして、あんなに顎が伸びてるんですか!?」

「さあ? 成長期なんじゃない(笑)」

 怯えたように涙目になる眼帯の少女に、サキュバスの一人が半笑いで答えた。

(……)

 心中に言葉すら無く、怒りに戦慄く教育係だったが、とっくに成長期を終えている彼は、湧き上がった感情を大人らしく自ら諌めた。

 ふう、と一度深呼吸をする。

 落ち着き払った表情に戻るが、顎が出たままな所に彼の本音が伺える。

「……ところで、あなた達はいつまで魔王城ここにいるんですか?」

 口調は優しく、ただ、中にはたっぷりの皮肉を込めて、人間の少女二人に視線を向けた。

 彼女たちは勇者の仲間である。

 現在進行形でもそのはずで、本来なら、今回の和解の報告に戻っていった勇者達について出ていっているはずが、何故かまだ魔王城に居残っている。

「だって、あいつらどうせここに戻ってくるんでしょ? 行ったり来たりって面倒だし戻ってもやることないもの」

「わ、私は道中皆さんの足手纏いになるので、す、すすすすみません」

(なんでしょう……なんか、ひたすら自分勝手なことを言われている気がする)

 ヒクリと眉が動く(ストレス性の何か)。

 この二人、初めて目にした時にはそれなりの格好をしていたはずが、今ではすっかりリラックスしたような様子で茶をシバいていた。

 ただ、勇者達がもう一度戻ってくるというのは確かだった。

 事実、人間の国の使節団を引き連れて、一月の内に魔王城に訪れる旨の報告が送られてきたばかりである。

 そこでようやく本題に立ち返った教育係は、これまでとは違った意味で表情を渋くした。

 振り返って、床を見つめる。

 背後では楽しそうなやり取りが聞こえてくるが、あんなもん無視だ。

 そう、問題は目の前にある。




 久々の感触を確かめるように慎重に魔王城に降り立ち、アイルネは深々と頭を下げた。

「お久しぶりです教育係様」

 後ろではアイルネをここまで運んできたエミが、トリの首筋を労うように撫でると、飛び降りて教育係の脇を走り抜けていった。

 最近ではすっかりお馴染みの光景で、仲の良いサキュバスにでも会いに行ったのだろう。

 軽快な足音を目だけで見送ると、少しだけ表情を柔らかくする。

「久しぶりですね。壮健そうで何より……なんですか?」

 気がつくと、アイルネがマジマジとこちらを見つめていた。

 挨拶を止めて訊ねると、彼女は慌てて謝罪を返してくる。

「し、失礼しました。えと、随分印象が変られているので……」

 心底驚いたようなアイルネに、ああ…、と少しぼんやりした答えを返す。

 イメチェンから結構時間が経っているため忘れていたが、そう言われれば、ちょっと変わった気がしないでもない。

 なんとなく、短くなった毛先などいじってしまう。

「その辺りも含めて、歩きながらで良いですか?」

 そう言われて、アイルネの表情が苦笑いに変わった。

 頷きながら、それでも少しだけ楽しそうに答えた。

「はい、時間がないんですね?」



 この半年は本当に大変だった。

 あえて口には出さないが、アイルネを見て、実はちょっと泣きそうになっている辺り、相当キていたのだろうと教育係は自覚した。

 長い廊下を歩きながら説明をしていると、これまでの色々が思い出されて、思わず言葉が詰まったものである。

 ――あの日。

 アイルネが去り、勇者達が魔王城を訪れた日。

 勇者がやって来るという報告は、かなり早い段階で教育係に届けられた。

 その辺はカイル達の抜け目のなさに依るものだ。

 慌てる兵から報告を受けると、教育係は直ぐに勇者たちを迎え撃つ準備に入った。

 かつて世界を支配した十三代魔王時代を思わせる辣腕をふるい、人員を割り振り、各所に指示を出した。

 彼の見事な手並みに浮き足立っていた魔族たちも落ち着きを取り戻し、これまでにないほどの真剣さでもって、事に臨んだのだ。

 ……そう、彼らは知る由もなかった。

 この段階で、もう結構魔王城が攻略されていたということに。

「なんだか下が騒がしくなって来ましたね」とは、この時の着流しの男の弁である。

 そして、悲劇は起こる。

 おおよそ全ての準備を終え、額に汗を光らせながら、教育係は指先を伸ばし、兵士に大声した。

「さあ、魔王城の全ての機能を目覚めさせるのです!(←ノリノリ)」

 あいあーいの号令と共に下っ端兵がスイッチ(主電源)を入れると、魔王城が大きく鳴動した。

 魔術的な作用により、並んだロウソクに自然に火が灯り、あらゆる箇所が淡く輝きはじめた。

 全ての機能が目を覚ました瞬間だった。

 それは、勇者達がいた、三階動く床フロアも同様で。

「誰もいなくて拍子抜けしてた所で、今更動く床の罠って」

 呆れたように呟くガントレットをした少女に勇者が答える。

「よし、行くぞ」

 そう言って、床に浮かんだ矢印の上に足を乗せた。


 ……あとは、記事で知っての通りである。


 それからがまた大変だった。

 妙に気が合ってしまった魔王と勇者によって、和解→人間の国との国交の復活、と、とんとん拍子に話が進んでしまい、気がつけばこんな状況なっていた。

 教育係は勿論全身全霊、教育係生命の全てを懸けて反対したが、このごろでは人間の世界で暮らしていた魔族も多く(特に若い世代)、抵抗虚しく押し切られてしまう。

 他の勇者の仲間達も、魔族の現状を知るにつれ毒気を抜かれていったのか、女性陣二名などは未だに魔王城に居座っている始末。

 魔王の命を狙っていたことも忘れて、今ではすっかり茶飲み友達になってしまっている。


「私、謝らなければいけないことがあるんです」

 話が勇者達の事に及ぶと、アイルネはそう言って足を止めた。

 鎮痛な面持ちで、まっすぐ教育係を見つめている。

 ふっと体から力を抜いて、眼鏡を持ち上げた。

「あなたが、以前魔王城ここへ来た時の本当の目的ですか?」

 目を見開き驚くアイルネに、教育係は淡々と続ける。

「カイルから報告を受けました」

 言われてみれば当然のことだった。

「魔族にご両親を殺された復讐に魔王陛下の命を狙っていたと」

「その通りです……私は、とても卑怯な手段で復讐を果たそうとしました」

「おまけに的外れです。ご両親を亡くされた事は気の毒ですが、現実逃避の八つ当たりも良い所ですね」

 辛辣な言いように、アイルネは一瞬痛そうな顔をするが、真剣に見つめる目は逸らさなかった。

 逃げる気はないという意志が伝わった所で、頭を下げる。

「本当にすみませんでした」

「はい。わかりました」

「この償いは、必z……え?」

 キョトンと顔を上げたアイルネに、不思議そうな顔をする教育係。

「なんです?」

「いえ、えと……それだけですか?」

「それだけですよ」

「……」

「……」

 変な間が流れる。

「その、罰とかは……?」

 アイルネがおずおず訊ねると、今度は胡散臭いものを見るような眼をされた。

「……罰、受けたいんですか?」

「いえ、それは勿論嫌ですけど」

「だったら、いいじゃないですか。きちんと反省してますし、もうそんなつもりはないんでしょう?」

「は、はい! それは勿論です!」

 本心からのことなので勢い込んで答えると、若干引き気味に教育係は頷く。

「そ、それなら、私から言うことはありません」

 くるりと振り返った教育係は、何事もなかったかのように(若干引いてはいた)再び歩き始める。

 二三歩進んだところで、アイルネがついて来ていない事に気がついて、呆れたような顔で振り返る。

「なにやってるんです?」

 と言われた所で、不可解だったのはアイルネの方である。

 他の誰から責められなくても、教育係だけは自分を許さないと思っていた。

 その旨を告げると、帰ってきたのはアホを見る目だった。

「どうやら忘れているようですが、良いですか? 我々は勇者と和解をしたんですよ(・・・・・・・・・・・・・)?」

 あ、と、上げた声が、自分で間抜けに聞こえたのは、おそらく錯覚ではない。

 こと魔王の命を狙うことにかけて、この世で勇者以上の人材はいないだろう。

 いわばプロ中のプロ、魔王退治の専門家だ。

 そんな彼らと手を結んだ以上、たかが小娘一匹、しかも未遂も未遂に終わった相手に対して、時間を割いていられる程魔族は暇ではない。

 当然でしょうと告げる教育係だったが、アイルネの意見は少し違っているようだった。

「失礼ながら、教育係様、やっぱり少し変られました」

「あまり自覚はないんですが、やはりそうなんですか?」

 そう言って、ひらひらの無くなった略式の礼服を見つめる教育係。

 そうじゃないんだけど、と内心で思ったが、そこは黙っておいて、ついでにそうなった理由も聞いておくことにする。

 そして、それがやぶ蛇だったことに気がつく。

 教育係は、やけっぽくニヘラっと笑うと、天井を仰いで語り始めた。

 この半年、和平の話が進につれ、調整調整と裏方に回って彼は忙しく走り回っていた。

 でなくても、基本ワガママな勇者一行に振り回され、突発的なストレスイベントも少なくないのである。

 そして、本格的に人間たちの来訪が決まると、そこからは人間たちの滞在中の費用の予算をくんだりだとか、世話係の割り振り、サキュバスたちへ絶対に手を出すなと釘を指す、などなど。

 人手不足を一手に引き受けたものである。

「そんなこんなをしている内に、なんだか自分が拘っていた物が、全て夢か幻のように思えてきて……」

「何故でしょう、私の中に間に合って良かったと思ってる自分がいます」

 虚ろな目をする教育係に、アイルネは慌てて話題を本題に逸らす。

「そ、それで、私はこちらへ来られる皆さんのお世話をすればいいのですか?」

 正気に返った教育係が、小さく首を左右に振った。

 どうやら今回もメイドの仕事はできないようだ。

 では、とアイルネが訊ねるも早く、教育係は耳を疑うようなことを言ってのけた。

「あなたには、魔王城を壊して欲しいんです」



 魔王陛下は玉座の上で、機嫌良さ気に足をパタパタとさせていた。

 勇者達がやってきて以来ずっと機嫌は良かったのだが、ここ数日特にその様子が顕著である。

 元々、人間には強い関心があった。

 それは未知のものに対する好奇心と同義だったが、アイルネと会ってからそれが少しばかり変化したことに鋭敏な彼は気がついていた。

 アイルネに関して残念だったのは、彼女とはあまり長く一緒にいられなかった事だ。

 勿論、彼女が自分に対してどう思っていたかは、教育係から報告を受けて知っている。

 特別、怒りは浮かんで来なかった。

 悲しくもない。

 人間たちが、魔王は退治して当然と思っているのと同様、彼もまた、人間たちがそんなふうに思っていて当然と、長い慣いの中で自覚していたからだ。

 そして、勇者達がやって来る。

 彼らは本当に面白かった。

 アイルネとはまた違った面白さに、人間への興味は更に増していった。

 実際に会ってみて、リアリティを帯びた欲求に、もっとたくさんの人達と会ってみたいという願いが絡んだ。

 ならばどうするか、答えは直ぐに出た。

 和平の話が進むと、保証やら何やらの話はとりあえず脇においておいて、まずお互いの実状を知ろうという事になった。

 人間に詳しいカイルとアレックスを魔族側の外交に立て、勇者とともに人間の国へと行ってもらうことにした。

 そうして、彼らの尽力が実を結び、ようやく人間の国の使節団がこちらにやって来るとなった時、問題になったのは魔王城だった。

 毒の沼、飛び出す槍、動く床、etcetc……。

 アイルネが来る以前なら良かった。

 多少城内は汚くても、これらは、まだ壊れたままだったから(・・・・・・・・・・・・)。

 もし人間の滞在中何かあれば和平どころの話ではなくなるだろう。

 最良の選択だったはずのそれが、いつの間にか最悪の一手に変わっていた。

 そうして、対策について皆で頭を悩ませていた時、魔王陛下は天才的な閃きをしたものである。

 そうだ、と言った瞬間、周囲の魔族たちの耳目が集まり、教育係は嫌な予感がすると表情で語り、サキュバスが関係なく首筋に抱きついてきた。

「だったら、またアイルネ呼ぼうよ」


 斯くして、全ては彼の思い通りに進んでいる。

 そりゃ足もパタパタするだろうって話だ。

 数分後に、扉がノックされ、彼は楽しそうな声を上げる。

「にゃ~、おかえり~」

 玉座から飛び降りると、魔王陛下は両手を上げて再び彼らのメイドを迎え入れるのだった。


あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…………うん、あの、スランプでした。


最後もお待たせしてしまい申し訳ありませんでした(土下埋まり)!

地中から失礼します!

「魔王城のメイド」全て終了でございます!

もうなんにもないよ!


感想をくださった、シトラチネ様、分福茶釜様、ありがとうございました!

お二人のおかげで最期まで書けたといっても過言ではありません!

何が出来るわけでもないですが、感謝の気持だけでも伝わって!


それから、お気に入り登録をして下さった皆様、ありがとうございました!

目を疑いました!w

当初、目標十件とかだったんで、最初、夢か、システムの故障だと疑ったくらいでした!

未だに、どっかの大学の質の悪い研究チームのなにがしかの実験に使われているのではという疑いが、正直拭えません!

そうならそうと早く種明かしして!


そして、このお話しを読んで下さった皆様、本当にありがとうございました!

少しでも楽しんでいただけたなら、これ程嬉しいことはありません!

また次も読むって思えばいいじゃんって思ってます!


勢いでなんか行っちゃいましたけど、これでこのお話しは終わりになります。

本当に長いことお付き合い頂いて、ありがとうございました。

それではまたお会い出来ますよう。

ではでは。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ