宇宙好きな少女たちの物語
初めて小説を書いたので、読みにくかったりすると思います。もっとこうしたほうがいいよなどのアドバイスがあれば、教えていただけると嬉しいです。
投稿スペースは遅めです。
どうぞよろしくお願いいたします。
プロローグ
ドスンッ!
痛たたた・・・
強くお尻を地面にぶつけてしまいました。どうやら私は土管の中にいるようです。
どんな状況なのコレ・・・
どうやら今日は災難なことばかり続くそうです。
運悪いな。
そういえば、テレビの占い最下位だったっけ。
そんなことを考えながら、私はそっと目を開けました。
確か・・・【今日は意外なことが起こる大発見の一日になる】だったはず。
数秒後、目を開けた私は飛び込んできた風景に脳がフリーズ。一瞬、意味が分からず固
まってしまいました。
そこは、私がさっきまでいたところに2020年に似ています。しかし、ガラスに覆われた空や
街を歩くロボット、空を飛ぶ車。地面に突き刺さった土管から顔を出す私。というようにいつもと
違う異様な景色でした。
そして、電光掲示板らしきものに移っている日付。
2300年 8月8日
占いって当たるもんだな。
この場所が自分の生きていた時代ではない、280年後だと知りました。
占いは大当たり。いや、当たっているけど・・・意外な出来事ってもっとどうでもいいこと
じゃないの。
大発見って規模じゃないでしょ。
それに、これからどうしよう。
そんなときです。
「見つけたっ!都市伝説は本物だったんだ。宇宙人が土管から出てくるって伝説。みんな子供じゃないのだからとバカにしてきたけどッ」
嬉しそうに笑った無邪気な少女がこちらを指さして言っています。年齢は16歳くらい。髪は明るめの茶色でショートカット。
リボンの髪飾りに活発で明るいそうな性格・・・
うわっ。私の苦手なタイプだ。同じクラスの中村さんそっくり。
私はすかさず距離を取ります、それに伴い少女はぐんぐんと近づいてきます。そして、質問というコミュ障にとってのナイフを飛ばしてきます。
「ねえねえ。どこから来たの?日本語分かる?」
そうか、ここは日本なのか。とりあえず安心。
少女は続けます。
「ねえ、帽子は被らないの?ほらっ赤い帽子だよ。土管から出てくる人はみんなかぶってるんでしょ♪」
おい待てそれって・・・
マ●オじゃねーか。
それが私の未来での最初の出会いでした。
でも、この子との出会いが私の夢が叶えることになるとは、
この時考えもしませんでした。