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廃れた世界のプレイヤー  作者: 春夏 冬
7章 ダンジョン
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ダンジョンのルール

うーん、おはよう!


目を開けるとそこには真っ白く何も無い空間と俺と同じく寝ているフォスとムシュの姿があった。


まるであの最初の場所みたいだ。


っていうかここどこ?


昨日はあの後ちょっと狩りして帰った筈なんだけど………。


あ!もしかして。


そう思い付いた瞬間時間を見るとこう表示されていた。


9時20分……と。


………寝過ごした。


つまりここはあのイベントが開始した時に連れて来られた場所って事だ。


えーっとお知らせお知らせ。


お知らせ


どうもー!


いやー、何か皆めちゃくちゃお知らせの雰囲気が変わったって感じてますねぇ。


はい、お知らせを書く人変わりましたー!


まあ結構前からなんですけどね。


っていうかそんな事はどうでも良いんですよ。


ダンジョンイベントー!


このイベントでは魔物チームはダンジョンの運営。


そして人間チームはダンジョンの攻略をしてもらいます。


そしてその仕組みがまた難しいんですよ。


まあ仕組みというより運営方法?


まず魔物チームのリーダーはダンジョンマスターとなります。


そしてそのダンジョンマスターは魔物プレイヤーや武器、防具。


そしてダンジョンの通路等の機能をDP、ダンジョンポイントを使って作り出したり呼び出したり出来ます。


初期DPは10万でその魔物プレイヤーとかの強さによって呼び出すDPの量は変わります。


更に、ここではまあ魔物チームでは関わった事の無いであろう亜人プレイヤーも呼び出せます。


因みに魔物プレイヤーの中にいるテイムモンスター等は魔物プレイヤーとは別にランダムガチャによって呼び出す事が出来ます。


まあ一緒に他の魔物も来たらお得過ぎますしね。


決してテイムモンスターも含めてポイントを考えるのが面倒だからとかそんな理由じゃありませんよ?


あ、ランダムガチャは別にテイムモンスターしか入ってない訳ではありませんよ?


一応全ての魔物プレイヤーが出るようになってます。


そしてそれらを駆使して一週間という時間でダンジョンの準備をして貰い、人間プレイヤーを全滅させて貰いましょう。


勿論こちらが全滅したらこちらの負けですよ。


とはいえ今回はイレギュラーで不参加の人が居ますけど。


あ、因みに呼び出さなかったプレイヤーは含まれません。


とまあダンジョンの仕組みはこれ位ですかね。


さて、でもまああなた方に肝心なのはここがどこがですよね。


ここはまあ精神世界とでも言いますか。


まあ明晰夢みたいなものですね。


何でも好きなように出来ます。


という訳で呼ばれるまで自由にそこで暮らして下さい。



これで終わりか。


なるほど、もしかしてそのイレギュラーってあの鬼達だったりする?


うーん、分からん。


よし、テーブル!


ボンっ


お、出た。


じゃあこの部屋を自分の部屋と同じように!


そう念じた瞬間辺りの景色が変わり、前まで居た自分の部屋の姿がそこにあった。


おお!これなら!


ゲーム、ボンっ、お菓子、ボンっ、椅子、ボンっ!


よっしゃー!お菓子食べながらゲームという夢の贅沢が出来るじゃん。


フォスとムシュ?ああ、寝てるしまあ起こさなくて大丈夫だろ。


という訳で夜通しゲームやるぜー!

とまあそんな訳でこの章はイースとケイを中心に書いて行きます。

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