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廃れた世界のプレイヤー  作者: 春夏 冬
5章 国造り
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大変だった。

すみません、以外と短かったので連日投稿させて貰いました。


祝 総合アクセスPV三万越え! ユニークアクセスPV四千越え!

フォスサイド


今現在、主様から任されたこと国の管理中。


なんだけど、こんなに大変だとは思わなかったよ!


まず国の管理を任された時にその事をこの国の住民に発表したらいきなり好き勝手に暴れて…………。


あの鎮圧は結構大変だったなぁ。


後々主様から渡された命令する権利………命令権って言えば良いのかな?


それを使えば良い事に気付いて結構ショックだった。


ゆみ………さん?は全然働いてくれないし………ムシュとはあの一件で話しずらくてまだ仲直り出来て無い。


元はと言えばムシュがあんな事言うのが悪い!


私と主様は……………ううん、今考える事じゃ無い!


それで、その鎮圧が終わった後には今度は主様に助けて貰った人達の対処に追われた。


今まで主様はこの世界の原住民、つまり私達と同じ人達にその人達を預けてたらしいんだけど主様が暫くした異界者、主様と同じ人達の方に移動させろって言われた。


まあ生産する人達が少なくて生産職の人の殆どは過労死?を何回も繰り返していた状態だったからね。


だが、そこで事件は起こった。


彼らは大分村人達と仲良くなったみたいで移動を拒否したんだ。


まさかそんな事になるとは思わなかったよ。


念話で主様に助けを求めようかと思ったけど任された仕事、しっかりとやりきらないとと思って必死に考えて、一つの作戦を出した。


脅しだ。


素直に従わないと村人達を殺すってね。


まあそんな事を実際に出来る訳無いけど。


勝手にやったとなると絶対主様に怒られる。


けどそんな事を知らない彼らは一つ、「月に一度だけ会わせてくれ」ってお願いしたんだ。


面倒ではあるけど素直に従ってくれるなら良いかと許可した。


今ではかなり生産職の人達と馴染んで楽しくしているらしい。


あ、これはムシュから聞いた話だよ。


ムシュはこの国の住民の監視と竜力等の力の操作の訓練をしろって言われてる。


ゆみは特に何も言われて無かったみたいだけど私達としては勝手に異界者を傷付けようとしないで欲しい。


一応未遂に留まらせているけど大丈夫かな?


そして今日、遂に主様が帰って来るらしい。


念話で昨日言われたんだ。


あー、楽しみだなぁ。




ムシュサイド


我は現在この国を監視中だ。


我、まさかここまで大変だとは思ってなかったんだがな。


監視中に何かあればそれをフォスに報告する。


うん、その何かがかなり多くてめちゃくちゃ大変だったな。


小さい事は我が個人で片付けないとだし。


しかもプラスで訓練もしないといけないのだぞ?


忙し過ぎだと思う。


だけどそんな日々は今日で終わりだ。


主様から今日帰って来るとの報告があった。


我もそれは嬉しいのだが、我はいい加減フォスと仲直りをしたい。


まさか我が一年も謝る事が出来ないとは思わなかった。


それもこれも忙しいのが悪い!


はぁ、今日、謝りに行こう。


いや、でも…………




レンサイド


現在飛行中、現在飛行中。


あー、久しぶりの我が国だ!


まだ到着してないけど。


それにこれからストロマの国になるけど。


けどそんな事はどうでも良い!


これで一先ずするべき事が終わってフリーだー!


うーん、これからどうしよう。


ちょっとあの国に戻るまでに考えようか…………。

…………………………

…………………

……


「到着だ」


着いたー!


「久しぶりに皆に会えるのか………」


ストロマも大分喜んでるみたい。


『主様、今どこですか?』


あ、フォスからだ。


『今俺の家の前に居る』


『分かりました。向かいます』


さて、うーん……………


「ストロマ」


「あ、はい、何ですか?」


「後は任せた」


「え!?」


いやー、漸く自由に動けるって思ったらこの後「ストロマを国王にしまーす」って言うのも面倒臭く感じちゃってね。


「「主様!」」


お、丁度フォス達も来たみたいだ。


「そういう訳だから後はよろしく」


「あ、一応命令する権利渡しとく」


「ええ!?」


たまに帰って来る予定だしシム達は置いて行くか。


「シム達への食事はよろしく」


「……………」


あー、もう何が何だかって感じで呆然としてる。


サキはもう動かなくしたし、一応()()()()()()()()()


「あの、じゃあ最後に一つ、この国の名前を決めてくれませんか?」


「え?」


え、もっと他にお願いする事無いの?


まあしょうがない。


いきなりこんな大役を任せるんだからそのお願いを聞いてあげようか。


「…………クライム」


犯罪を英語でクライムと言う。


罪人達の国。


元々そんな場所だったしこれで良いか。


「クライム?」


「ああ、まあ気に入らなかったら変えて良い」


それにしても我ながらかなり適当な名前だな。


さて、()()達成の為国造りも終わった。


じゃあ飛行中に考えたあの場所。


もう一つの国に行きますか。

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