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廃れた世界のプレイヤー  作者: 春夏 冬
11章 生産大会
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裏工作

大会だけで一話にしようと思って書いたら……めっちゃ短くなった。

もしやと思って教会に戻ると……


「あんた漸く来たのね!」


「一体何してたのよ!」


リスポーンしてたー!!


いや、うん。


もしやって思ったけど本当に来てたとは…


まあ良いか、とりあえず、


「果物とかついでに取って来たよ」


これだけは答えておかないと。


「っ!……それなら…」


うーん、それにしても…


「どこに行ってたの?」


「うーん……それが殆ど覚えてないんだよねぇ」


覚えてない?


………本当、どこ行ってたんだ?


そう疑問におもいながら少し会話をしていると…


「おい、サボるな!」


「ひっ!」


神官から喝が入った。


「と、とにかくさっさと終わらせるから工房で待ってなさい!」


そう言われるがままに外へと出たが……


工房って何だ?


工房の正体が分からず、暫くの間迷子となるのだった。

………………

…………


いや、工房の事が生産職しか知らないとかおかしいでしょ。


そう心の中で不満を垂れ流しながら、俺は工房で待っていた。


数分して….


「待たせたわ…」


そう悪びれた様子も無く言った。


「さて、それじゃあ早速始めましょう」


そう言って、俺と彼女はそれぞれで集めた材料を全て出した。


……勿論、唐辛子は抜きでね!

………………

…………


その後、俺は「集中するから」って言われて追い出された。


……さてと、それじゃあやる事やらないとだな。


そう思い、俺は先程からずっと感じていた気配に神経を集中した。


………かなりの数だな。


まあ彼女単体で危険だから襲ったって感じじゃなくて多分、常習犯かな。


まあ良いか。


すぐに、片付ける。


そう思い、俺は周りの襲う気満々の奴らをひたすらに倒していった。


「なっ!」


「くそっ!」


「え!?そんな…」


ありとあらゆる悲鳴が工房の外を包み込むが、一向に文句を言う気配がない。


かなり集中してるっぽい。


あ、そうそう。


勿論俺がしたのはそれだけじゃないよ。


俺も、妨害工作したから。


この唐辛子を使ってね。


作製中の所に入れたりとか。


仕返しだー!


うーん……それにしても…ずっと工房に篭ってるなぁ。


もうすぐで一週間過ぎちゃうよ?


え?この工房共用なんじゃないかって?


……ノーコメントで。


そう不安気に待っていたその瞬間、彼女は出て来た。


「漸く完成したわ!」


そう大声をあげている彼女を見ながら俺は作品を見た。


彼女が作ったのは……

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