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廃れた世界のプレイヤー  作者: 春夏 冬
8章 発展
109/177

ケイサイド22

お久しぶりでーす!


いやー、なんかもう今回も大分休みましたね。


そのおかげでストーリーもうろ覚えなのでおかしな所があったら指摘しつ下さい。


後、ホラーと偽証クラスも投稿したので見てみて下さい。

まずはとりあえず土地の確保って思って動いたんだけど、以外とあっさり決まっちゃった。


というのも、どうやらレインさんこうなる事を予想してたみたいで、レインさんの商会の隣が空き地で、そこら辺に商店が隣接してるというめちゃくちゃ好都合な土地があったんだ。


冒険者ギルドを作るとなれば売られるものを買い取る店、そしてクエストを出す人が居ないと成立しない。


その為にも近くに店が多くある所が良かったんだけど、こうも都合良い場所を予測して用意するって……レインさんやっぱり凄い。


それと同時に今まで何故それを気付けなかったのかっていう俺の鈍感さに呆れた。


と、まあそんな感じで以外とささっと土地の問題は解決した。


次は冒険者ギルドに卸された……例えば魔物とかの買い取りをしてくれる店。


まあこれもレインさんの商会って事で決まった。


従業員は恐らく募集すれば集まる。


うん、ほぼほぼ問題は解決した。


一つ以外は。


金が無い!


うん、ただでさえ良い土地なのに更に建築費等もかかるからね。


お城が完成してないから財政の事とか話す場所も無く、集まる機会も無い。


すなわち国のお金が無いんだ!


だから今まで俺のお金から出して来たんだけど、流石にこの規模のものとなると足らない。


さて……どうしよう。


勿論ダンジョンに行って色々持って帰って売るっていう選択肢もある。


だけどそれでも時間は掛かるし、正直その時間を建築に当てて()()()()()を無くしたい。


でもお金はない……はあ、リスクは払いたくないが、こうするしかないか。


そう俺は考え、自前の刀を持ち、レインさんの元へ行った。

…………………

…………


「レインさん、お金を貸して下さい!」


「え?」


レインさんの元に行き、開口一番そう言った。


「…意味を分かって言ってる?」


「はい、勿論。お金の事に関しては他の事よりも厳しく教えて貰いました」


「これが担保です」


そう言い、俺はこの刀を出し、鑑定をした。


壊創刀

固有スキル

不壊 永創 変化


「これはあなたが使っている刀……こんな効果が……」


「はい……正直、俺は今焦っています」


「でしょうね、でなければこんな物を担保に出してまでお金を借りようとは思わないわ」


「あの国にいる人。その人を救うって約束したのに、俺はいつまで経っても救いに行けない」


「話は聞いたわ…、でも私は賢明な判断だと思う」


そうレインさんは言った。


でも、


「俺はどうしても、そう判断出来ないんです」


「………そうね、あなたはそういう人間だもの」


「分かったわ、建築については私が依頼し、お金は出しておく」


「……!?知って…」


「ええ、その程度予想がつくに決まってるじゃない」


「この刀を持って行きなさい。そして……冷静になってお土産を持って帰ってね」


冷静!!……そうだよな、ここで焦って誤ってはいけない。


「でも担保は……」


「信頼関係……、より重いものになったけど、良いわよね」


「……はい!」


そして俺はダンジョンへと走り出した。


ちょっとした曇りを消して…

………………

………


案外ささっと終わった。


まあ漫画なんかじゃないんだし、借りたお金もそれほど多くはないしそんなドラマが起きないよな。


冷静…になれたかどうかは正直分からないけど、焦りは消えた筈。


まあでも借金地獄だーなんて事にならなくて良かった。


そしてこの冒険者ギルドの建築中に、ついにお城が完成した。


漸く……この野宿生活を打破出来る。


という訳で俺は早速お城に入ってみた。


中はめちゃくちゃ綺麗で、それこそまさに物語で出てくるお城だ。


めちゃくちゃ広いし、外装もまんまお城だったし……ヤバい。


かなり時間が掛かってるなーって思ってたけどこれは納得の出来栄えだ。


……ちょっと待て、これって使用人とか雇わないといけないレベルじゃないか?


掃除はホコリとかがアップデートで追加されたせいでしないといけないし、というか実は虫の数とかも増えたから殺虫剤とかも撒かないといけないし……


あれ?このお城に掛かる費用やばくない?


いや、まあ大臣とかも暮らすだろうしこれ位が良いのか?


そしてそうこう考えていると一枚の紙を渡された。


請求書


人件費材料費土地代、

諸々含めて1億ゴールド、お願いしまーす。



そう書いてあった。


………まさかここで借金を背負うとは思わなかった。


そう俺は絶句しながら、仕事に追われる日々が幕を開けた。

………………

…………


数年後……


借金は完済、国の運営も大分軌道に乗ってきた。


ここはお城。


かなりの時間を掛けて建設された建物。


いや、うん、めちゃくちゃ立派だよ?


ヤバいよ?


何人かのプレイヤーとかNPCとかはここで働いてるし。


うん、もうこれはおかしすぎじゃない?


そして窓から見下ろせば城下町。


これって城下町であってるよね?


まあ良いか。


そこにはレインさんの経営している大商店にアイドルグループのステージ。


他にも様々な店が見え、それらから毎日税金が入って来る。


これだけ聞けばかなりの大富豪の王様で豪勢な食事食べてそうだけどこれでもかなり忙しいんだよ?


書類の整理や許可の承諾。


正直全部適当にしたいんだけどそうにもいかない。


というかそんな事したら大変な事になるよ。


とまあかなり忙しいんだけどそれでとかなり充実している。


ご飯とかは普通に城下町に食べに行けるし狩りにだって行ける。


剣術はまあまだまだだけどかなり良くなったと思うよ。


あ、そういえば一つ新しい事実として外見は変わらない事が分かった。


だってこれでも四十代あたりだよ?


それなのに外見変わらずっておかしいでしょ。


カールさんが言うには細胞が成長してないらしい。


まあこれゲームだし初期の姿から変わらないのは当たり前っちゃあ当たり前なんだよね。


あ、そういえばレイヤ!


あの人暫く出かけるって言ってから一切帰って来ないんだよ?


おかしいでしょ!


今ごろ何してんのかな?


「入るぞ!」


「あ、どうぞ」


っと、時間か。


「それじゃあ今からあの国へ攻める計画について話す」


「分かった」


時間が大分掛かっちゃったけど……もう少しで助けるよ。


シム……

重大?報告!


冬休み、どうせ暇なので、無理しない範囲で毎日投稿頑張ろうと思います。


日時はまあ、いつから冬休みかまだ知らないので言えませんが、前日になったら言おうと思います。


あ、それと次回から戦争編、よろしくお願いします。

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