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廃れた世界のプレイヤー  作者: 春夏 冬
8章 発展
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フォスサイド2

あれからかなりの年月が経った。


私まだあんまり月日の計算は出来ないけどかなり経った。


そしてその間にちょっと大変な事になっちゃって……


私、この国の重要な人になっちゃいました。


というのも、まず私はこの国に来る時世界樹さんに友達として紹介された。


その時私は世界樹さんがいる間はお客さんみたいな立場だったのよ。


でも、世界樹さんは死んだ。


死んでしまった。


そうすれば自然と私が出て行くのが当然なんだけど、主様にこの国に潜入するように言われてる。


なら方法は一つ!


私が「世界樹さんにこの国を任された」って言えば良い!


って主様に相談したら言われたわ。


という訳でそう言ったんだけど……


そしたらトントン拍子で色々進んで……こうなっちゃった。


色々と相談される前の世界樹さんのような立場に!


……私考えるのそんなに得意じゃないのに……


主様に相談しても自分で何とかしろって言われたし。


もう、めちゃくちゃ大変だったよ!


ダンジョンの設営だか貨幣制度の導入だか主様の知識をフル活用して頑張った……もう無理って思う程頑張った。


私これ訓練よりも頑張ってる気がする。


主様と疎遠になるにつれて主様に会いたいって気持ちが強まっていくのを感じる。


最近になって(眷属化)で繋がっていたのもなくなっちゃったみたいでより……


あ、もしかしてそれの影響かな?


何か新しい主様と同じ固有スキルってのを手に入れたのよね。


ステータス!


ステータス


名前 フォス

性別 女

種族 中級天妖冥闘幻狐LV8

状態 普通

生命力 111/111

妖力 439/439

スキル

精神統一LV2 妖力精密感知LV2 妖力精密操作LV2 

鑑定LV1 狼爪術LV3 狼牙術LV2 回避LV2 

見切りLV2 変異LV3 念話 妖狼術LV3 瞬歩術LV3

疾駆術LV3 隠遁術LV5 気配探知LV2

気配偽装LV2 予感LV2 危険感知LV2 飛翔術LV1 

冥府術LV1 天駆 空弾 鑑定感知LV8 鑑定偽装LV8

威圧LV7

耐性スキル

激痛耐性LV3 倦怠感耐性LV2 失神耐性LV1

猛毒耐性LV3 飢餓耐性LV3 睡眠耐性LV3

泥酔耐性LV3 麻痺耐性LV3 掻痒耐性LV3

狂乱耐性LV3 幻耐性LV3

固有スキル

寂寥の傲慢者

称号

テイムモンスター 先祖帰り 虐殺者 野獣 

災罪の種火 忍ぶ者

レン



この寂寥(せきりょう)の傲慢者っていうのをいつの間にか手に入れてたのよね。


それと同時に災罪の種火っていう称号と同時に。


よくわからないんだけど別に変わりは無いから放置してる。


っと、そろそろ時間か。


それじゃあ行こうか。


ダンジョンへ。

………………

………


ここは世界樹のダンジョン。


あの世界樹さんの種を埋めた場所を知らずにイースさんがダンジョンの場所を指定してしまって、合体してしまったの。


まあでも第二のシンボルが出来たし私はこれはこれでかっこいいと思うんだけど。


このダンジョンの入り口はいたる所に現れたらしい。


だから毎日沢山の人が経験値稼ぎの為に訪れている。


そういう私は違うんだけどね。


私はずっと隠遁術の練習をひたすらしてた。


だから進化先に幻の系統が現れたのかな?


っと、それは今はいい。


私それを使ってかなり強い戦法を使えるようになったのよ!


私は全体的に主様にはまだまだ技術も力も及ばない。


勿論ムシュには勝てるけどね。


だから私はそんな弱点を補う為にある戦法を考えたの。


それが隠遁。


ひたすら術の発動、攻撃、防御。


それらを見破りずらくなるように訓練をするようにした。


そして、私は……一方的な狩りが出来るようになったの!


隠れれば見つかる確率は殆ど無いし、戦いでも確実に有利になる。


その代わり攻撃とか術の訓練は少なくなったけどかなり強くなった!


あー、早く主様に自慢したいなぁ。


「フォスさーん」


あ、もう約束の時間か。


「それじゃあよろしくお願いします」


「はい」


私は強い。


だからいつもダンジョンの人数が増えると呼ばれるの。


ダンジョンの掃除屋として。

………………

………


私は操作室に案内された。


ここにある数多のモニターを操作してるのはアイスさん。


鹿の魔物で、イースさんにここの操作を任されたらしい。


本人は押し付けられたって言ってるけど。


魔物を一定数に保つ為の魔力溜まりをポイントを使って作っているんだけど、それでもまだまだ攻略者達は多くて大変らしい。


その理由としてドロップアイテムと宝箱が要因の一つなんだって。


ドロップアイテムはまあ魔物に常備されるからしょうがないとして、宝箱のこの制度はイベントになかったのに追加されたらしいんだ。


他にもよく分からない機能もあるらしくて……って毎回愚痴を言われてる。


言われてるこっちも結構大変なのに。


意味も殆ど分からないし。


「それじゃあこのエリアの人数を私が終了って言うまでよろしく」


「了解!」


さて、それじゃあ行こう!


そして私はその場所へ飛ばされた。


さて、まずは隠遁術を発動!


光の屈折、音の反射…私はまだ理解する事は出来ないけど本能のままに使う。


そして私は…消えた。


それじゃあスタート!


私はそのまま妖力感知を駆使して走り出した。

……………

………


……発見、切る…発見、噛みつく…発見……発見!?


宝箱見っけた!


宝箱のシステムは守護者、攻略者共に適用される。


すなわち宝箱を見つければアイテムがゲット出来るっていう事だ。


っと、先にここら辺の攻略者を一掃しないとだ。


そう考え、私は唱えた。


見えざる死(インビジブルデス)、と。


…………よし、成功だー!


妖力感知にあった反応がしっかりと倒れ込んでいた。


私これそんなに得意じゃないんだよね。


っと、その前に宝箱宝箱。


そして私はそこへ走って行った。


私何度もここに来たのに宝箱見つけるの初めてなのよね。


レアではあるんだけどそんなに当たらないの?って思う程当たらなかった。


そしてついに今日、発見した!


早速開けよ。


私がそれを開けようと触ろうとしたその瞬間!


『おーい、しっかりと働いてー』


アイスさんに怒られた。


あーあ、サボってるのが見つかっちゃったよ。


宝箱……はまた今度で良いか。


そう考え、私は再び攻略者達を排除しに行った。



「…………」


暫くすると、その宝箱は動き出した。


それと同時にこのダンジョン内にあるありとあらゆるミミックと思わしき宝箱達がこのダンジョンの管理者さえも知らぬ部屋へと飛んだ。


そこには一人の半透明の人が居た。


「なるほど、後少しといった感じか」


「それにしても……」


そいつは少し考えるそぶりを見せるが、すぐにそいつらに指示を出した。


「再び監視に戻れ!」


するとそいつらはどこかへと転移した。


「さて、僕の役目は後少しで終わりだ」


「この先は、彼らの舞台だ」


「頑張れ、この世界の救世主達よ」


そう呟いて、そいつは動かなくなった。

最近一切ブックマーク、評価が来ないんですよね。


頑張って読み直したんですけど特に大きくおかしな部分は無かったですし。


多少重要な部分が明かされたとはいえそんなに変わってはいませんし。


そう考えて、私は気付きました。

最近、レンの登場が少ない事に。

まあ予想なので間違ってる可能性も高いですが。


一応イース、ケイも主人公なんですけど、やっぱりレンが良いんですかねぇ。


今章……は登場少ないな。次……はもっと少ない。

その次あたりから基本的にレンが中心になります。


という訳で多少なりとも面白いなぁって思った人が居れば是非読み続けて下さい。


まあ面白くなるかは保証出来ませんが。

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