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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

少年売春婦の意見

作者: ミスタートルコ

経済観念の無さ、仕事に対しての責任の無さは、結局は野心の無さではないのか?

つまりは、「勉学を断念するのは、別に失敗ではないさ。

あのときぼくが断念したのは、野心なんだよ。

ぼくは突然、野心のない人間になってしまった。そして野心を失って、一挙に世の中から離れてしまったんだ。

(中略)もしきみが野心をもたず、成功し、ひとに認められたいという貪欲さをなくしたら、転落の淵に嵌まりこむことになるよ。」

俺は体を売ることも出来たが、600円の飯で食堂に5時間居続けることも、100円のおにぎりで夜を明かす事も、恵んでもらったカレーで3日過ごす事も出来た。

この場合、売春に責任など持てるだろうか?

否。持てやしない。

従って、売春に対して一切の野心を放棄すると同時に、一切の責任をも放棄され、もはや売春に対し何も言う事はできない。

アニメーターの経済観念も同じだと思われる。

乞食でも良かったのだ。と言う場合、野心も責任も初めっから放棄されている。

従って、下手な絵を見て、「絵をなんだと思ってるんだ」という怒りをも持ち合わす事が出来ない。

野心の無いところにはどんな経済観念も責任も存在しないだろう。

いつでも転落の淵にはまり込んだ、乞食をしている自分が見える。

乞食は労働者より環境が悪いというだけで、労働者と乞食との間に私には殆ど壁を見出す事は出来ない。連続しているのだ。

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