2008年4月25日
ここは悪の素株式会社本社人事部。
「お〜〜〜い、この間採用通知を出した新人。まだ来ないけどどないしたぁ??」
と人事担当重役の声がオフイスに響く・・・・。
「え〜〜それはですね。」
人事部の職員が答えようとすると、
「みき・・じゃない、君、『え〜〜』とか『それはですね』というのはいらん。」
「あれ、入らないんですか???」
「違うがな、いらんのだ」
「イランですか?テヘランには支店はありませんが。」
「うむ、向こうにはもっと怖い集団がおって、向こうには支店を出せない・・・ではない、採用通知を出した新人は、断ってきたのか??それとも逃げたのかどっちやねん???」
重役が怒りモードになる。
それにもかかわらず職員は
「調べてみますね。・・・・たしかにわが社の採用に応えたようです。ただ、空間のひずみにハマってしまったようで、いまだに行方不明状態ですが。」
「で、精子は・・・じゃない生死はどないやねん??」
「今のところ生体反応がありますので、そのうちこちらに届くだろう。」
「人事担当重役・・なにしとるがね??」
悪の素株式会社社長登場。
「社長、新人がまだ空間のひずみにはまってしまっって、わが社にたどりつかないんですわ。」
「そういうこともあるでよ。いきとりゃ仕事するのもだいじょうぶだぎゃぁ。それはそうと、明日の長野での仕事は大丈夫かね。」
「相当悪い思い上がったバカたれどもの行動を阻止するために組織総動員・・・・ゆうても30人しかおりまへんで。」
「だいじょうぶだぎゃぁ。人数の足りない分メカなり兵器を使えば済むことだぎゃぁ。」
「何をつかいますん??」
「地震発生装置があるぎゃにゃ〜か、この間実験にも成功したしただぎゃぁ。」
「でも、あれは長野県松代での実験でしたがな。そもそも松代は、われわれが地震発生装置を使わいでも元から地震の多いとこでっせ。」
「なにをいうきゃ、多額の経費をつぎ込んだみゃぁ」
「これだけは自信がおまへん」
本当に地震が起きたら・・・・どうするんでしょうね。