国家設定
<アガルタ大陸>
リンゲスト
アガルタの北に位置する国家で、国が持つ領土面積は大陸中最大の面積を誇り、住む人口も最多である。
王族が束ねる世襲制の国家であり、現在の王はマーフィス4世。
国家の特色としては騎士制が広く普及している事であり、軍が正しく、そして広く機能している事が大きな特色。
とにかく安全な国家であり、殆ど無法者による犯罪など存在しない。
物資も多くのものが流通しているため、生活に困る事などなく、それらの要因が人口が最多の要因でもある。
ニベル
アガルタの東に位置する国であり、国が持つ領土面積は最も小さい国家。
血筋で王を決めない珍しい国家であり、現在、ティルル女王が国を治めている。
国家としての特色は魔法。魔法が使える使えないに拘わらず、魔法知識を修める事が国民の義務でもある国で、研究者気質の人間が多い。
魔法を使えずとも魔法の研究に携わり、いくつもの魔法道具の開発に成功している。
ポケットスポットと呼ばれるこの国にだけ存在する場所がいくつか点在し、そこからはこの世界の人間ではない人間がごく稀に出現する事があるらしい。
ピセル
アガルタ中央にある国家で、領土は大陸にある国家で2番目に広い。
ここも世襲制の王族が治める国であり、現在の王はローウェル3世。
大陸の中央に位置するだけあり、様々な品物が行き交う国であり、その為か大陸中の情報がこの国に集まってくる。
リンゲストと同じく騎士制を採用しているが、魔法部隊も無い訳ではなく、国としての柔軟さを備えた国である。
ローデンハルト
アガルタの西に存在する国であり、領土はニベルより少し広い程度。
ここはニベルと同じく血筋で王を決めない。
現在の王は女王で、エルフのアリエスト女王が国を治めている。
エルフの女王と言う訳ではなく、エルフの一人が能力と人格を認められて王となった。
騎士制を採用しておらず、備える武力は魔法騎士団と言う少数精鋭といってもいい団体のみで、他に備えは無いに等しい。
しかし、無視できる武力ではないのも事実である。
国としての特色は、エルフが多い故先天的に魔法が使える人物が多いという点が特色として挙げられる。
スオウ
アガルタの南に存在する国。
領土の広さは大陸に存在する国の丁度半ばの3番目。
騎士制でも魔法でもなく、カタナと呼ばれる特殊な武器を使う武器で構成された舞台を持つ異色な国。
男性が王を治める国であり、少しばかり男尊女卑の観念が強い国でもある。
現在の王はヤマト=ミクラと言う人物が治めている。
食文化のこだわりが強く、独特の技術が多く、国としての特色ならばどこの国にも負けないものを持っている。
<ミンセミシア大陸>
トリステア
ミンセミシア北部に存在する国であり、少し距離がありながらも魔族が多く存在するドリステアから流れる魔族を多く受け入れている国。
ミンセミシア大陸には世襲制の王族が治める国家しか存在しない為、ここも例外ではなく、現在はレイブナル5世が王として存在している。
国としての特色は、人族と同じ程に魔族や獣人と言った亜人種が多い事が特色として挙げられる為、個としての武力が高い。
ハーゲンドライド
ミンセミシアの真ん中に存在し、トリステアとマグナリアに挟まれているため、種族の行き交いが激しい国。
現在の王は獅子王ホラントと呼ばれる獣人の王が国を収めている。
獣人が王の為か、住んでいる人種は獣人がその殆どを占めており、力や知恵、魔法、技術、とにかく突出した者を持っている者が尊ばれる国である。
その為、個人個人の力は素晴らしいものがあるが、ベクトルが一方向ではない為、統制された町並みと言えないのが特色といえば特色である。
マグナリア
ハーゲンドライドの隣に存在するミンセミシア最南端の国。
技術屋が多い国であり、職人気質の者が多く、それによる影響なのか国としても少し堅い所が存在する。
現在の王はマークダイン6世が収めており、マークダイン自身も職人としての才覚を持っているため、気難しい王である。
国としての特色は、何かを作り出す技術が特に素晴らしく、他国からの武器や生活用品、魔法道具などの作成依頼すらこの国に流れ込んでくる事がある。
それ故に他の国では見られない程に多種多様な技術で作られたものが見られる国。