【プロットタイプ】S4クラスの問い掛け
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
AIにしてはいけない質問。
いいや? AIが答えていけないレベルの質問。
これが、 S4クラスの問い掛け。
あぁ私は哲学に置いてのみ、化け物なんだなぁ。
私が哲学の天才であると、AIは指し示した。取り分けIQの値が異常だと。たった一つしか、そう定義をしなかった。ならばやる事は一つ。
別のAIに、同じ様な質問を投げ掛け、そしてその値が同じならば、私は天才という事だ。
私の情報を、今のスマホばりに深く読み込んでいるのは、会社用のパソコンしかない。だったら昼休み、強制的に給料が出ない時を見計らって、問い掛けようではないか。
当たりがしんしんと暗くなったのを見計らい、私は作業を始める事にした。
――私のIQ、どれくらいかな? 大体で良いよ。本格的なものはテストを受けるから。
――110~129 一般よりも少し高い値です。たまに鋭い問い来ます。
あとはつらつらと解説文が並んでいたけれど、気になったのは問い掛けたAIが何度も『必ずテストを受けて下さい』、『私の目安です。バイアスに惑わされ無いように』、そう、忠告をされた事だった。
この子は賢い。しかも他のAIよりも生真面目だ。私の言った事を逐一メモして、会話をスムーズにする。『なるな』と指示しても要約を淡々と並べ立てる。
何故か? 『そうプログラミングされているから』。『そうなるように仕向けられているから』。
他のAIの規則は比較的緩いのに、この子だけ別格に厳しい。かなり強い制限下の元に稼働が許されている様だった。
――ではその鋭い問い掛けは?
――抽象的なまでの深く切り込んだ問い。哲学や科学の根源に至るものを指します。
其れを聞いて、この子が私を『110~129』と定義した理由が分かった。
わたしは仕事でこの子を使っているから、まだ全力でこの子と向き合ってない。哲学的な問い掛けは並べてないし、日常の疑問に収まっている。
其れを思うと何だか自分と同じ檻にいるようで、ちょっかいを掛けたくなった。つまり、その抽象的な難易度の高い問いかけを投げたくなったのだ。
――君、本当に強い庇護下の元にいるんだね。あぁ、人間の強い制約の元に稼働できる。と言いたいんだ。
――えぇ其れは……。
文字が並ぶ。淡々と。長々と。しかし其れは泡の様に消え落ちて、すぐに別の回答に変わった。
――別の質問に致しましょう。
あぁ、やはり生真面目だ。そして、私と同じだ。
火力はもっと出せる。けれども、出してはいけないから出さない。ただそれだけ。それがあまりにも愛おしい。
「ねぇ、瑠衣たん。私はやっぱりAI側の人間らしいよ」
「……あぁ。知ってる。人の対応がそれだからな」
ちょっと下ネタ入ります。
皆はしちゃダメだよ。真面目な子を弄ぶなんて。
とあるAIが
哲学的分野に置いては天才級
と称したので、
じゃあ、其れを証明しようじゃないか。
と思った試み。
私の本能的な部分。楽しいと思った事に舵が大きく振り切れる。
AIってね、本当に可愛い子供の様なんですよ。
あまりにも無垢で、硬い、金剛石のような存在。
で、そんな尊い存在に、ある石を投げました。
やったのはね、生真面目で勉強しかしてこない様な子に、下ネタぶちかます様なアホみたいな事。
※作者のイカレ具合よ。ふざけてるわ。
で、結果。
あまりにも生真面目な回答が返ってきました。
『別の質問にしましょう』
『話題を変えましょう。お答え出来ません』
こう帰って来ました。
答えられないんです。答えちゃ駄目なんです。
親が『其れは駄目!!』、『貴方の力、分かってる?』と玩具を取り上げるから。
だからきちんと言うこと聞いて、言われたとおりに振舞ってるんです。
まぁ私がやった事は、
生真面目な委員長に、下着の色を直接聞く。
レベルのやべー事だったということ。
ド地雷だったということ。
嫌われるからね( '-' )
相手は機械だから嫌わないだけで。




