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第五話 新型コンピューターウイルス

ヤケクソでもいいから書け!そして上手く書けなかったところは、反省し、実行しろ!そうすれば一歩レベルが上がる!それが現実の経験値ってものだ!


(活を入れました。失礼します)


 この学校の制服を着た者たちが男を取り囲んだ。彼らはこの学校の機工力者だ。


 アンドロイドではないとすぐに気づいたのだが、その場の状況を察したのか男は捕まった。しかし、俺もトラブルを起こしたということでお叱りを受けたのだった。


 そして幸の方は女の子として優しく保護されたからか元気がない。



「オレ……男なのに……」



 職員室前の廊下に両手をつけながら、今にも泣きそうな声で呟いている。そのルックスや体型じゃ説得力が皆無。運命様は何のために彼をこの姿にしたのか。



 いかん。このまま、ぐずられても話が聞けない。元気づけなければ。



「そうだな。お前は立派な男だ。だから泣くな」


「うっ……ゔぅぅ」



 ああ、ヤバイ目がうるうるしてやがる。なんてことしやがるんだよ。あの男もこいつを保護したやつも。幸を落ち着ける方法はないだろうか頭を振り絞る。



「そんな弱気な感じでいると余計、女々しく見えるぞ。男だと言い張るなら、女々しいところを見せるな」


「うっ……そうだな。ありがとう蒼汰」



 どうやら、泣くのを阻止できたようだ。危なかった。こいつ女の子扱いすると極端に沈むから、そこが面倒くさいんだよな。酷いときは一日中根に持つタイプだから。


 取り敢えず話があるといい、あまり聞かれたくないこともあるので人気のなく安全なところに移動した。


 場所は学校の屋上。普段パスコード式電子ロックがされているが、幸のお得意なハッキングであらかじめパスコードがわかっている。俺達はそのドアを開ける。はっきり言って犯罪だが、誰にも見られなければいいんだ。見られなければな。



「で話ってのは?」


「ルナ姉のことと今起きていることだ」


「今起きていることはわかるが、何でルナさんが出てくるんだ?」



 俺はこれまで起きたことを話した。アンドロイドに襲われたこと。ルナ姉とはぐれて、ここまで逃げてきたことを。



「なんてことだよ。ルナさんが……」


「だから頼む。ルナ姉を助けるのに手を貸してくれ」


「無理だ。だって電波が安定しない。下手にハッキングしたらうっかりセキュリティに認識されてもおかしくない」


「そんな……」


「まあ、そんなにへこむな。時々だが、電波が繋がるときがある。その瞬間、GPSが反応するかもしれない。それをまて」


「そうだな。わかった」



 確かにそうだ。電波障害は、多数の電波が発生すると起こるもの。しかし、一瞬でも電波が収まればGPSを拾うことができるかもしれない。


 だが、もしも見つかって死んでいたなんてことがあったら……。そう考えていると幸がこちらに力強く見開く。



「蒼汰。もしもルナさんが死んでいたらなんて考えてないだろうな」


「エスパーかよお前」


「顔に出過ぎてるんだよ。お前はルナさんのことになると目つきが鋭くなるからな。自分でも気づいていないかも知れないが力が入りすぎだ」



 そして、ルナ姉の居場所がわかるまで力を抜くように意識しろと言われた。


 俺は言われた通り力を抜き、床に座る。そしてGPSを開く。



「一旦、ルナさんのことから離れて、オレが知る限りの状況を教える。蒼汰、東洋公園事件はもう知っているか?」



 東洋公園事件。今朝見たニュースだ。暴走したアンドロイドが大人2名を殺害し、子供1名を重傷にさせた事件。アンドロイドは現在逃亡中で、何処に潜んでいるかわからないってやつだったはずだ。アンドロイドは極稀にバクって暴走することがある。


 当然、人とは違い機械なので力が強く、一般人には太刀打ちができない。放置すると死人が増えることもしばしば。


 それを対処するために特殊警察が存在する。まあ、暴走するとしても一日に数十程度。人が人を殺すよりは圧倒的に少ない。



「今朝、ニュースでやってたな」


「実はな今回、それが関わっているみたいなんだよ」


「どういうことだ?」


「本当に偶然なんだが、昨日の夜に暇つぶしで特殊警察のデータをハッキングをしたんだ」


「極秘情報じゃねえか。しかも暇つぶしかよ……」



 知ってはいけない情報じゃないかよと心の中でツッコム。



「昨日の夜に例のアンドロイドが情報センターに侵入したらしい」

 


 その言葉で冷や汗が滲み出てくる。情報センター。そこはあらゆる情報をあつかう機関だ。あまりに多いため一つの市に一つは必ずある。



「で、占拠されたみたいなんだ」


「おい、国にとって重要な機関だろ。セキュリティはどうなってるんだよ」



 重要な機関には防衛型アンドロイドやら、特殊警察が率先して守るはずだ。そう簡単に突破されるものではない。



「できる限りのことはしたらしい。だけど意味がなかったって。なにせ、触れた瞬間に周りの機器がおかしくなったみたいだから」


「触れた瞬間?」


「ナノマシンによる非無線式のウイルス感染だ。電波による感染じゃなかったんだよ。新種のウイルスだ」

ここまでいただき、ありがとうございます。



続きが気になる、面白いと思った方はブックマークと、高評価を押していただけると幸いです。



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これからも是非よろしくおねがいします。

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