墓標
無彩色の部屋にいるようだ
得体の知れない恐怖
安心感のある痛み
終わりの見えない会談
蛍の光みたいな後悔
ふわふわと綿毛みたいに
僕に帰ってくるよ
水滴のように
ビー玉のように
ただ美しさを纏っているよ
その美しさの濁流は
例えるなら密かな輝き
巡る巡る輪廻転生の
始まりの一幕
始まりにして終点
一人ぼっちの産物と
いつか寂れる部品の一欠片
それが僕の核
死ぬ時に軽くなる
たった21gの意味
そのうちの18gは
僕が誰かに贈る
無価値で平凡な感謝の重み
暗いのは嫌だな
そんな僕の前に
仄かな光が灯る。
またまたお久しぶりです。
生神 真原です。
どうしてもリアルが忙しく、書く時間が確保できないため、Twitterで短い詩をつぶやく生活が続いております。