#プロローグ
少し下品な内容を含んでいます。ご注意ください。
『今夜私のことを泊めてくれる人募集中です。気軽にk…』
暗い部屋の中、ぼぅっと光を放つパソコンの画面を見つめながら私は「はぁ…」とひとつため息をこぼした。
今日で三日目。毎日違う人の家に泊まりに行っては犯される、そんな馬鹿みたいなことを毎日を繰り返している。
一昨日はちょっと身長が低めなおじさん。奥さんとは別居しているからと言われ行ってみたら即ヤられて。昨日は確かハリセンボン並に膨らんだ顔をしたお金持ちのおじさんの家に泊めてもらった。まぁどちらも50代を過ぎたオッサンだったから正直気分が悪かったけど。
カタカタと文字を入力していく。
『現役JK1、即ハメOK♡♡気軽にコメントしてくださいねっ!』
「…よしっ、これで完了っと」
そうしてハッシュタグを付けて投稿すれば……
「ぉ、もうリプきた。」
たったの1分で泊めてくれるというおじ様が現れるのだ。
「…お。『3万あげるから泊まりに来てください』…って、これ絶対にヤリモクじゃん。…ま、ヤるだけで3万もくれるのならいいか」
─そうして私は今日も身体を売ってお金を貰うのだ。