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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! だってさぶいんだものコーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは気象です。


いや~、今年は寒波の当たり年じゃなぁ。何じゃ、あの上空5千メートルの大気の温度はっ!マイナス42度っておかしいじゃろう?確か南極で観測された最低温度ですらマイナス67度くらいのはずじゃったぞ?それよりたった25度高い程度の空気が日本上空に来るのは間違っておらんか?


くろ様、別に間違ってはいません。過去にだってこんな事はしょっちゅうあったはずなんです。ただみんな忘れてしまうのですよ。何たって『今』が忙しいですからね。


そうなのか・・、そうじゃのぉ。神戸の震災も既に記憶の彼方じゃしのぉ。太平洋戦争も銃弾や降り注ぐ焼夷弾の雨を掻いくぐった経験をお持ちの多くの方々は既に鬼籍に入られておるじゃろうし。それを考えればマイナス42度なんぞに負けてはおられんな。


そうですよ、シベリアに抑留された方々なんて毎年経験なさっていたはずなんですから。暖が取れる部屋でちまちまエッセイを書いている我々が愚痴を言ってはいけません。


じゃが寒いっ!


くろ様、このエッセイって多分夏の真っ盛りに予約投稿されるはずですから皆さんの共感は得られませんよ?


うるさいっ!実際に寒いんじゃからうそぶいて暑いなんぞ言えるかっ!というかあの降り積もった雪を除雪せねばならぬのかと考えると気持ちも萎えるわっ!


くろ様、そんなのみなさん思っているんですから、でも黙々とやっているんですから。くろ様だけが苦労している訳じゃないですよ。


ああっ、スキー場だけに雪を降らせる技術はないものかのぉ。もしくはこの寒気を夏の暑い日に、ちこっと取っておければ快適な生活が営めるのにのぉ。何故、我の思い通りにならぬのじゃ。


くろ様、郷に入りずんば郷に従えです。くろ様、向こうの世界では如何様にも出来るんですからわざわざこっちに居る必要ないじゃないですか。お戻りになったらどうです?


アホっ!そんな事をしたらぽっちが我の続きを書かなくなってしまうではないかっ!あやつ見張っていないとすぐサボるからな。


そうですね、まぁそれも致し方ないでしょう。だってキーボードを叩く指先が凍えるんですから。全く凄まじい寒気です。


のぉ、ストーブをつけては駄目か?


駄目です。今年はオペックの減産と中東情勢の不安とこの寒波の影響で灯油の値段が上がったんですから無駄遣いはなりません。


なら、もうエッセイなんぞ書いてないで寝ようぞよ。布団に包まっていれば少しは温いのじゃ。


そうですね、あーっ、明日は雪かきが大変だ。くろ様、見てください。また降り出しましたよ。


誰が見るかっ!もう見飽きたわっ!


-お後がよろしいようで。-

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