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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 日本沈下編コーナー

雑文ラノベ「授業中、僕が妄想したことが現実になってしまった。これって僕の責任ですか?」6話読了後あたりで読むのが旬です。

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは時代背景です。


これはまた大御所のやつをパクったのぉ。


そうですね、私も古すぎて記憶が曖昧です。元ネタでは最後どうなるんでしたっけ?


なんじゃ、そんな事も覚えておらんのにパクったのか?しょうがないやつじゃのぉ。確か世界各国に難民として散り散りになってゆくはずじゃ。なんか今のシリア難民を彷彿させる結末じゃのぉ。


ああっ、思い出しました。確か主人公は恋人とはぐれてシベリア辺りに行くんでしたよね。


うむっ、あの作品は最初は海洋サスペンスぽく最新技術をもって海洋調査をし、海底の未知なる状況で読者を引き付け、地震という日本人には馴染みの深い現象で不安を煽り、途中からは本物の政治家の決断を描いていた。だが、すでに運命は決まっていた。最後は怒涛の災害描写で終末を語る。今の人たちからしたら救いのない話である。だから今映像化してもウケないかもしれんな。


あーっ、この投稿サイトでは絶対読まれない類の話ですね。


うむっ、時代が違うのじゃ。あの作品が世に出た当時は戦後の復興期じゃ。経済は右肩上がりじゃったからな。みんなが明るい未来を信じて疑っていなかった。じゃから、浮かれた世間への戒めとしてこうゆう作品が読まれたのかもしれん。


今は未来に対して明るい思いを持ちづらいですものね。技術は発展して便利で生活しやすくなりましたが、それをベースにしちゃうと更なる発展にはとんでもない技術転換が必要になります。今は技術の運用コストが高くなりすぎて、生活基盤の維持すら危ういですからね。


そうじゃのぉ、道路や建物の箱物なども耐用年数が過ぎているものが多い。そこに輪をかけて耐震やら情報化やらの付加設備が必要となるから作り変えるコストも天井知らずじゃ。今の世代の若者は未来の子供たちに生活基盤というレガシーを残してあげられぬかもしれんな。


そうですね、でも物は残せなくても知識は伝えられます。その知識を運用できる最低限の生活環境を維持しつつ技術がブレイクポイントを迎えるのを待ちましょう。


そうじゃな、元々物語など口伝で伝えられていたものじゃ。それが文字の発明により粘土板になり紙になり電磁データとなった。次はどんなものが出てくるか楽しみじゃな。


そうですねぇ、くろ様は後1千万年以上寿命がありますからね。のんびり待っていてください。私はお先に失礼しますから。


お主、この投稿サイトにいるのにそんなことを言うのか?この妄想世界には転生というなんちゃって能力があるのだぞ?お主は死んでも生まれ変わって我の玩具じゃ!


-お後がよろしいようで。-

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