俺と! くろの! 異世界エビソード?コーナー
雑文ラノベ「死んでねぇ!神様誤魔化す。転生人生やり直し」5話読了後あたりで読むのが旬です。
俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマはまた異世界です。
これって雑文ラノベ「授業中、僕が妄想したことが現実になってしまった。これって僕の責任ですか?」で一回やらなかったか?
やりましたけど、あの時はテーマを放って別の話になっちゃいましたからやり直しです。今度はちゃんと普通の異世界ですから大丈夫ですよ。
大丈夫って・・、何かまた話がすっと放されているみたいなんじゃが?
まぁ、そこはぽっち先生いつもの事ですのでスルーして下さい。どうせぽっち先生の異世界話なんか読んでも面白くないですから。
いや、異世界に限った事ではないような気がするんじゃが・・。
しーっ!そこは突っ込んじゃ駄目ですっ!
じゃがこれだけでは我が解説する事などないぞよ?と言うか何を話せばよいのじゃ?
えーっと、何か話して下さい。それっぽい事なら何でもいいです。どうせ本編ではもう異世界は出てきませんから。
転生をテーマとして扱っておきながら異世界の話が出てこぬとはすごいのぉ。これぞまさしくタイトル詐欺じゃな。
いえいえ、ちゃんと転生していますから。ただ場所が異世界じゃなくて現世なだけです。
それって異世界転生モノを読みたい読者の方々に対してどうなのじゃ?
大丈夫ですよ、そうゆう方はぽっち先生の作品なんか読みませんから。他にいくらでもありますからね。
そうか・・、そうじゃのぉ。大体この作品ってジャンルもヒューマンじゃしな。詐欺ではないか。
はい、逆にヒューマン系の方から文句を言われるかも知れません。
全く、ジャンルとは面倒じゃな。
さて、異世界の話に戻しましょう。本編では一応、異世界モノの成り上がりっぽい事をしたように書いてありますけど、他の作家さんたちはどんな風に味付けしているんですかねぇ。
そこなんじゃよな、まずは世界観の説明からして貰いたいんじゃが、結構すっ飛ばす作家さんがおる。まぁ、ぽっち程ではないんじゃが・・。
そうですね、異世界モノってその辺がきちっと固めてある作品って少ないですよね。まぁ、あんまりガチガチにしちゃうと後で窮屈になっちゃうから嫌うんでしょうけど。
いや、嫌っているんじゃなくて気にしておらんだけじゃろう。なんせ主題は主人公のドタバタコメディーが殆どじゃからな。人がいて主人公より弱い悪役がいて、主人公に助けを求める統治者か民衆がいれば事足りてしまう。特に悪役は人間である必要もないからな。異世界って便利じゃのう。ダンジョンなんかただの盗掘行為じゃからな。昔のエジプト人も真っ青じゃ。じゃが、そんなに宝石って欲しいものなのか?
まぁ、キラキラしていてきれいですからね。興味のない人にはただの石でしかないんですけど。でもそれを言っちゃうとお金だってただの印刷物でしかないですから。人間、本当に必要なものは水と食料と空気です。でもこれらって持っていても嵩張ったり腐ったりしますからね。その点、お金や貴金属は変化しません。燃えちゃう危険性はありますが稀です。大津波で家を流された跡地では数日もしない内に金庫目当てに盗賊が闊歩していたらしいですよ。
そこまでして金を手にしたいのか・・。人間の欲とは恐ろしいのぉ。
はい、ですから異世界モノではそこを突くのです。物語ですから現物を用意する必要はありません。作者の指先ひとつで何億もの金銀財宝をばら撒けますからね。書ける人がこれを書いたら爽快ですよ~。なんせ現世ではあり得ない事ですから。仮想通貨ですら540億程度の流出でしたけど、作者がその気になれば何兆という額がぽいぽいと使えます。
540億か・・、あれって現金じゃったらルパンですら盗めぬよな?
重たいでしょうねぇ、ベルトコンベアと大型トラックが何台も必要なはずです。
じゃが魔法のある異世界なら簡単か・・。何といったかのぉ、マジカルボックスじゃったか?
ああっ、ドラちゃんの腹ポケットみたいなやつですね。昔、ハヤカワの文庫でそんな設定の戦闘艦が出てくるやつを読んだ記憶があります。そうか、あれはご都合主義と言えば良かったのか・・。当時は違和感ありありで意味がわかんなかったんですよね。そんな便利な物があるのに悪の組織に押されているんですもの。主人公以外みんな馬鹿みたいな設定でした。いや、主人公も大概なやつでしたけど。なんでハヤカワがこんなのを出版したのかと疑問でしたよ。
それもまた時代の流れである。あれは舞台が未来なだけで根本となっておったのは今の異世界モノと同じじゃ。というかその前だって同じようなものじゃったろう?主人公が活躍しないような物語はどの時代でもウケぬと思うぞよ。
ああっ!だから『こりごり』は駄目だったんですねっ!主人公たる俺がまるで脇役みたいに扱われていましたからっ!
それはまた別じゃ。作者がぽっちだったからである。
-お後がよろしいようで。-




