俺と! くろの! 評価・ブクマをお願いしませんコーナー
俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは抜け道です。
くろ様、先程ある作家さんのエッセイを読んで知ったんですけど、あとがきはおろか作品の文中で自身及び他作家さんへの評価やブクマの付加をお願いする文章を書き込む行為は禁止されているそうです。
作中でも駄目なのか?キャラに言わせても駄目なのか?それでは投稿サイトのドキュメント作品など書けぬではないか。
う~んっ、そこら辺はどうなんでしょう?結局、意図しているかどうかだと思うんですけど。
お主、また聞きじゃからそんな事になるんじゃ。ちゃんと自分で調べぬか!
はい、すいません・・。でもあとがきなどではちらほら見受けますね。
多分それは規制前の作品なんじゃないのか?作品は投稿された時点で時間が止まるからのぉ。完結した作品なんぞ、あっという間に週間UVが100未満じゃ。
くろ様、それは不人気作品だけの現象です。人気作品は完結しても何故か読まれ続けていますよ。
そうか、しかしなんで評価の付加をお願いするのは駄目なんじゃろう?アピールの手段としては普通じゃよな?募金や選挙では普通に行なわれておるぞよ?
あれ?そう言えばそうですね。『募金お願いしま~す。』『どうか清き一票を私めにお願いしますっ!』とか普通ですね。なんでここは規制があるんですかね?
うざいからかのぉ?作品だけを静かに読みたい対価を払わぬ読者から告発されたのかもしれぬ。
でも、ポイントシステムって運営が導入したんですよ?そのシステムを活用してくれるように作者がお願いするのを規制するって自分の首を絞めていませんか?
ちと作者が必死に成り過ぎたのかもしれぬ。さすがに連載で毎回言われるとうざいじゃろう?
でも、この投稿サイトのポイントシステムを活用している方ってごく少数らしいじゃないですか。これって選挙で例えるなら組織票ですよね?その方たちが好きなジャンルやテーマばかりにポイントが集まっているのでは、当初の目的から外れているんじゃないですかね。
どうじゃろうな。まっ、我らには関係ないことじゃ。なんせ元となる読んで下さっている読者の数が一桁じゃからな。お願いしても状況は全く変わらん。
う~んっ、さすがは底辺作品。というより地面にめり込んでますよね。おかげで発掘して貰うのも一苦労です。
うむっ、しかしメリットもある!ここでは何を言ってもフリーダムじゃ!なんせ誰も読んでおらんからな!ビバっ!底辺!やりたい放題じゃ!
くろ様、自虐過ぎます。では今回のテーマである抜け道を探してみましょう。
あーっ、それはほれ、言い換えればいいだけじゃ。ちょっと下の方にスクロールしてぽちっとしてたもれと言う表現なら構わぬであろう?
くろ様、あからさま過ぎです。誘導も多分駄目ですよ。
そうか、後はどんな方法があるかのぉ?
そうですね、こんな文章なら大丈夫のはずです。
『評価・ブクマをお願いしません。』
・・しないのか?
しません。
なら書かねば良いのではないか?
しないけど書いちゃうんです。
なんで?
お願いしたいから!所謂抜け道です。
いや、全然抜け道になっておらんぞ?これじゃ誰も評価してくれぬじゃろう?
はい、今回は例としてあげましたからその部分しか書きませんでしたけど、実際に使う場合はもっと長い文章の中に潜り込ませます。そして後ろの否定部分である『せん』の所を読者に読み飛ばして貰うのです。この方法でまだこの投稿サイトのルールに慣れていない新規アカウント登録者を誘導するのです。半分くらいの方は勘違いして評価してくれるかも知れません。
うわっ、セコっ!
まぁ、これは日本語の文法と人間の錯覚を応用したものですね。文章としては否定しているので規制の対象外です。読者の方が勝手に勘違いするだけですから。それどころか文章だけ切り取れば規制を応援しているようなものです。
あれ?本当じゃ。これって完璧なんじゃないのか?お主良く考え付いたのぉ。大したものじゃ。
でも我々がやっても結果は変わらないんですけどね。
ああっ、そうじゃな。なんせ一桁じゃし・・。
-お後がよろしいようで。-




