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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 書き方講座2コーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマも書き方講座です。内容は会話文で練習しようですね。


まぁ、前回で文字数の水増し方法は判った。じゃが水増しするには元となる文章が必要じゃ。これが書けぬ場合はどうするのじゃ。


それは救いようがないですね。でもそれを言っちゃうと今回のテーマが終わっちゃうので必殺技をお教えします。


おほっ、必殺技とな!何かかっこいいぞよ!是非とも教えてたもれ。


簡単です、このエッセイを真似れば良いのです。


??なんで?どこを?どうやってじゃ?


はい、見事な三回化です。くろ様も小説の読ませ方が上手になりましたね。


何を言っておるのじゃ?もしかして誤魔化そうとしておるのか?


いえいえ、でもここで三回化の話をすると今回のテーマから離れちゃいますから話を戻しましょう。まずはこのエッセイって会話文しか出てきませんよね。


まぁ、そうじゃな。おかげで今回は録音スタジオを借りれなかったのでぽっちの家で収録しておるのも読者の方は判るまい。


しーっ、くろ様そうゆうネタはいらないですから。言わなきゃ誰も気付かないんですからバラさないで下さい。


およっ、それはすまなんだ。して、会話文だけのエッセイを真似るとはどうゆう事じゃ?


会話文って一番書き易いんですよ。なんたって通常喋っている事を打ち込むだけですから考える必要がありません。しかも、相手のいる通常の会話と違い物語りは作者ひとりで話を進めますからね。予定調和といいますか、会話の流れがスムーズになります。討論なんかをさせてもまったく予想外の事を相手から投げかけられる事もありませんし非常に楽です。云わば自作自演劇です。


あーっ、もしかして我とお主の会話もぽっちの創作なのか?


まさか、それならわさわざスタジオを借りて録音なんかしませんよ。まぁ、時々、勝手に割り込んで言いたい放題している見たいですけどね。


むーっ、それにしても会話文が一番簡単とは意外だった。ぽっちの他の作品なんぞ会話のかの字もないものがあるぞよ。もしかしてあれは難しいのか?我は声優への支払いをケチる為にぽっちがわざと出さなかったと思っておったのじゃが。


そんな訳ありますね。あれって基本一人称なんですよ。一人称って基本ひとりの方の独白ですから意識していないと会話文を入れるのを忘れちゃいます。おかげで出演料が浮きました。ただ作品としては女の子の声がないDVDは、商業的に成功しないのは過去の事例でほぼ絶対ですから作家としては馬鹿な行為です。今は女の子をどれだけ出せるかで人気が決まりますから。アニメやゲームなんかは特に顕著ですよ。


あーっ、そうじゃのぉ。○○○や○○○など、例を挙げればきりがないのぉ。


ですから、物語を書いてみたいけど書き方が判らないという方はまず会話だけで話を進めるのが簡単です。これはキーボードを叩く練習にもなりますしね。


しかし、会話文では表現できぬ事もあろう?そこはどうするのじゃ?


スルーします。もしくは注訳でも入れておいてください。後で肉付けすますので。


例えば?


会話が終わって場面転換する時とかですか。例を挙げましょう。下校中、分かれ道に来て挨拶して分かれた後、次は家族の会話が始まるとします。


ふむっ、如何にもありそうなパターンじゃな。


会話文だけだとこうなります。


「じゃあねぇ~、またあした!」

「うん、ばいばーい。」

「お母さん、ただいまぁ~。」

「あら、お帰り。」


ほほうっ、ちょっと唐突じゃのぉ。


はい、本来なら「うん、ばいばーい。」の後に地の文を入れ状況変化を説明したいところです。でもそんなのは後で幾らでも追加できます。まずは話を先に進める為ここは一言入れておけばオッケーです。こんな感じですね。


「じゃあねぇ~、またあした!」

「うん、ばいばーい。」

★場面転換★

「お母さん、ただいまぁ~。」

「あら、お帰り。」


あーっ、成程。読書で言えばしおりを挟んでおくのじゃな。


はい、どうせこの状態の文章を読むのは作者だけですから自分が後で判れば何でもいいです。そうやってとにかくストーリーを先に進める。そうしている内に物語も佳境に入りハッピーエンドを迎えて終了です。


ほほぅ、その後読み直してあーだこーだと説明文を入れてゆくのだな。


はい、書いたらすぐ投稿するこのサイトでは使えないテクニックですが、初めて書く人が失敗しないためにはこの方が確実なはずです。それに、もともとある程度書ける人ならこんなことで悩みませんから。これはあくまで初めて書く人向けのひとつの方法です。


そうか、つまり我々はいつまで経っても初心者用の書き方でこのエッセイを続けてゆくということなのじゃな。


あれ、気付いちゃいました?


-お後がよろしいようで。-

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