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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 異物間交流コーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは自動車です。


お主よ、これは読んだか?


またですか、くろ様。最近このパターンが多いですね。


うむっ、とうとうネタ切れかも知れぬ。なんと言っても半年先に投稿する話であるからな。あまり時事ネタが使えぬのじゃ。


はいはい、その件はいづれ検討しますよ。で、どれですか?


これじゃ。


『現代モノの小説で、車通勤のヒロインがあまりいないことについて考えてみた』


ほうっ、中々ニッチなところを攻めてきましたね。まぁ、そこら辺は物語にどう絡んでくるかにもよりますからね。でも確かに都会で執筆している作者の方なら敢えて登場人物に車通勤させるメリットはないかも知れません。自動車運転免許を持っていない人だって沢山いますからね。


確かにそうかも知れぬな。このエッセイの中でも言っていたが、基本運転中はひとりじゃしのぉ。ドライブデートならともかく通勤時の描写なんぞわざわざ書く必要もないからな。


そうですね、自動車をテーマにした作品ならともかく、通常はスルーされる事ですよね。


まっ、書いたとしても事故などのハプニング導入の小道具とかしか旨みがないからな。通勤時の車内の描写が毎回出てきても、作者の方がネタ切れを起こすであろう。


確かに通勤って毎日ですからね。そんなにネタはないはずです。でもチャレンジとしては面白いんじゃないですか?通勤時の車内だけの出来事に縛って物語を書くって。いや、駄目だな。絶対エタリますね。オチが付かないから。


それは電車通勤でも同じであろう。人間観察としては面白いかも知れぬが、それを物語とし読ませるには相当な技量が必要なはずじゃぞ?


そうですね、やっぱり小道具として使うくらいが関の山ですか。


いっその事、ナイトライダーのように車が自我を持ち合わせているとか言う設定なら、話も膨らむかも知れん。


あははははっ、それはいいですね。異種族間交流ではなくて異物間交流ですか。もっとも自我を持って会話が出来る時点で擬人化モノになっちゃいますけどね。


SFなどではよくある設定じゃろ?


ありますねぇ、異世界モノでも聖剣辺りはよく喋りますしね。


まっ、それでも通勤時に特化した物語とはならぬがな。


そうですね、最初こそ書かれるかも知れませんが、物語が進むにつれて非日常的なハプニングにエピソードが流れていくでしょうから、車で通勤というテーマからは離れるでしょう。


あっ、途中で誰かを乗せいてく設定ではどうじゃ?なんかそんな事を推奨していた時期があったはずじゃぞ?


おおっ、グッドアイデアですよ、くろ様。いきなりでは興ざめなので途中からそうなるように話を進めれば通勤中に話を集中できるかも知れません。勿論相手はイケメンなんですよね。


当然じゃ。誰が加齢臭漂うオヤジを車に乗せたがる女子がいるかっ!


そうですね。よしっ、ここはもっと話を盛って日別にイケメンを取り替えましょうっ!毎日別々のイケメンを乗せて通勤するヒロインっ!これぞ逆ハーレムですねっ!


成る程、そしてひとりに絞れないヒロインの心の葛藤を書くのじゃな?


はい、これなら恋愛要素もありますから書き易いし読まれ易いと思います。


ふむっ、そして横槍を入れてくる悪役令嬢のポルシェと街道バトルかっ!


くろ様、それは幾らなんでも・・。多分ヒロインの車って軽自動車ですよ?


ガテン系ということで社用の2トントラックでは駄目か?


多分読者がついてこれません。


面白いと思うんじゃがのぉ。


くろ様、恋愛モノは男と女の駆け引きが重要なんで、それ以外は演出用の小道具でしかありません。


そうか、となると車中でイチャイチャするしかないかのぉ。


くろ様、朝の通勤車内でなにやらせるんですかっ!事故りますよ。


うむっ、やはりヒロインと自動車はあまり接点が見つからんな。所詮は女子にとって自動車は道具でしかないのか。


-お後がよろしいようで。-

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