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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 慣れとは本当に恐ろしいコーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは順応です。


自然の力とは本当に凄いものである。あれ程の熱波が台風が来ただけで吹き飛んでしまった。


そうですね。しかし、気温自体は通年通りに戻っただけですから相変わらず暑いです。


うむっ、確かに昼間の暑さはいつも通りじゃが、夜は25度を下回ることもある。冬場の25度など暑くて逆に風邪をひきかねん温度じゃが、あの暑さに慣れてしまった体には、涼しさを通り越して寒いくらいである。


確かに夜は寒いくらいですね。寝冷えという言葉とはこうゆうことかと感じたりします。でも、この話を投稿するのって9月も終わりの頃ですから、読んでいる方には伝わりませんよ。


ああっ、また冬の季節がやって来るのじゃな。毎年、毎年飽きずによく来るものじゃ。


くろ様、季節って地球の公転運動と地軸の傾きによる物理現象ですから飽きたりしません。逆に季節が変わらなくなったら宇宙規模の変化ですよ。その行き着く先は多分大災害です。


地軸って昔から替わらんのかな?もしかして恐竜たちも四季の移ろいに風情を感じていたのじゃろうか。


いたんじゃないですか、でなければ卵などの産卵時期が一致しないでしょう。彼らって多くの種が産みっぱなしだったらしいですから、冬の時期なんかに産卵したら孵化しませんよ。


マンモスって恐竜ではないのじゃよな?


話が飛びますね。マンモスは象の親戚でしょう?姿からしてそのまんまじゃないですか。


恐竜が滅んだのが約6千年前、マンモスは1万年前じゃったか?


う~ん、覚えていません。でも人間に狩られていたらしいですから何百万年も前ではないはずです。


あやつらって、今蘇っても2日で死ぬな。


彼らだけでなく、ペンギンやホッキョクグマだってここに連れて来てなんの措置も講じなかったらぐったりです。水族館や動物館で彼らが過ごせるのは冷房設備のおかげですよ。


動物風情が、我より上等な生活環境を有しておるのはムカつくのぉ。


くろ様、彼らって働いていますから。年収に換算すればくろ様の何十倍も稼いでいますよ。


ああっ、我もどこかの動物館で飼って貰いたいものじゃ。当然、おやつはケーキである。


まぁ、くろ様は人間じゃないから倫理的には問題ないでしょうけど、人気が出るかは疑問です。くろ様程度の美少女なんて、今ではごろごろいますからね。


くっ、やはり白い羽根を生やして頭に蛍光灯を載せねば駄目か・・。


それでも人気になるのは一時なんじゃないですか。人って慣れますから。いや、飽きると言った方が的確かな。


暑さ、寒さも慣れ、災害や珍しさも慣れか・・。今の人間たちって少し刺激に対して鈍感なのではないか?


それこそが膨大な情報社会を生きてゆく我々の自衛本能なんですよ。ある程度、安定した生活を手に入れたら、次はその生活の維持が目標になります。その為なら不要と思われる感情は置いてゆかねば前に進めません。


あーっ、なんか戦争中のスローガンみたいである。


社会的な弱者の切捨てだって、やがては普通に行なわれるかも知れません。


そうせざる得なんだらそうするのか・・。


今はまだ体力があるから手を差し伸べられますけど、困窮すればそうなります。姥捨て山やヘンデルとグレーテルなどの物語を読むまでもありません。昔から行なわれていた事です。


最初こそ、反対の声をあげるのじゃろうが、いずれは慣れてしまうのじゃな。


はい、慣れって怖いですね。


-お後がよろしいようで。-

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