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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! SFは本棚の中だけにコーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは宇宙系SFです。


くろ様、この子のエッセイってどう思います?


あんっ、SFでチートと言われないために?こいつ何を言っておるのじゃ?SFなんぞ妄想の塊りじゃろうに。本当にこやつはSFモノを読んでおるのか?どうせ素人の書いたモノしか読んでおらんのだろう。やめじゃ、やめじゃ。こんな片手間のエッセイなど読むだけ無駄じゃ。


くろ様、結構厳しいですね。確かにこの子、SFと科学論文をごっちゃにしているところがあります。まぁ、その原因は多分読んだ素人作品にあるんだと思うんですけどね。素人SF作品の一番陥りやすいところがエセ科学を取り入れちゃうところです。そこで読者が理解し易いように実在する科学名称を使っているだけならいいんですけど、そこにリアリティーを求めてしまって素人考えの理論を持って説明しちゃうから、ちょっと科学を齧った人には鼻に付いちゃうんでしょうね。


そんなのはどっちもどっちじゃ。SFは自分の好きな作者の作品だけを信じればよいのじゃ。その作者が構築した世界だけがSFである。そこに現実世界の常識や実験結果を持ち込んではいかん。いや、これはSFに限ったことではないぞよ。物語とは全てそうゆうものじゃ。


そうですね、この子も何れ気付いてくれればいいんですけど。


それこそ要らぬお節介じゃ。ここは自分の思いを自由に投稿できるサイトである。気に入らなければ読まねばいいだけだ。だからお主ももう読むな。忘れろ。


そうですね、まぁ今回はSF考察の為の前振りとして例に取っただけなのでそれ程気にはしていません。でもくろ様、最近のSFってなんだか主流が変わっちゃったんですね。ただ単に舞台が宇宙や他の惑星なだけの無双モノや単なる宇宙戦争モノばかりで宇宙開発系とか惑星探査モノが見当たりません。


お主よ、それはな、誰も読まないからじゃ。誰にも読まれない物をわざわざ書く馬鹿はいない。これは別に小説のジャンルに限った事ではない。公衆電話を見よ。携帯電話の普及で誰も使わなくなったから、新たに設置することがなくなった。それどころか維持費が掛かるから既存の物を撤去しているほどじゃ。まぁ、新しく建てた公共施設などでは立場上、しぶしぶながらも設置するかも知れぬが民間ではまずない。それと同じじゃ。需要がなくなれば日本中を網羅し謳歌を謳った電話網ですら消えてなくなる。栄華必衰、恐竜とて滅んだのだ。物語の単なる一ジャンルなど消えてなくなるのは仕方あるまい。


ん~っ、それって何だか寂しいですね。何か打開策はないもんですかね。


他星系から異星人がやってくれば一発大逆転じゃな。それこそ、異星人モノが雨の後の竹の子ように書かれるはずじゃ。過去に似たようなシチュエーションの作品があればそれこそリバイバルで大増刷じゃ。


くろ様、それって可能性としてはかなり低いですよね?宇宙の星々の距離を舐めていますよ。


大丈夫じゃ、高度に発達した科学は魔法と見分けが付かないと誰かが言っておった。つまり、異世界とは実は他の星系の惑星じゃったのじゃっ!転移とは次元移動ではなく時空移動じゃったのだっ!


くろ様、無理やり流行のファンタジーにSFをねじ込まなくてもいいです。すでにSFは斜陽ジャンル。本棚にある本を読み返して満足することにしましょう。


うむっ、名作は不滅じゃ。例えジャンルが衰退しても作品は残るであろう。じゃがラノベは何冊生き残れるかのぉ。ぷぷぷっ、大人になってから読んだら3分で本を閉じることにならねばいいがのぉ。


くろ様、言い過ぎです。思い出とは美化されるもの。例え読まなくても本棚にあるだけで満足できるのですよ。


それってただのコレクターなのではないのか?


-お後がよろしいようで。-

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