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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 夢の印税生活コーナー

俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは底辺とトップランカーの生活の違いです。


また随分といやらしいテーマじゃのぉ。


はい、これはあくまで予想ですけどそれ程違いはないと思います。


そうか?仮にもトップだぞ?きっと印税で毎日不二の実屋のケーキを食べているに違いない。


くろ様、それは予想じゃなくて妄想です。もしくは邪推。いいですか、如何にトップランカーの方でも文章を書く速度にそれ程の違いはありません。特に今はキーボードで打ち込みますから漢字を知らなくても日本語変換ソフトが教えてくれますし。


ああっ、あれは便利じゃな。だが、読みを間違って覚えていると幾ら打っても漢字が出てこん場合がある。あれはハズイぞよ。はっきり言って誤字より恥ずかしいのぉ。


そうですね、私も『雰囲気』をふいんきと覚えていて赤っ恥を掻きました。


最近ではソフト側から、それ間違ってね?と言われる場合もあるそうじゃ。プログラムに指摘されるとはまるでSFの世界じゃのぉ。


ですよねぇ、何でも脳って聞き取れなかった言葉は前後の意味合いから推測して補完するそうです。だから正しい読みで言葉を聞いても、あっそれ間違いだねと判断して相手が正しく雰囲気と喋っても勝手に『ふいんき』と言ったんだと変換するそうです。お陰で文字として変換するまで気付けませんでした。


そうじゃのぉ、言葉自体の意味合いが変わってしまうご時勢じゃ。その内、正しい日本語を喋れるのはAIだけに成ってしまうかも知れんのぉ。


という事で話しを戻しますが、今の書籍化作家さんは本が売れないのでそれほどお金は稼げないそうです。だから本業をやりながら空いた時間で執筆しているそうですよ。だから、プロとはいえ素人作家と生活に違いはないと思います。


そうか、となると小説を書いているやつらで一番良い生活を送っているのは親が金持ちのニートじゃな。くーっ、親の金で不二の実屋のケーキが食い放題とは羨ましい限りじゃのぉ。


くろ様、その予想もどうかと思いますが、あながち外れていないかもしれませんね。


しかし、書籍化作家は夢が叶ったと言う点では底辺より幸せな充実した生活を送っていると言えよう。救えないのは底辺じゃ。夢は叶わないは、作品は読まれないは、周りからごく潰しと呼ばれるはで良い事がまるでない。


そうですねぇ、でも諭す訳ではありませんがそれって普通ですよね?成功するのは一握りの運を掴んだ者だけです。宝くじだってみんなが高額当選したらお金を払って貰えません。あれって購入者が支払ったお金の再分配ですから。しかも発売元は、世の中の困っている人の為に使いますといってピンハネしていますし。


そうじゃのぉ、言葉は悪いがそうなるか。まぁ、利益のない事をやっていては事業は続かんからな。それも致し方あるまい。


そうなんですよね、作家って結局出版社の犬ですから出版社が儲からないと餌のグレードも下がっちゃうんですよね。


そうじゃのぉ、漫画家さんも商業誌で描くより同人誌を販売した方が儲かるらしいからのぉ。途中の流通マージンを省けばそれだけ利益があるということか。


それはまぁ、そうですけどそれだって売れればです。売れなければ製本やらなにやらのコストが全部自分に圧し掛かってきますからね。良し悪しですよ。


うむっ、サラリーマンで会社から一定の保障を得られる立場を取るか、はたまた一発奮起して独立するかか。どちらが良いとは結論が出させぬな。


はい、ですらは我々も二束のわらじを履いてがんばりましょう。


-お後がよろしいようで。-

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