俺と! くろの! プロの作家さんの話3コーナー
俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマはプロの作家さんの話です。
今回は女性作家さんたちか・・。して、どなたの話をするのじゃ?
おっと今日は大人しいですね、くろ様。それではさっそく行ってみましょう。今回紹介する作家さんはこちらですっ!
『小川 洋子』先生ですっ!
『加納 朋子』先生ですっ!
『堀田 あけみ』先生ですっ!
わーおっ、とうとう3人も出してきおった。段々扱いがぞんざいになっておらぬか?
いや~、今年も残りが少なくなって来ていますから、ぼやぼやしていると紹介出来ない方が出てしまいそうなんで駆け足です。その代わり今回も長いですよ。
今年って・・、まだ9月じゃぞ?
ぽっち先生、11月には冬眠に入りますので10月辺りで今年の投稿は終了します。それに去年書いた分のストックもありますから新規に投稿できるのは後9回くらいなんですよ。
別に1日1回のルールを無視すればいいだけではないか?そもそも今年は土日投稿をしないというシバリがあったはずじゃが、今ではそんなものは露と消えておる。臨機応変に対応すればよいではないか。
まっ、そうなんですけどね。でもやっぱりだらだら書いているとメリハリがなくなりますから、そこら辺は大切にしようかなと。後、どうせ投稿が終了しても来年用のストックを書くんですから裏でやっている事は同じですし。
来年用の話をまた6ケ月前から書くのか・・。それってどうなんじゃろう?
くろ様、気にしたら負けです。我々は自前のネット環境がないんですから他の人と同じ事はできません。劣悪な環境でもそれを理由に何もしないのでは前に進めないんですよ。分が悪かろうと創意工夫で優位な者たちと渡り合ってこそ主人公です。我々は主人公ですよね?
むっ、むぅ~、そうである。そうではあるが今時分の主人公はもっとお気楽に活躍できるのではないかのぉ。
くろ様、人はひと。隣の芝生は常に青いものです。まっ、実際には緑ですが。やっぱりこの表現って文字にすると違和感がありますね。信号機の青だって昔の色識別常識に鑑みれば緑で良かったらしいですけど、なんでちゃんと言い直さなかったんでしょう?結構、人間って慣れれば気にしないんですかね。
お主よ、その疑問って今回紹介する女性作家の作品と絡むのか?
いえ、全然です。さっ、それでは本題に入りましょう。まずは『小川 洋子』先生からですっ!
この方は『博士の愛した数式』で興味を持って読み始めたんじゃよな?
はい、他にも『冷めない紅茶』とか『凍りついた香り』とか『ブラフマンの埋葬』とか色々書かれています。『犬のしっぽを撫でながら』とか『猫を抱いて象と泳ぐ』なんていう一見もふもふ系のタイトルもありますね。
そうじゃな、『博士の愛した数式』を読んでから初期の作品を読んだりするとテーマの違いもあるのじゃろうが、ちょっと毛筋の違いにビックリするかも知れん。
まっ、そこいら辺はどんな作家さんにもありますからね。長編漫画なんて初期の絵柄と後期では随分違って見えるなんてのは常識になっていますから。でも、小説は1作長くても大抵2、3冊ですから漫画ほど激的変化は感じないでしょう。
そうかぁ~、結構シリーズ化されて10巻以上続いているものも見るぞよ。
ありますね、でもそれらの作品はジャンルというかテーマが、今回紹介する作家さんたちとは別ですから。残念ながら10冊以上続巻がある作品は同一キャラによる堂々巡りです。映像に例えるなら『水戸黄門』でしょう。あっ、『寅さん』でもいいですね。これらは終わることの無い物語です。逆に終わっちゃ駄目なんですよ。
つまり?
作品のテーマをどう考えるかです。問題を定義しその回答を得る事により満足するさせるのが単品小説の書き方です。それとは別に登場人物の活躍を主テーマに持って来ているのが連載小説と考えれば判りませんか?
あ~、判るような、判らんような。
極論すれば、読んだ後に満足して続きを欲しないのが単品小説です。ですからテーマなんかはすげー重たかったり複雑怪奇だったりします。だからそこ、ぱんぱんぱんと物語の最後に色々な伏線が回収され、問題が解決された時の読後感情が半端ないんです。ヒューマン系なんて最後は大抵泣けますよ。
ふむっ、そう言われればそうかも知れぬ。して、次は『加納 朋子』先生じゃな。
はい、この方も『ささらさや』や『沙羅は和子の名を呼ぶ』、『ななつのこ』や『てるてるあした』、『ぐるぐる猿と歌う鳥』など有名な作品がてんこ盛りです。
この方の作品は確か漫画化されていたのぉ。
『ささらさや』でしたっけ?
あれって一回読んだだけではイマイチ判らんかった。伏線というか謎掛けが、我にはちと難しかったな。
くろ様、くろ様って一応女の子と言う事になっているんですから女性の心理状態は読み取ってください。あの微妙な心の揺らぎがあの作品の持ち味でもあるんですから。
そんな事を言われてものぉ。ぬーっ、女性作家さんの作品は難しいわい。
基本、日常系ですからね。うんっ、くろ様には無理ですね。先程の突っ込みは撤回します。
いや、読めぬ訳ではないぞよ?ただ、ピンとこない心理描写とかが時々あるだけじゃ。
まっ、そこいら辺は文字情報ですからね。致し方のないことでしょう。何でもかんでも噛み砕いて説明していたらストーリーが進まないですし、読み解ける方にとっては冗長な文章になってしまいます。でも、小説って読み返せますから。何回か読めば、判る場合もありますよ。
そうじゃな、でなければベストセラーにはなっておるまい。判らぬからと言って投げ出してはそれまでである。とは言っても、ここのファンタジー大好きっ子たちの心には届かぬじゃろうがな。
くろ様、読書への取り組みなんて人それぞれです。読み方に優劣なんかないですよ。一番重要なのは本を購入してくれるかどうかですから。
積ん読か・・、まぁ、買った本をどうしようと買った方の勝手じゃからな。じゃがラノベは本棚の箔付けにはちと押しが弱いな。いや、ニュースで解説インタビーなんぞされている教授の背後の本棚にラノベがずらっと並んでいたら、それはそれである意味インパクトがあるか。
はははっ、大抵は専門書ですものね。ではラノベの話が出たので次に紹介する方はこちらの方です!
『堀田 あけみ』先生ですっ!
おおっ、コバルト文庫系じゃな。作品としては『君はやさしい心理学』や『転がる石になれ』、『終わらない歌を歌おう』などがあったはずじゃ。
はい、もっと沢山書かれているとは思うんですけど本棚にあったのはこの3冊でした。
この方って前のおふた方とはちと毛色が違うよのぉ。
そうですね、区分としては少女向けですか。
今も書いていらっしゃるんじゃろうか?
どうでしょう?検索すればいいんでしょうけど、出来ないんで判りません。
そうか、では仕方ないな。まぁ、この3作に関しては古き良き時代の青春小説である。でも今読んでもターゲット年代の子たちなら共感できるのではないかのぉ。
そうですね、時代環境は変わっても若者の感性は変わらないでしょうからね。
これらの作品が出版された当時もイジメや不登校はあったしのぉ。学級崩壊などという言葉もあったはずじゃ。
くろ様、今回は作品の紹介ですので昔話はなしでお願いします。
いやいや、流行は繰り返すと言うからな。廻り回って来年辺りリバイバルするかも知れん。
また、嫌な予想をしないで下さい。さて、本題に戻しますが、今回紹介した女性作家さん以外でも何人かの作者さんの作品を持っています。ただ、私の本棚にある女性作家さんの本ってSFに偏ってますんで、多分みなさんご存じないでしょう。でも『吉本 ばなな』さんとか『長野 まゆみ』さんとか『宮部 みゆき』さんあたりはご存知かな。何故か『小池 真理子』さんの本もありました。しかもハヤカワから出ています。タイトルが『薔薇船』ですって・・。すごいな、ハヤカワ。これってSFなのか?
『小池 真理子』かぁ、この方って『西郷どん』の原作者であろう?
クレジットの名前にはそうありますけど、ちょっと信じられませんね。昔は流行系のエッセイとかも書いていたはずなのに。作家って歳とるとこうゆうやつを手掛けるんでしょうか?
うむっ、ラノベとは若さ故の爆発なのじゃな。今のラノベ作家たちも生き残れれば、何れはこうゆうモノに手を出すのであろう。
うわ~、信じらんねぇ。
-お後がよろしいようで。-




