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俺と! くろの! 我思う故に底辺生活  作者: ぽっち先生/監修俺
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作者の! ダンジョンについての考察コーナー

俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーが・・今回はお休みです。代わって作者たる私の思ったことをだべりたいと思います。


ダンジョンってなんだろう?いや、ゲームにおけるフィールドだと言う事は知っているつもりだ。ただ物語内におけるダンジョンの立ち位置、もしくは役割がいまいち判らない。


ゲームなら問答無用でそこで起こるイベントをこなせば良い。ゲームとはそれを楽しむものだからだ。しかし、物語には別のテーマや目的があってダンジョン内でのイベントだけを書いている作品は読んだことがない。


その一因として、ゲームでは分岐点ごとに色々なルートへの変化が楽しめるが物語ではルートが1本に決まっているという事がある。読んでしまえばそれまでだ。だから再読しても答えを知ってしまった推理物よりつまらないだろう。故にダンジョン内でのイベントだけを物語として書く作者はいない。いたとしてもそれは終わらない物語だ。前へ前へ進んで行き常に新たなイベントを発生させなくてはならない。これはダンジョンイベントが大好きな作者でも辛いはずだ。絶対ネタ切れを起こす。


まぁ、そのことは置いておこう。今はダンジョンだ。今まで読んだ小説では、ダンジョンとは洞窟である。そしてそこには宝物がありそれを持ち帰れば金になるという設定が一般的だったと思う。ただそれだとつまらないので障害として魔物が住んでいる事になっていた。この魔物には制限がないのか作者によって色々と工夫が見られる。まぁ、殆どはゲームでメジャーなやつみたいだがゲームを知らない私には些か難解だ。名前だけ書いて説明もしてくれない作者もいるからね。


そして、ダンジョンは階層という概念がある。・・あるらしい。例えるなら高層ビルのようなものか?そして高層マンションと違い下に行くほど価値が上がる。いやこの場合は難易度と言うべきか。そして各階層には階層マスターと言うボスが居て、そいつを倒さないと下の階層へ行けないらしい。うん、全くゲーム的発想だね。というか元ネタがゲームか。


そして手に入れるアイテム。これがまたゲームっぽい。チカラを最大限に出来るとかスキルを取得できるとか予知のチカラとか・・。作者のみなさんは手に入るアイテムをなんでもっと俗っぽいものにしないんだろう?ここは普通、高級車とか高級マンションの権利書とか高値で取引される株券とかの方が読み手としては判りやすいんじゃないだろうか?実際に現実で貰ったら嬉しい物の方が実感できるように思えるのだが。


えっ、高級車なんて世界設定に合わない?なら設定を変えればいいじゃん。何でも出来るのが作者の特権なんだから。みなさん変なところで拘るよね。話が俗っぽくなるのが嫌なんだろうか。読者が付いて来てくれない?それは説明をはしょるからじゃないかなぁ。もっともここの読者さんたちってお金を払っていないから作品に愛着を持たないのかもね。なんせタダだから。しかも他にいっぱい作品があるし。人気になるのも大変だけど、維持するのはもっと大変なんだろうな。


でもダンジョンってわくわくするシチュエーションだと思います。だって洞窟だよ?しかもお宝が眠っているんだよ?男の子なら行かない理由が見つからないでしょうっ!大冒険じゃんっ!


でも元となったゲームの影響なんでしょうね、魔物とのバトルしか発生しない。お宝がなんの捻りもなく手に入ってる・・。そう、ここでは魔物とのバトルが主でダンジョンはそのフィールドでしかないみたいです。ちょっと勿体無いよね。インディー・ジョーンズばりの活劇が書けると思うんだけど。でも誰も読まないか・・。残念だなぁ。


-お後がよろしいようで。-

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