俺と! くろの! ワンカット小説コーナー
俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマはワンカット小説です。
感想ではなく批評のひとつの基準として、その物語に値段が付いていたら購入するかというものがあると思うんじゃが、お主この作品を読んでどう判断する?
え~っ、これですかぁ。これはちょっと買えませんねぇ。雑誌の中のひと作品としてなら読むかも知れませんけど、単体では例え10円でも買わないと思います。
そうなんじゃよな、別にどこが悪いと言う訳ではないんじゃが、これに金は出せんよな。
でも、これって短編ですからね。しかもワンカット小説ですし、致し方ないでしょう。ワンカット小説って読み捨てられる運命ですから。
しかし、書いた方には思い入れもあるんじゃろうなぁ。
どうですかねぇ、結構、書いた方も忘れているんじゃないですか?
そうかのぉ、なら何で投稿したのじゃ?下手をすれば恥を晒すようなものじゃぞ?
まぁ、そこまで深く考えているとは思えないんですけど・・。
なら、ちょっと辛口のコメントを送っても良いよな?
くろ様、くろ様が編集者なら相手の方も納得するでしょうけど、一般素人からあれこれ言われても心証を悪くするだけです。止めて下さい。
しかしワンカット小説って、書いている作者の方には前後の設定が頭にあるから意味が判るのじゃろうが、読んでいる方にはちんぷんかんぷんなところがあるからのぉ。
そうですね、だから雰囲気だけをなぞって終わっちゃてるような作品を良く見ます。所謂写真みたいな物語ですね。でも物語って基本、動画ですからワンカット小説の需要はないと思いますよ。まぁ、中には自分の置かれている現状とうまくシンクロしちゃって感動しちゃう人もいるかも知れませんけど。
そうか・・、どちらかと言うと詩や短歌のようなものなのかのぉ。
情報量が少ないですからね。これはもう読み手の妄想力に丸投げですよ。もしくはきれいな描写でしょ?という作者の自己満足でしかないです。大衆小説なんかは結構この手の技法を使われる方がいますが、この投稿サイトの読者の方に理解して貰うのは無理でしょうね。意味わかんねぇ~と言われてお終いです。
まぁ、人気の方は置いとくとしても、こうゆうのを書き過ぎると戻って来れなくなるのではないか?
くろ様、大丈夫ですよ。この手の作品は云わば戯言ですから。メモみたいなものです。ネタを思いついたんで忘れないようにちゃちゃっと書いただけですから。ほら、前にもいらっしゃったじゃないですか、プロローグだけを何百も書いて投稿している作者の方が。あれと同じです。ただこちらは取り敢えず完成していますけどね。
そうじゃな、やはり短編は難しいのぉ。言いたい事をぎゅっと凝縮しないといけないからな。
まっ、くろ様の思う短編と他の方々が思う短編とでは違いがあるのでしょう。巷では呟きですら短編と考える方もいるはずですしね。
ツイッターの成れの果てか・・。物語も時代によって姿を変えるのじゃなぁ。
-お後がよろしいようで。-




