俺と! くろの! 詩と死は音読みが同じコーナー
俺と! くろの! 我思う故に底辺生活のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは詩です。
はい、今回は『詩』について語りたいと思います。くろ様、詩についてどう思いますか?
『死』とは人生の終末。生きとし生ける者、全てが避けては通れぬ地獄の門である。
そっちの死じゃねぇよっ!というか絶対言うと思ったぞっ!
くっ、お主程度に見透かされるとは恥である・・。うむっ、修行のし直しじゃな。サラバであるっ!
あっ、何故かこんな所に不二の実屋のケーキが。
まっ、修行はいつでも出来るからな。今日のところは延期しよう。
チョロいですね、くろ様。うわっ、何食べようとしているんですかっ!まだ仕事中なんですから駄目ですよっ!
よいではないか、よいではないか。ほれ、我の口の中は既にケーキモードである。さっさとその上に掲げたケーキを寄越すのじゃ。
うわっ、よじ登って食べようとするんじゃないっ!お前は犬かっ!うわっ、指を舐めるなっ!
うむっ、いつ食べても不二の実屋のケーキは美味いな。して、今日はなんじゃったかのぉ。
もう忘れたんかいっ!『死』ですよ、死っ!って、つられて字を間違えたじゃないですかっ!
同音異義語はめんどいのぉ。有名なところでは、『橋』の『端』で『箸』が『走る』じゃったか?
最後の走るは無理くりですね。というか今日のテーマは『詩』です。
五七五は詩ではないのか?
それは俳句と呼ばれています。因みに五七五七七は短歌です。
むーっ、どう違うのじゃ?
俳句は連歌の発句が独立したものだそうですよ。シバリとして季語を含まないとお行儀が悪いとされるそうです。因みに川柳も五七五ですがこちらは季語のシバリはありません。そして、短歌は和歌の一種だそうです。
和歌ってなんじゃ?
和歌は古代から我が国に伝わる『大和歌』の総称だそうです。例として挙げると歌カルタなんかで読まれる『小倉百人一首』は和歌だそうですよ。
おおっ、『ちはやふる』で詠っていたやつじゃな。
くろ様、アニメ関係だと喰い付きがいいですね。はい、それです。
ところでお主が意味を説明するのに使った国語辞典では、『し』という項目が沢山あるのじゃのぉ。この『姉』などという漢字も『し』と読ませる事があるのか。
くろ様、ばらさないで下さい。博識なところを自慢するチャンスだったんですから。
丸写しの癖してしょうもない見栄を張るでない。しかし、俳句にしても短歌にしても声に出して詠むものなんじゃな。
そうですね、文字はあくまで記録媒体であって歌として詠うのが本来なのでしょう。
それってきつくないか。この投稿サイトの『詩』を音読しろと言われたら、殆どの作者が作品を削除するのではないか?
ん~っ、どうでしょう。『詩』は文字として読むもので声に出して詠うものではないような気がします。
なんでじゃ?心に湧き出してくる様々な感情や思想を表現した物が『詩』なんじゃろう?ならば声に出して伝えた方が、万倍相手に届くのではないか?
くろ様。本物ならばともかく、ここに投稿される詩って殆ど愚痴ですから。どちらかと言うと批判文です。そんなの声に出して詠んだって誰の心にも届きません。
あらら、なんじゃ所詮ノートの落書きと同レベルか。確かに思春期のポエムは破壊力があるからな。まっ、書いた者だけにではあるが。
はい、本来なら世にでるはずのない黒歴史文章なんでしょうけど、今は何故か絶賛晒す事が流行みたいです。信じられないですよね、自分の心情を赤の他人に晒すなんて。
いや、ここに来る読者さまたちはお優しいからな。絶賛スルー中のはずじゃ。
ところが結構ポイントが付いているんですよ。
それって『詩』ではないんじゃないのか?ただの独白であろう?
あーっ、タイトルを読んだ限りではそんな気もしますね。
ここの運営もジャンル名を『詩』ではなく『ポエム』にすればよいのにのぉ。そうすれば投稿数が激減するはずなのに。
減らしてどうするんですかっ!詩ジャンルは作品数を嵩増しするのに超貢献しているんですから大切なジャンルなんですよ。
その割には扱いが雑な気がするんじゃが。
そこは突っ込んじゃ駄目なところです。詩人とは満足しては駄目なんですよ。常に不幸を身に纏っていないと言葉が薄汚れてしまう可哀想な人たちなんですから。
不幸自慢が原動力とは何とも報われぬ者たちじゃのぉ。
と言う訳で次回は『童話』について語りたいと思います。
童話と同輪は似ておるよの?
くろ様、さすがにそれは無理があります。
-お後がよろしいようで。-




