表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/112

俺の自慢

俺は昔から初めて会った人達から避けられて生きてきた。顔が怖いからなのか雰囲気が変なのか人生で最も悩み続けてるのだ

そんなある日俺はいつもの様に学校へ向かっていた。電車に乗るとどんだけ車内が混んでても俺の周りだけ人が居ない。てか近づいてこない

まぁ通学してる訳だから全然問題はないのだが周りを見渡してみると明らかに人の塊がある

俺の近くに来たらそれなりのスペースが出来るのである程度通勤や通学が楽になるのでは?と思いつつも俺はそれを言わない。だって車内でぎゅうぎゅうになりたくないからである


まぁそんなこんなで学校についてしまった

俺の学校は普通の学校である

特に成績が良く無くても入れるし部活が強い訳でもない

至って普通なのだ。

そんな学校に通って早1年2年生である。周りに人が近寄って来ないけど俺にはちゃんと友達がいる

初見では人から避けられるが慣れてしまえば全然問題はないのだ

と言うか何故慣れるまでは近寄れないんだ?と友達に聞いてみると『なんかわからないけど慣れるまでは近寄れないんだ』と言われた事がある

わからないけどってそこで理由を教えてくれたら俺の人生最大の悩みがなくなるというのに

と思っていたのだが考えるのをやめた

理由はチャイムがなったからだ…


昼休みは弁当を食べている

買うと金がもったいないしどうせ家族の分も作ってるのだ

自分のもついでに作れば問題ない。

ちなみに俺の家族は父、母、姉が2人と妹が2人の7人家族だ

俺の自慢の1つだが俺以外の家族はスペックが高い。勉強が出来たり運動が得意だったり絵が上手だったり歌や演奏が得意だったりと様々な才能がある家族達だ

そのお陰で父親は海外でスポーツ選手をしていたり母親は海外で映画女優をしていたりする

だから昔からそんなに会ったことは無いが自慢は出来るのである

それに姉は最近売れ始めた歌手だったり漫画家だったりする。妹は妹でモデルをやっていたりアイドルをやっていたりするので、俺が家で家事炊事をやってるのだが俺にはそれくらいしか出来ないのである


放課後友達に『今日暇だったら一緒に遊んでいかね?』と誘われたのだが今日は家族皆が久々に揃うので

「すまん。今日は無理だ」と断った。

何故かと聞かれたので久々に家族が揃うと言うと友達達は何故かぼーっとしてしばらくすると『良かったな』と涙目で言ってきた

何故泣いたのかそしてさっきの間はなんだ?と思いながら何故涙目で答える?と聞き返してみると

『そんな事はどうでも良いだろ!早く家族に会いに行け』

と言ってきたので言われるがまま家に帰る事にした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ