表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

5-運営に問い合わせてみたけど、仕様だったみたいです


 今日の私は何処か変だった。

 体が軽いし、凄く速くなってる。

 

 ゴブリンに叩きつけた鞭が限度ダメージを連発させていた。

 今まではミスとカスみたいなダメージしか出なかったのに……


 これはゲームがバグったな。

 絆の強さが君を強くする、なんて謳うゲームが、【ぼっち】なんて誰得スキルを用意するだろうか?

 いや、ネタ枠としては確かに面白いのかもしれないが、バグを引き起こしてまで入れる価値があるか?


 【ぼっち】の隠された仕様? 

 いやでも、ゲームバランス壊すのも大概だろ、私鞭振り回してるだけぞ?


 レベルもカンストして、スキルポイントが手にはいらない現状、スキルレベルの上限は上げられない。


 これ以降、手に入れるスキルは全てレベル1だ。


 パラメーターと条件達成でスキルを習得する者もある。


 走ってるだけで、【加速】のスキルを何故か手に入れた。私の素早さじゃ、習得不可能でしょう?


 やっぱり【ぼっち】のスキルが悪さをしているに違いない。

 このまま、遊ぶのは不正にあたるよね?


 運営に報告と

『【ぼっち】のスキルが習得されてから、ダメージやスキルの習得に何かしらの不具合が発生してます。対処お願いします』

 これでよし。


 今日はこれまでだね。


☆★


 運営から返事が返ってきた。


 【ぼっち】の使用により、器用さのパラメーターが素早さに加算されたため、【加速】のスキルの習得条件が満たされたことを確認しました。

 現在、不具合は確認されていません。

 安心してゲームを遊べる状態にあります。


「…………どいうことだ?」


 意味が分からず、ネットで調べてみたら、なんか皆、騒いでいた。


 恐る恐る、あの日以降、開いていない動画チャンネルを確認したら、登録者4人だったのに、51万人突破している。コメントの量も凄い。


「…………どういうことだ?」


 これは現実か?いやいや、ゲームの隠れ要素をつけたくらいで騒がれてもね。ほら、こちとら【ぼっち】よ、二人三人なら友達になって言われたら喜んで尻尾を振れるよ。

 でも、51万人以上が友達になりたいとか、私のメンタルが持たない。


「これは夢だ。きっと夢に違いない。私の黒歴史も消して、明日からは日陰者として、世界旅行だ!」


 きっと夢に違いないチャンネルを消去して、私は明日への希望を胸に誓う。


「そう、私は最強かもしれない!でも、最初は1人ずつじゃないと無理よ!」


 私、前野サファイアは最強になった。

 その途端、千手の平手打ちに耐えれるかと言えば無理だ。

 次はどうしようかしら?


 相手からフレンド申請されるために最強を目指す。

 それが当初の目標。


 ……そもそも、私は最強なのか?

 スキルは確かに最強だけど、私が最強にはなれてない。

 皆、詳細不明のスキルにお熱のだけで、結局、私だけのスキルなら、皆も興味はそのうち飽きるはずだ。


 人の噂も七十五日というし、そのうち忘れてくれるよね。

 

「そうと決まれば、前進あるのみ。スキルのせいで私の全てを否定なんてさせないからね」


 なら、今の私の限界を知るべきだ。


 今まで、危険だから言ってなかった、『PK可能な危険なエリア』そこで、実力試してくよー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ