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«第1章 親に捨てられた私。»

人間には、、、幸せな者と不幸せな者がいる。

私は、不幸せな人生を歩むことになる。

産まれて直ぐに施設に預けられて、親の顔も知らないまま過ごしていく。

5歳になった私は、里親のところへ。

でも、既に里親のところには2人の本当の子供がいた!

私は、お手伝いさんのようにこき使われる。

そんな時、私の唯一の味方は、3つ上のお兄ちゃんだった。


そこから意外な展開へ、、、。





『私の名前は【佐川 るるか】今は25歳です。』



私の子供の頃は、、、すみません、覚えていないんです。

私が産まれて直ぐに私は、、、【施設】で育ちました。

たくさんの私と同じような境遇の子供達と一緒に生活してきたのです。


私は本当の両親の顔を知りません。

お父さんとお母さんはどんな人だったんだろと1度も考えた事もありません。

だって! 私を捨てた親になんか興味もありません。



でも本当は、違います......。

何度も繰り返し繰り返し、想っていました。

お父さんとお母さんに会いたい!

【私を迎えに来て!】


何度も何度も、二段ベットの上で寝る前は心の中で叫んでいました。

でも結局、迎えに来てくれる事はありませんでした。



私は里親に育てられました。

既に、その家には子供が2人いました。

私と同じ年の女の子、、、当時私は5歳でした。


里親のお父さんとお母さんは実の子である2人の子供には優しかった

でも、、、私には途轍もなく冷たかったんです。


よくお父さんとお母さんに言われたのは、、、?

『うちのヒカルはイイ子にしてるのに、、、アンタときたら、、、?

言う事を、まったくきかない子だね!』

『お前の本当の親はどうなってんだ! うちで引き取ったんだ!

ちゃんと家の事ぐらいしろ!!!』


唯一私の味方をしてくれたのは、、、3つ上のお兄ちゃんでした。

私が一人で泣いていると......?


『どうした? るるか、大丈夫かい? もう泣かないで! ごめんね、こんなに

辛い思いをさせてしまって! 僕だけは、るるかを守ってあげるからね!』

『ううん。』


お兄ちゃんはとっても優しい人だった。

私の大切な人だったんです。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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