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真実を見極める研究 [第1巻]  作者: かわむぅ
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少子化の原因について。[社会学]

 少子化の原因としては、ひとつだけではなく、多種多様の原因が複雑に影響して、現代の日本では、少子化が進行しているものであると思う。

 少子化の原因を全て挙げることは困難であるので、少子化の原因の中から注目すべき原因を、三つ挙げてみたいと思う。この三つの原因のうち、一つ目の原因は、一般的に広く分析されていることであるが、二つ目の原因と三つ目の原因は、筆者独自の持論的な視点を書いてみたものである。

 一つ目の原因というのは、子供を持たない、ということである。子育てというものは妊娠から始まるものであるが、特に、子供が産まれてからというものは、体力的にも、経済的にも、長期にわたり、両親には、多大な負担がかかってくるものであるので、そこを避けようとする傾向ということである。あるいは、子育ては、もう少し先にしようと先延ばしにしているうちに気がついたら長い時間が経ってしまって結局は子供を持つのを諦めた、というケースも含まれるものである。いずれにせよ、一つ目の原因というのは、結婚していても子供を持たない権利というのは当然ながら有るので、一つ目の原因による少子化は、どうすることもできないものであるとは思う。

 二つ目の原因というのは、高学歴、ということである。現代の日本は、大学に進学する割合が高くなっているものであるが、大学に進学するということは、最短でも四年間、高卒に比べて社会に出ることが遅くなるということである。最短でも四年間であるので、入学前に浪人したり、在学中に留年したり、海外に留学したり、というと、さらに時間がかかることにもなる。あるいは、大学に進学するということは、その先の大学院にまで進学する人も少なからず出てくるものであるので、さらに時間がかかることにもなる。つまり、社会に出ることが遅くなるということは、高学歴の人が経済力を持つまでの時間も遅くなるということであり、必然的に晩婚になりやすいのではないか、ということである。晩婚になりやすいということは、年齢的な理由で子供を持つことを諦める、または、子供を持つとしても一人のみ、という人は増えてくる、ということである。高学歴の人は、結婚に有利であるが、経済力を持つまでに時間がかかりやすいという意味で、晩婚や少子化の原因になりやすいのではないか、ということである。ちなみに、先進国は、少子化になりやすい傾向であるが、それは、高学歴の人が多いことも原因のひとつであると思われる。

 三つ目の原因というのは、法律、ということである。これは、どういうことかというと、法律によって少子化が進む場合も有るのではないか、ということである。例を挙げるとするならば、ストーカーを規制する法律が近年できたものであるが、この法律自体は、深刻な被害から被害者を守るものであるので、この法律そのものの是非を問うつもりは無い。では、何を問題と考えているのかというと、副作用のほうである。法律は薬と同じように効能と副作用の両方が起こるものであると考える。効能が、被害者を守るものであるとするならば、副作用のほうは→異性にアプローチすることは場合によってはストーカーに見られるというリスクも有ると思われてリスクが有るのであれば異性にアプローチするという危険なことはやめておこう←と考える人は少なからず出てくるのではないか、ということである。それは、誰しも、法律に触れるようなことはしたくない、という心理によるものである。そして、もしも、異性にアプローチしていれば、結婚や出産につながったかもしれないことが、異性にアプローチすることをやめることによって、結婚や出産につながらなくなる場合も、これからの時代には有るのではないか、と考察するものである。

 持論の結論としては、少子化の原因としては、上記の他にも、多種多様の原因が考えられるが、原因は多種多様であるけれども、結果的に子供が少なくなっていく社会というのは健全な社会とは言えないのではないか、と思うものである。それゆえに、早急に、原因の究明と対策を立てることが重要であると考える。そして、強制ではなく自然な流れで、子供が多くなっていく社会を望むものである。とはいえ、今から有効な対策を立てられたとしても、もはや、手遅れとも言うべき現状であるけれども、まずは、できることから取り組んでいくしかないものであると考える。

[無断転載禁止]

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