表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

お○ま様に摂り憑かれて…大嫌いな「将棋」が大好きになっちゃった!!!~序盤⑤ お○ま様咆哮~

3時間後‥「でん」は、石川県金沢市の上空500mに居て「舞の自宅」を見下ろしていた…

普通は見えるはずもないが「お○ま様」は「神」あり視力等は、一切関係なかった…

しかし、えて見えない様にしていた‥ただ呆然ぼうぜんたたずむ様に…


「後『8年』か‥あんな『可愛い子』が…」と、田は呟いた…

幼いから「可愛い」訳でも「容姿」を指して、言っている訳でもなかった…


「『馬鹿な子ほど、可愛い』とか『目に入れても痛くない』」とは、良く言った物だな‥そぅ囁いた…

舞は「でん」の子孫だったのだ‥最初から「死を与える」つもりなどをじんも無かった…

むしろ「命(寿命)を与える」為に人間界に降りたのだ…


「将棋が嫌い‥駒なんて見たくもない…」か‥そこ迄「嫌われている」事に…

しかも「8年」と言う「家族と過す時間」が残っていない‥長い様で短い‥年齢的に「これから」だ…


神社会もシステムは分業‥細分化され…寿命を延ばす時は「厚生労死省死神庁」に届出制となっていて

出来ても、やってはいけない‥何もかも出来ない…


「何が『お○ま様』だ‥『神様』だ‥『何にも出来やしねぇじゃね~か!!!おらぁぁぁ!!!』」と

精一杯叫ぶが‥誰にも聞こえないし‥届くはずも無く‥何より虚しかった…

「12歳と10ヶ月で…」とでんは呟くのをやめた‥「先が読める」と言うのも嫌なものだ…


「ヤンゲ」でも行くか‥と呟いたが‥今は「将棋」を指す気分では、全く無かったなかった…

「ヤンゲ」とは、「仏様」が運営する「ネットワークゲーム」で、唯一「無制限」に指せていて

「神界(地獄界含む)・精霊界・魔界・仏界・人間界」とも「将棋」指せるのだ…


因みに「ヤンゲ(仏様)」は「神昇天試験」に、合格するも「最終面接」で神審議官に

「失礼な事‥聞きますが『ヤンゲ』さん‥それ‥『か○ら』じゃないですか?」と聞かれ…

「ぃぇ…地毛です!!!」と返してしまい、神審議官に「言いたくないで良いです、嘘はいけません」と言われ

「ぃぇ‥地毛です!!!本物です!!!生前、毛根かなり強かったので!!!しかも剛毛!!!」と言い張り

神審議官は「あのね?私、髪の神だよ?見抜けないと思ってんの?」と怒らせた経験がある…

「『神様』になれたか?なれなかったか?」は言う迄もない…


そして「でん」は、将来「少ない可能性」に掛け「ヤンゲ」で「将棋」をする「お○ま様」達に

出会うと信じ「将棋の楽しさ」を、舞に教えを請うべく「将棋の師」を探しに行ったのだった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ