この店。なんで潰れないのだろう
年末年始は
例の如く
国公立
私立
問わず
トレーニングジムが休みになることもありまして
自力でなんとかしなければ……
なのでありますが
それに備えて
ではありませんけれども
ダンベルと
踏み台昇降用の台を購入しまして
自重だけでは
なかなか……
刺激を与えることの出来ない部位も
普段から
それ程重いものを扱わず
きちんと呼吸することの出来る範囲で
10回を3セットで丁度良いで行っておりますので。
で今日。
2015-16シーズンが
開幕したのでありますが
(とは言え、6日間だけですけどね……)
筋トレをやっている最中は
……それ程
と思っていたのでありましたが
終わったあとのジョギングを始めた瞬間に
汗が噴き出て来まして(苦笑い)。
真冬ですよ。
暖冬とは言え
摂氏8度。
秒速8mの北西の季節風が吹き荒んでいる中ですよ。
汗が出て来まして……。
(……まだ5日間あるから
今日。調子に乗っては駄目だ。)
と、
最悪、歩いてでも
帰ることの出来る範囲内で
走って来たのでありましたが
そんな年末年始の
2014-15シーズンの出来事。
(……場所は言わないほうが良いですね)
とあるところを走っていました時のこと。
普段、外を走る時は
その日の気分で決めるのでありますが
交通の便の良いところ。
最悪の場合、
鉄道やバスを利用出来るところまで
歩いて辿り着くことの出来る場所を頭に置きながら
走ることもありまして
結構な頻度で通る道沿いにあります
八百屋
があるのでありますが
今日日。路面店は
なかなか大変なところがありまして
かつて賑わいを見せておりました
商店街が
軒並み
シャッター通りと化している時代であります中、
その八百屋も
御多聞に漏れず。
のところがありまして
実際には、
仕入れたモノを
クルマに乗せまして
ほかの場所で商売をされているところなのではありますが
少なくとも
その店を見ている限りですと
(……シャッター降ろす時間も無かったんだろうな……)
と言った風情で佇んでいる店でありまして
物流拠点の場所に直売所がある
と表現すれば怒られないのかな?
でも
逆に直売所をやっているかたから
(うちのところは
もっとしっかりしています)
と怒られてしまいそうな……。
その店だけを見ていますと
(……この店。なんで潰れないのだろう)
と感じることしばし
であったのでありましたが
2015年の正月。
ジョギング中。
その店の前を通り掛かりましたところ
店が開いておりまして……。
市場はまだ動いていないにも関わらず。
と思いながら
フト店の中に目を移しましたところ
(……あぁ。この店。絶対に潰れることは無いな……)
と感じた光景が目に飛び込んで参りまして。
それはどのようなモノであったのか?
と申しますと
セレモニー関連の仕事を生業とされております
大手の会社に納品する
仏事の商品。
一瞬見ただけでありますので
何であるのか?
はわかりませんでしたが
たぶん籠盛。
……と言う店。
ほかにも結構ございまして
緑茶。
それも
葉っぱのお茶は
回転の鈍い商材でありまして
正直な話。
ペットボトルと
夏場の麦茶以外
量販店にとりまして
置くだけのメリットは無いのかもしれません……。
昔、とあるスーパーで
商材別の売り上げを見せて頂いたことがあるのでありますが
緑茶を扱う全ての業者
三尺4本
と言う。
結構なスペースを緑茶で占められていたのでありましたが
店全体の売り上げの内
緑茶の売上は
全体の1%ありませんでした。
その店よりも更に小規模の。
それも
(……魚と惣菜に特化されましたほうが)
と言いました
納品したモノ全てを
そのまま配達員が買い取るハメに遭う。
棚に分厚い上げ底を敷きつめることにより、
少しでも
配達員の損害を小さくする
涙ぐましい努力を余儀なくされるような
店でありましても
宴会や、
御年季などの仏事。
その仏事に絡みます
助六とか
砂糖菓子。
更には
『志』
の分野がしっかりとされているところ。
似たような事例ですと
一応、レストランの形態は採っておりますが。
店の根幹を担っていますのは
そこではありませんよ。
ですから
昼にランチを食べに来ないで下さい。
と言った
店の定員
その店の家族全員の態度が
ビンビンに伝わって来るような店
と言いました
意外な金脈が眠っていることがあります。
その一番大きなモノが
香典返しでありまして
昨今は
冠婚葬祭全般の簡素化や、
いづれ仏事にも
その波が来ることになるであろう
少子化に伴う人口減少により、
どの業態にも言えることなのではありますが
これまでの地盤だけでは。
となりまして
ヨソの地域。
それも
空白地では無く
奪い取ると言う形で
ある種。
集約への道を辿っている。
これは
葬祭事業にも言えることなのではありますが。
それでも
注文が入りますと
御年季関連ですと
数十。
店で並べているモノは
全く動かないような店であるにも関わらず。
これが
香典返しとなりますと
ウン百。
中には
もう1つ桁が増えるだけの
袋入りのお茶。
それも2本セットが
1つの葬儀で動くことになる。
(……ヒトの不幸に)
と言われてしまいますと
……なのではありますが
仕事である以上
(……ヨソに取られるぐらいなら)
で。
小売値1000円が
仮に御年季で
60注文入りましたら
それだけで
6万円の店の売上に貢献することが出来るのでありますし、
その内の
(……卸値は言えませんけれども)
ある一定のパーセンテージが
会社の売り上げになります。
となりましたら
無理をしてでも動くでしょう。
ただし
御年季や香典返しの商材でありますので
いつ注文が入るのかわかりませんし、
確実な売上になるかどうかも定かではありません。
なぜなら仏事に絡むことでありますので。
故に
専任でヒトを配置するにはリスクが大きな仕事であるがため、
どうしても
ほかの仕事に付随して
……となりますので。
更に
仏事にまつわることでありますので
(……日曜日だから。と言いましても)
が通用する仕事ではありません。
そのため
日曜日。
週1日あるか無いかの
貴重な休日であります日曜日が
仮に
注文が入って来なかったとしましても
いつ注文が来ても良い態勢で居なければなりませんので
休みが休みになっていない。
休日を過ごすことになります。
プロ野球の中継ぎ投手みたいな……。
でも中継ぎ投手は
試合の無い月曜日はオフだよな……。
(……何に近いのかな……)
(……新聞記者)
でも新聞記者は
報道となる場に向かうことが
仕事でありますので。
これも違いますね……。
(刑が確定し、
執行されるのを待つ身……)
心境は近い部分ございますが
死事ではなく
あくまで仕事でありましたので……。
(……代休欲しかったな……苦笑い)