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仕事なんだよな……

2011年の3月11日。

厳密には

翌3月12日以降

最近、落ち着きを見せ始めてはおりますが

目の敵にされていました産業。

と言うのがありまして

大きな事故が発生したことによりまして

その地域の

単純に半径で表現することは出来ないのでありますが

広範囲に渡りまして

未だに戻ることが許されない場所が存在しております。

……4年ですか……。

この事故があったから

とか

そもそもこの産業が存在していたから

このような目に遭わなければならなかったんだ……。

と言いました報道を見聞きする機会が

多くあるのでありますが


たしかに

今の事象を見る限りでは

これさえ無ければ……

なのでありますけれども


もしその産業が無かった場合、

今、入ることが許されない地域に

あれだけの雇用が。

それも出稼ぎをする必要のない

定住

と言う形で

何代にも渡り、

生活を営むことが出来、

そこで育ちました生徒が

地元の高校に進学し、

地元の企業に就職する。


……にはならなかったのだろうな……。

と感じるのは

私だけなのでありましょうか……。


(この話から中東の話に飛ばすのは

まずいので

歴史の事象から)


豊臣秀吉は何故

天下を統一したあと

朝鮮半島から中国大陸への進出を図ったのか?

信長時代からの方針であったこともあるとは思うのでありますが

たぶん……

『いくさ』が無くなってしまいますと

大変なことになってしまう可能性があったから。

なのでは無いのかな?

と言う出来事が

江戸時代に発生しておりまして

それは何か?

と申しますと

由井正雪の乱

であります。

発生した要因を以下述べていきますと


関ヶ原以降、

東軍西軍関係無く

様々な理由で改易や減封されました

大名家などありまして

その煽りを受ける形で

主家を失ったかたがたが増加していきまして


これが戦国時代とか

関ヶ原。大坂の陣まで。

でありましたら

まだ良かったのかもしれませんが

幸か不幸か

世の中。平和になったことによりまして

次の主家を求めるための機会

(要するに『いくさ』が無くなってしまいました。)


ならば外に目を向けまして

山田長政のように海外へ飛び出そう。

と言う

(そうせざるを得なかった。

とも言えるのでありますが)

志を抱くかたも出て来ることかと思われるのでありますが

島原の乱を経まして

『鎖国』政策が徹底されることになり、

海外へ出ることも叶わない。


世間からは

『あの人。

昼間から働かんと

何してるんだろう……』

と冷たい視線を浴びせられるなど

抑圧された環境に置かれていた……。


これらの要因が

積りに積もりまして

暴発する寸前に

露見したため

未然に防ぐことが出来たのが

由井正雪の乱でありまして


先に述べました産業。

直近に記しました

由井正雪の乱

の支援者とも言うべき

牢人

と称されていたかたがた。

共に

世間から見ますと

(……なぜこれを生業とされているのだろう……)

と疑問視されることが多いのではありますが

彼らにとりましては

(……仕事なのであります。)

これを行うことによりまして

生活の糧を得ることが出来るのであります。

この視点は忘れてはいけないと思います。


……ただ

(読み直して、話がズレていきますけれども)

私が前勤めていました会社で見ました

最初の風景は

どのようなモノであったのか?

と言いますと

学校を卒業されまして

私が前、働いていました会社に就職され、

何十年もの間。

仕事をされ、

上のかたからも認められ、

働き盛りの年代に差し掛かっておりました

ベテランの社員のかたが

急に居なくなったな……

しばらくしたのち

酒を煽って、

トラックに向かい……。

理由はわかりません。

もしかしますと

当人もわからないまま。

であったのかもしれません。


そこでありました事象が

私が初めて定職を得た際、

最初に見た光景が

『それ』

であります。


(……これも含めて仕事なのかな?)

(……いや違うぞ。)

(どんな状況に自分が追い込まれたとしましても

平和な日本で暮らしている以上、

仕事が故に

一線を越える必要は無いぞ……。)

(なぜなら

生活をするための糧を得るためだけに

仕事をしているのでありますから……)


(……たかが仕事なんだ……。

仕事が人生では無いんだ……。)


仕事がキッカケで……。

と言う出来事が

まだニュースになる。

と言うことは

珍しいことなのでしょうね……。

これが

日常茶飯事でありましたら

記事として売れませんので

取り上げられることも無くなってしまうのでありますが。

……と考えますと

少ない事例に

幸いにしまして

(幸い?)

留まっている。


(でも理由は様々でありますけれども)

1日平均300人。

居なくなる国もどうなのかな……

と思うのでありますが

こちらはニュースにならない。

と言うことは

……珍しいことでは無いのでありましょうね……。


仕事のために

今日も生きなければならないのか?

に追い込まれながら

のかた

いらっしゃるのかもしれません。

私の経験上

で申し上げますと

自分から言わない限り

周りは気付いてくれません。

言っても仕方ない。

と思われる状況にあることかと思われますが

……そうではありません。

勤め先は……

と言うところもございますが

家族はそうではありません。

家族も……

と言うかたもいらっしゃるかもわかりませんが

(困った時は、独りで抱え込まず。こちらに連絡してください)

と言いました情報が

ここが読める。

と言うことは

ネットに繋ぐ環境にある。

と言うことでもありますので

見つけることが出来ると思います。

まずそこに愚痴を伝えてください。

某かのヒントを頂けることかと思います。


そして

今、苦しめられている職場を

辞めちゃいましょう。

心配しなくとも

代わりなんか幾らでも居ます。

どんなに頑張ったところで

会社は変わりません。

同じことを繰り返すだけであります。

御自身がボロボロになる前に

辞めちゃいましょう。

自分独りが食べていくことの出来る

収入を得ることの出来る仕事は

心配しなくても見つかります。


辞めた当時。

呂律が回っていなかった私でも

仕事を見つけることが出来ました。

今勤めている会社です。

10年働き続けることが出来ております。


今、こうして文書を綴ることが出来るようにもなりました。

3年掛かりましたが。

その3年間。

思うように自分が動けない状況にあったにも関わらず

職場に恵まれまして

生活を営むことが出来ております。


心配しなくても大丈夫です。

堂々と辞めてしまいましょう。

早ければ早いほど

元気な状態で

次の仕事を捜すことが出来るのでありますから。


仕事のために生きる必要なんかありません。

自営業では無いのでありますから。

上手に割り切らなければ損でありますし、

結果的には

雇って頂いている会社に

迷惑を掛けずに済むことにもなりますので。

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