プロローグ
ギルド職員の日常を書くのってどうかなー?と思って書いてみました。
駄文なのは、重々承知です。なんせ初めてですから。
感想・アドバイスなんかを頂けると嬉しいです。
とある冒険者ギルド
「この依頼を受けたいんだが」
「ギルドカードの提示をお願いします......Cランクですね、はい、大丈夫です。では依頼の説明をさせていただきます......」
「おい、素材の買取をたのむ」
「はい、銀狼の牙と毛皮ですねー。この量ですと銀貨5枚になります」
「あ、あの、ギルド登録したいんですけど!! 」
「はいはいー、じゃ、この紙に必要事項書いてねー」
今日もギルドは千客万来だ。そんなことを思っている俺の目の前にも影が、
「おーいリク、ポーション20個とマジックポーション10個くれ」
と、お客さんだ。
「はい、ってジークさんか」
顔馴染みの冒険者だ。
「おい、なんだその反応は! 」
「いえいえ、お気になさらずにー。えーと、ポーションとマジックポーションでしたね。ジークさんはBランクですので3割引の銀貨25枚になりますー」
「......あー、ここでちょっと相談があるんだが...」
「......またギャンブルですか」
彼はギャンブル狂でもある。
「いや、流れには乗ったんだよ!! ただちょっと金が足りなくてな......」
「結局負けたんですね」
ちなみに彼のギャンブルの勝率は10%くらいだ。
「...あぁ、だから今は懐が寂しいんだ、ツケといてくれないか? 頼む、この通りだ!」
「懐が寂しいのはいつもでしょう。今年何回目ですか、それにこんなにポーション買って、ダンジョンにでも行く気ですか?」
「おぅ、一発当てようかと思ってな! 」
「...却下です、普通に依頼受けて下さい。」
「...どうしてもダ「ダメです」......」
そんな目で見るな、むさいおっさんに見つめられて喜ぶ趣味はない。
ジークさんはとぼとぼと掲示板の方へ歩いていった。
「ハハッ、なんだ、ジークさんまた負けたのか」
隣から笑い声が聞こえる、同僚のミケル(イケメン)だ。
「あの人も懲りないねー」
ちなみに彼のカウンターにはよく女性冒険者が列を作る。
俺? むさいおっさんが列を作ってくれるよ。...大丈夫、羨ましくなんてない!
「全くだ、実力は結構凄いんだけど」
ギルドでは登録者の実力に合わせてF~SSまでランクをつけている。
Cランクでベテランと言われるので、ジークさんのBランクというのは結構な実力者だ。
......あの後ろ姿からは想像もできないが。
お、次のお客さんだ。
「さてと、仕事しますか! 」
ここはギルド、一癖も二癖もある人が集まってくる場所だ。
俺、リクはそんな場所で働いている。
世界観としては、剣と魔法の世界です。
ポーションで体力、マジックポーションで魔力が回復します。
お金の話
石貨:10円
銅貨:100円
銀貨:5000円
金貨:100000円
こんな感じで考えてます。
ポーションが銀貨1枚で買えます。マジックポーションは1.5枚です。
・・・ポーション高いっすね。
そして、女性がいない...!orz
出せるように頑張ります。
9/20改