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同じ空の下で  作者: Lacune
8/13

-8-

 

 

 たとえ何の意味も無いことだとしても

 遠すぎる空と 届くはずのない言葉しか持てなくても



                    (2006年12月18日)









「ねえ、気づいてる?


 君が高く伸ばしたその手も、

 指先がふれているこの空気も、


 君が見上げた青空と、いつもつながってるんだよ」



                    (2006年12月27日)









 「自分なんて」

 あの時 君はそう言ったね

 明日を探しつづけた君が いつしかたどり着いたのは

 そんな短く簡単で どこか投げやりな言葉だった


 そうだね

 人それぞれの人生はとても小さくて 意味があるかどうかなんて

 誰にもわからない

 そのひとつがどう在っても 時には消えてしまったとしても

 きっと 何も変わりはしないんだろう


 それでも


 (それでも意味はあるさ)




 そうだよ

 この広い世界を形づくるのも この季節を感じとるのも

 その小さなひとつひとつ

 ひとつひとつの小さな出逢いや別れが めぐる季節を紡いでゆく

 たとえ 忘れ去られてゆくものだとしても


 そうさ

 たとえ逢えなくなっても すべてが移り過ぎても

 僕が見上げているのは 君が好きだったこの空なんだから



                    「この広い世界の片すみで」

                    (2007年02月18日)









 もしも涙が悲しみを洗い流すためのものなら

 誰か 涙の流れ着く先を教えてください


 澄んだ瞳も青空もいらないから

 どうぞ 悲しみの帰る場所を教えてください



                    (2007年06月16日)

 

  


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