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フィフロスヴ  作者: 煎茶
勇者の章
8/14

Number.8 ブレイン・ウォッシング

バリア

分類:補助系魔法

半円形状のバリアを展開する魔法。

究極の防御魔法として古くから使用されてきた。

ただし、魔法による攻撃を受けるとヒビが入り、最終的に割れてしまう。

効果時間は使用者の能力に依存する。

"バリア"。補助系に分類される魔法の一種である。

魔法による攻撃を除く、あらゆる攻撃を防ぐ半円状のバリアを生み出すことが出来る。

これが使えるということを、フィティに知られたくはなかった。

だから、多少強引に目を塞いで"バリア"を見えないようにしたのだ。


「こ、これって.......!」シスクトは兵士に抱きついたまま困惑している。

兵士ごとシスクトを打ち抜こうと向かってきていた弾丸は、彼を囲う緑色のバリアに遮られて届かなかった。

「バ...」

「今のうち早く来い!シスクト!!」シスクトが言い切る前に遮った。

フィティにバレちゃまずい。


「...え?え?シスクトさん生きてるんですか...?!」フィティが顔を傾けてシスクトの方を見ようとした。ミナトはあわてて自身の身体でフィティを覆ってしまった。

「シスクト!早く!」


「お、おう!」シスクトは若干ミナトに押されつつ、兵士を抱きかかて走り出した。

ミナトとフィテイに向かって一直線。途中何度も撃たれたが、追従してきたバリアによって阻まれた。

シスクトはミナトたちと合流できたが、まだバリアは解除できない。相変わらず銃口はこちらを向いている。


「よし...来たなシスクト。」ミナトとフィティはバリアの中に入り込んだ。無論、フィティは見えないままだが。

「やれやれ......あいつらほんとに人間なのかよ?味方を撃ちやがって...」シスクトは抱きかかえていた兵士に目をやった。

本当に人間なのか疑ってしまうほど微動だにしない。


「そう、それなんだけど...気になることがあるんだ。」ミナトは捕えた兵士に顔を近づけた。

無機質で不気味なマスクをかぶっていたが、目の部分は穴が空いている。

そこから兵士の目を覗き込んでみた。

「......!やっぱり...」ミナトは瞳の中に"何か"を見つけた。


「何か、見つけたのか?」シスクトも兵士の目を覗き込もうとしたとき、突然ピキッという不快な音が響いた。

まさかと思いミナトが周囲を覆っているバリアに目を向けてみると、その予感は的中していた。

「ヒビが...!」バリアに、小さなヒビが入っていた。

何度も何度も銃弾を撃ち込まれていたのは知っていた。しかし、"バリア"はそんな程度でヒビが入るほどヤワではない。

しかし他に外からの刺激は無かった。つまりヒビの原因は間違いなく、今も撃ち込まれ続けている銃弾だった。


「......フィティ、走れるか?」

「へ?は、はい...?」

「シスクト、そいつは置いていこう」

「言われるまでもないぜ。」

各々に確認を取りながら、ミナトは次第に大きくなるヒビを見つめる。

見つめながら、フィティの手をしっかり握った。


来る...!

そしてついに、バリアが割れた(・・・)

テレポート

分類:補助系魔法

物体や生物を一瞬で別の位置に移動させる魔法。

人数や物体の種類に制限がなく、どんなものでも移動させられる。

誰でも扱える魔法というわけではなく、"ライト・ウィザード"でも扱えない者はいる。先天的なものらしい。

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