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秒でラブレター

作者: ことり。

僕は何百人もの女性と付き合ってきた。



基本女性が大好きだけどたまに男性とも付き合うこともある。



僕がミステリアスで魅力的だからだろう。



僕から声をかければ100%落とせる自信がある。



でも付き合っても長続きはしない。



長くて1週間くらいかな、、、。



大体の別れには3パターンくらいあって、1つは僕の家に読んだ時のことなんだけど、彼女からが何か作るねーって僕の家の冷蔵庫を開けたんだ。



何も無かったみたいで近くのスーパーで何か買って来るって行ったっきり帰ってくることはなかった。





もう1つは「あなたのようになりたい!」


「あなたと永遠に生きていきたい!」と言う風にまだ付き合って間もないのに、僕に段々と依存していって、あんな元気だった彼女がご飯も食べなくなり、体力が落ち、顔色も悪く太陽も浴びずに夜中フラフラしながら歩き出す。


いわゆるメンヘラ女子に陥りやすくなるのだ。



そうなると彼女に何も魅力を感じなくなるし、触れたいとも思わない。僕からしたら死んでいるのと同じだ。






そして最も多いパターンが死んでしまうことだ。



死んでしまった彼女たちはとても魅力的で僕はとても愛していた。



僕は本当に愛してしまうと、周りが見えなくなるんだ。



色んな加減が出来なくなり、一夜を共にすると大抵の女の子は死んでしまっていることが多い。



反省なんかしないよ。



だってそれは僕が彼女たちを本気で愛した証なのだから。



そして死なずにうまく行くパターンの何人かは、今でも僕のそばにいて、恋人であり、家族である、仲間でもあるのだ。



彼女たちは美しく、若く、強い、、、そしてこれからも永遠に生き続けるんだ。



あぁ、、、そう言えば君に僕の秘密を教えてなかったよね。


別に秘密にしている訳ではないんだ。



気付いているかもしれないけど吸血鬼なんだ。





何だか今読んでくれている君の事が好きになりそうだよ。



でもやっぱり何百人も付き合ったり別れたりしているって引いちゃったよね。


しかもほとんど死んでるなんてね、、、。




僕のこと怖くなっちゃったよね?




いや、君はもう僕に夢中のはずだ。



こんな出会いになってしまったけれど、運命を感じているよ。。。


愛してしまったんだ、、、!



月の綺麗な夜に君を見つけて秒で会いに行くよ。


















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