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#15 消息

 フェデリコさんと母の関係が知れるや、司令部内では声が上がる。反対の声ではない。それは「式を上げろ!」というものだった。

 すでに2人は入籍して、夫婦となった。だがこっちの街の人は、それだけじゃ物足りないらしい。

 結婚すると「結婚式」というものを挙げて、「ハネムーン」というものに出かけるというのだ。


「大体さ、司令部の幕僚で、佐官ともあろうお方が、結婚式も挙げずに入籍だけだなんて非常識だわ!挙式よ、ハネムーンよ、軍司令部あげて、大いに盛り上げるわよ!」


 などとリリアーノさんが息巻いてくれたおかげで、宇宙港ビルのホテルで結婚式というのを挙げることになった。

 でも、皇族や貴族じゃあるまいし、結婚するのにわざわざそんな儀礼的なことをするなんて……

 そう、私は思っていた。

 実際に、その結婚式を見るまでは。


「お……お母さん、すごく綺麗……」


 ここはホテルの控え室。純白のドレスに身を包んだ母が、そこにいた。

 帝都でも見たことのないような、真っ白なドレス。小柄だが、すらりとした母。ドレスと一体化しており、もはや私の知る母ではなく、どこかの貴族の令嬢のような姿になっていた。


「ちょっと、恥ずかしいわね。フェデリコさんのコレクションにも、こんな豪華な服ないから」

「いやあ……恥ずかしくなんてないよ。綺麗だよ」


 ものの1週間で準備した式のため、用意したドレスはこの白の1着のみ。

 だけどこれは、帝国中の貴族がうらやむほど豪勢で清楚なドレスだ。

 顔には、うっすらとした白いベールをかけている。その奥には、化粧を施した母の顔。顔から胸元近くまで、母の真っ白な肌が見える。

 ホテル内の教会のような場所で夫婦の誓いを交わし、そのあとはホテルの大広間でパーティーを行うことになっている。


「うん、いいわね。お似合いよ、マルガレッタさん」

「ありがとう、リリアーノさん」


 準備に奔走したリリアーノさんに、微笑む母。この人、初めはこの結婚に反対だったようだけど、いざ決まったら徹底的に応援してくれる。頼れる人だ。


「さ、時間よ。じゃあオルガちゃん、お願いね」

「は、はい!」


 本来は父親がやるという先導役を、私がすることになっている。私と母は立ち上がり、リリアーノさんについて式場に向かう。

 扉が開く。荘厳な音楽が流れ、目の前には、まっすぐに伸びた赤い色の絨毯が見えた。

 その絨毯の先に、フェデリコさんが立っている。その向こうには神父と呼ばれる人物。

 私は、母の手を引く。純白のドレスに身を包み、ゆっくりと進む母。

 私はというと、ピンク色のパーティードレスを着ている。これでも胸の部分の露出が大きく、ちょっと恥ずかしい。

 しかも、周りは司令部の人でいっぱいだ。赤い絨毯の両側に、ずらりと並ぶ人々。軍人の方は全員軍礼服で、それ以外はスーツにパーティードレスなどを着ている。

 全部で200人はいるだろうか?全員が一斉に、こちらの方を見ている。


 やばい、これは緊張する。変な汗が出る。早く母をフェデリコさんに引き渡して、引っ込みたい。だが、私の思いとは裏腹に、母はゆっくりとしか進まない。

 長い長い絨毯を進み、ようやくフェデリコさんの元にたどり着く。そっと母の手を引き、フェデリコさんの横に導く。

 そして私は、ようやく皆の座席の方に入る。

 すると音楽の音量が上がり、いよいよ式が始まる。


「……汝、フェデリコは、この女、マルガレッタを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も共に歩み、死が二人を分かつまで愛を誓い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに誓いますか?」

「はい、誓います」


 ああ……誓っちゃったよ。同じような質問が、母にも投げかけられる。母の答えも同じだ。

 そして、その神父の合図で指輪を交換する。そして、母の顔の前にかかっている白いベールがめくられた。

 誓いのキスを、交わすのだという。

 大勢の前で、口付けをする2人。その瞬間、式場から一斉に拍手が起こる。


 目から変な汗、いや、涙が出てきた。フェデリコさんと母は一つ下の階に住むわけで、私とは遠く離れるわけではない。だが、もはや母は、私のものではない。そういう実感が、私を襲う。だけど、母はとても幸せそう。父が死んで今まで、ずっと苦労してきたからね。まさかこんな日が迎えられるなんて、思いもしなかった。

 弟はといえば、無邪気なものだ。周りと同じで、笑顔で手を叩いている。まったくこの弟は、なにか寂しさとか儚さとか感じられないものだろうか?


 で、式が終わると、パーティーへと移る。さっきまでの荘厳な雰囲気はどこへやら。軽快な音楽に、明るい雰囲気の立食パーティーだ。


「かんぱぁーい!」


 リリアーノさんの乾杯の音頭で、パーティーが始まる。端に並べられたテーブルには、豪華な食事。皆、皿を持ち、各々その料理を自分の皿にとって回る。

 母はといえば、同じ秘書仲間に囲まれ、談話に夢中だ。一方のフェデリコさんも、同室の佐官の人達とワイン片手に何か話している。

 ふと目をやると、ガエルさんとリーゼロッテさんがまじまじと料理を見つめている。


「はぁ~っ、なんちゅうきれいな料理ね……これ、ほんとに崩してもええんか?」

「で、でも、食べ物である以上、食べなくてはいけないですし……しかし、いいんでしょうか?我ら奴隷が、こんな豪華な食事にありついても」


 おっかなびっくりで料理を見つめるこの2人に、私は話しかける。


「何言ってんの、私の母の結婚式だよ!じゃんじゃん取って、食べちゃってちょうだい!」

「は、はあ……でも、オルガレッタさん、なんだかもったいなくて……」

「何言ってんの!食べなきゃもっともったいないよ!めったに食べられないものばっかりだよ!?ここで食べなくて、どうするの!」

「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて……」


 といって料理を皿にとり始める2人。皿いっぱいに取った料理を、少しためらいながら口に運ぶ2人。

 料理の味は、2人の態度を見ればわかる。ガエルさんはいつものように、にやけながら頬を抑えている。リーゼロッテさんは、喋り始める。


「んんーん!なぜに同じジャガイモで、こがに美味くなるとよ!美味いっちゃねぇ!」


 故郷ではジャガイモばかりを食べていたというリーゼロッテさん。だが、確かにこの街のジャガイモは美味しい。ジャガイモそのものというより、調理法が違うのだろう。

 リリアーノさんは裏方でせっせと動いていたが、しばらくして司会のマイクを握り、会場に呼びかける。


「では皆さーん!注目っ!」


 何を始めるのだろうか?リリアーノさんが壇上に立つと、わーっと会場が異常な盛り上がりを見せる。


「ではでは!それではここでお二人に、再び誓いのキッスをいただきたいと思いまーす!」


 リリアーノさんのこの掛け声に呼応して、うわぁーっという歓声があがる。そして、会場前の舞台に2人が上がってくる。

 ええーっ、またみんなの前で口付けさせるのよぉ~!リリアーノさんてば、なんだってそんなことやらせたがるの!?

 だが、母は歓声に応えるように手を振る。フェデリコさんは、険しい顔で母を見ている。そんなフェデリコさんの頬を両手で優しく包み込み、自分の顔に寄せる。そしてそのまま、口付けをした。

 見ている方は、恥ずかしい。だが、周りは大賑わいだ。

 こうして、荘厳な式と、派手なパーティーは終わりを告げる。あまりにいろいろありすぎたその日は、部屋に着くや、すぐに寝てしまった。


 そして、翌日の朝。


「じゃあ、行ってくるわね」

「はぁ~い……行ってらっしゃ~い……」


 昨日の疲れが抜けないまま、母を見送る私と弟。

 これから母は、司令部へと向かう。行き先は、駆逐艦6190号艦。この艦は演習のため、宇宙に出発するのだが、フェデリコさんと母はそれに便乗する。

 要するに「ハネムーン」だ。駆逐艦に乗って出かけることをハネムーンと言うのかどうかは分からないが、フェデリコさんと母にとっては、結婚後初めての宇宙への旅だ。特に母にとっては、宇宙そのものへ行くのが初めて。

 1週間は、母のいない生活だ。私と弟は、ショッピングモールに買い物に出かける。


「お姉ちゃん、ピザばっかり買い過ぎだよ!」

「何言ってんの!あんたもハンバーグばっかりじゃない!」


 やはり姉と弟だけでは、食事が偏ってしまう。こんな小さなことでも、母が偉大だったことを思い知らされる。だがいい加減、母ばかりに頼った生活は見直さなくてはならない。母がいないのは、1週間だけだ。その間で、母に頼らない生活を築くことができるだろうか?

 そして翌日の月曜日。私は司令部に、弟は教室へと向かう。

 午前中のうちに、駆逐艦の補充作業をやろうとしていた。が、なぜかドックに、駆逐艦が一隻もいない。こんな光景、初めてだ。


「リリアーノさん!駆逐艦が一隻もいませんよ!?」

「あれ、知らなかった?昨日の夜に、ここにいた駆逐艦はすべて緊急発進していったわよ」

「ええーっ!?じゃあ、もしかして連盟の悪魔が……」

「そう、現れたのよ!小惑星帯(アステロイドベルト)付近に侵攻中らしいわよ」

「い、一大事じゃないですか!って、ちょっと待ってください!?今、その宇宙に母が行ってるんですよ!?」

「あ……そ、そうだったわね。今、どうなってるんだろう……」


 リリアーノさんと私は、急に心配になってきた。そこで、司令部の情報科に向かう。

 そこはすでに大騒ぎになっていた。10人ほどの人が室内を走り回って、なにやら叫んでいる。


「敵艦隊1万隻、なおも接近中!本隊まであと31万キロ!射程まで、あと2分!戦闘は、避けられません!」

「味方艦隊、横陣形に展開!砲撃戦用意が下令された模様!」


 何を話しているかよく分からないが、戦闘間近だということはよく分かる。

 てことは、母は戦さに巻き込まれるっていうこと!?なんだってこんな時に、連盟っていう魔王の手下どもが現れるのよ!


「味方艦隊、発砲!戦闘、開始しました!」


 ついに戦さが始まってしまった。母はおそらく、その真っ只中にいる。


「ちょっと……1万隻って、一個艦隊同士の戦闘じゃないの!」

「あの……それって凄いことなんですか?」

「凄いってもんじゃないわよ!この星系にいる駆逐艦全てが投入された戦いよ!オルガちゃんが以前経験した、300隻とは比べ物にならないくらいの、大規模な戦闘なのよ!」

「ええーっ!?じゃあ、母は……」

「巻き込まれてるわね、確実に」

「ちょ……ちょっと待ってください!それじゃ今、あの猛烈な落雷のようなビーム発射音の中で、震えてるってことなんですか!?」

「駆逐艦に乗ってる限り、そうなるわ。あんたも経験したでしょう?」


 血の気が引くのを感じた。なんということ?こんなことなら、出かける前の母を占っておけばよかった。こういう時に限って、フェデリコさんもしばらく占っていない。この1週間ほどは、結婚式の準備やらでバタバタしてて、それどころじゃなかった。忙しさが、仇になった。

 私はただ、この情報科に集まってくる情報を聞くしかない。けれど、ここもかなり混乱してて、一体戦場で何が起きているのかが分からない。


「戦闘開始から5分!敵艦隊、なおも接近中!距離、28万キロ!」

「どういうことだ、敵は距離を詰めてきているのか!」

「はい、ですが、その意図は不明!」

「単なる示威行動かもしれんな。味方は!?」

「陣形そのまま、応戦中です!ただ……」

「どうした!?」

「火器放射エネルギーにより、データリンクの接続状況が悪化しつつあります!前線の司令部も、自身の分析にかかりっきりで、こっちへの情報展開までは……」

「中佐殿!データリンク、切れました!戦況は不明!」

「なんだと!それじゃ何もわからんじゃないか!なんとしても、再接続しろ!」


 さっきまで、大きなモニターに映っていた陣形図というのが消えてしまった。戦さ場の状況が、まったく掴めなくなった。

 しかし、今も戦闘は続いているようだ。あの大きな落雷のような砲撃の音は、きっと母を恐怖のるつぼに陥れているはずだ。

 ああ、せめて私がそばにいてあげたら……いや、もしかしたら、母の乗っている駆逐艦は、沈められたりしないのだろうか?

 連盟という悪魔との戦いは、100隻いれば内2、3隻が沈められるという。その2、3隻に入らないという保証はない。そういえば、キースさんだって今、駆逐艦に乗って戦っている。みんな無事に帰って来られるだろうか?

 そして、艦隊の消息が途絶えてからとても長い時間が経った。

 未だに、情報科の陣形図モニターは真っ暗なまま。戦いがどうなっているのか、分からない。

 せっかく幸せを掴んだというのに、フェデリコさん共々、お父さんの元に行ってしまうのではないか?例えようのない不安が、私の頭をよぎった。

 と、その時だ。

 私のスマホが、ピローンと通知音を出す。

 誰よ、こんな時に。私はスマホを取り出して、画面を見る。

 それは、驚くべき相手からのメールだった。


『やっほー、元気してる?お母さんも、スマホ手に入れたよ!メール送るね!』


 能天気なメール文と共に、カジュアル服に身を包んだ人の姿が映った写真が添えられていた。

 ああ、母だ。間違いない。でも、なんで今、こんなメールが!?

 メールが送られた時間を見る。2時23分と書かれていた。

 今の時刻は、15時25分。てことは、半日前のメールが今、届いたの?いやいや、そういえば母のいる場所で使われてる時刻は、艦隊標準時だった。ええと、今の艦隊標準時は……

 情報科のモニターの横にある時計は、2時25分と表示されている。つまり、このメールはついさっき送られてきたものだ。

 どういうこと?今、戦さの真っ最中じゃないの?混乱する私の横から、この画面を見たリリアーノさんが、ぼそっとつぶやくように言う。


「ああ……ここ、あそこだ。戦艦ヴィットリオの中にある街だ」

「ええ~っ!?で、でも今、母はフェデリコさんと一緒じゃあ……」

「よく考えたらさ、フェデリコ少佐って司令部付きの幕僚じゃん?だから、前線の駆逐艦じゃなくて、後方の戦艦にいるはずだわ。多分、少佐は今、戦闘中で大忙しだから、お母さん一人で街にいるんだよ、きっと」


 そ、そうだったの?母は、あの戦艦の中の街にいるの?

 そういえば写真に写る母のすぐ後ろには、店の看板が見える。多分あれは、スイーツのお店の看板だ。そこには美味しそうなパフェの絵が映っている。

 ということはお母さん、全然砲撃音などに震えちゃったりしていないってことになる。私が心配している間もずっと、買ってもらったばかりのスマホを持って、あの街をうろついてたのだろう。

 さっきまでの私の心配はなんだったんだろうか?私のあの苦しかった時間を、返して欲しい。


「でもさ、キース中尉は駆逐艦の中だよ」

「ええ~っ!?母と同じ、戦艦じゃないんですか!?」

「彼は駆逐艦6190号艦所属の哨戒機パイロットだから、前線にいるはずよ」

「そ、そうだったんだ……じゃあキースさんは今ごろ……」


 むしろ心配するべきは、キースさんの方だった。それに気づいた私は、そこからキースさんの心配をし始める。


 結論から言うと、母もフェデリコさんも、そしてキースさんも無事だった。戦闘は30分ほどで終了し、大した損害もなく連盟の悪魔どもは帰っていった。


 こちらは16隻が撃沈されたものの、帝都司令部に所属する全ての駆逐艦の無事が確認された。もちろん、中に乗るキースさんも無事だってことだ。

 戦闘が始まって、データリンクっていうのが切れて戦さの状況が分からなくなって、母がメールを送ってくるまでに、たったの30分しか経ってなかったようだ。随分と長い時間が経ったように感じたが、それは母の消息が掴めなくて、絶望的になっていたからのようだ。

 戦艦だからって、決して安全というわけではない。だけど、前線にいる駆逐艦よりはマシなようだ。今回は砲撃音が響くこともなく、戦さの最中も街は通常通りだったようだ。

 その後も、母から能天気なメールが何通も届く。その日の夜には、フェデリコさんと一緒に食事してる写真が送られてきた。明後日には帰る予定だと、そのメールには書かれていた。

 翌日には、キースさんからもメールが来る。駆逐艦6190号艦は戦艦ヴィットリオに寄港してるようで、街の雑貨屋の写真が送られて来た。お土産は何がいい?って書いてある。

 私は、キースさんの無事が一番のお土産だよって書いたら、じゃあ帰ってからデートしようって返信がきた。ともかく、キースさんの無事もこうして確認できた。


 そして、3日後。

 司令部の上は、もうすっかり秋の空。夕暮れ時で、綺麗な夕焼けが見える。

 その赤く染まった空に、灰色の船体が姿を現わす。先端に「122-2-6190」と書かれたその船は、ゆっくりと地上に降りてくる。予定よりも少し遅れて、ようやく母を乗せた船が帰ってきたのだ。

 ガシャーンという繋留ロックの音が鳴り響く。だが、この船が降りる時は、まったく揺れが起こらない。ほんとにこの艦の航海士さん、船の扱いが上手いなあ。感心する。


 そして、下の出入り口が開く。中から、大勢の人が降りてくる。その中に、フェデリコさんと母、それにキースさんもいる。

 あの悪魔との戦さがあったとは思えないほど、いつもの司令部の光景だ。カジュアルな姿の母を除けば、であるが。

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